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バラを育てるために土地を探してみました(1)

前回、バラの育種のために土地が欲しくなったという記事を書きました。

冗談半分で言っていたのですが、ネットで土地をポチポチ検索し始めるとなかなか面白いですね。

私が住んでいる場所は、栃木県の那須。
田舎なので土地はあるにはあるのですが、なかなか良い条件の土地は見つかりません。

出来るだけ安い土地が良いのですが、安さを基準として調べてみると、まず引っ掛かってくるのは地目が山林の場所。
坪単価は安いのですが、バラの育種に使おうと考えると手ごわい場所だらけでした。

まずは、こちら。

右奥の部分が売られている土地

こちらは坪1万円を切る激安の土地です。
が!売られているのは写真の右奥の部分で、思いっきり背の高い木が生えています。地目の名の通り、山ですね。
これ…、整備するのにどれだけお金がかかるんだろう。
きっと土地代と合わせたら2000万を超えるレベル(笑)
坪1万円を切っていたとしても、これは厳しいです。

次はこちら。

GoogleMapより引用

丘の上なので、整地さえできれば日当たりは良いのですが、その整地の難易度が高いです。先ほどの場所より木々は少ないのですが、奥に傾斜がついています。バラの育種がしやすいように、なるべく平地にしたいところですが、盛り土は土砂崩れの危険性があるため制限がありますし、削るにしてもやっぱりお金がかかります。
そもそも、ここは道路が未舗装の砂利道で通うのがしんどそうでした。

ということで、地目:山林は無し!

じゃぁ…次に安いのは、地目が畑や田の場所
育種をするんだから、もちろん畑は喜ばしい土地なのですが、会社員である私は、畑や田といった農地を買うのが結構難しいです。

というのは、農家以外の人間が農地を購入するためには、「3条許可」という農業委員会の許可を取る手続き(審査)が障壁となります。

この3条許可、資産保有や投機目的での農地取得を防ぎ、農業を営む人が効率的に農地を利用できるようにすることが目的ですが、まぁ会社員が趣味でやるだけでは申請が通りにくいのです。

2023年4月に規制緩和があり、「最低面積が5000平米(約1500坪)」という厳しい条件が無くなったのは幸いですが、「おおよそ年間150日以上農作業に従事すること」という条件は残っており、週末ガーデナーの私にとっては土日の休みをフルに使っても難しいところです。

一応、市町村の農業委員会によって、審査の厳しい緩いの幅はあるようで、YouTubeで育種についての動画を投稿しており、チャンネルの収益化ができていて、実際の育種も3年目に突入している私は、まだ申請が通りやすいようですが、それでも司法書士の先生との綿密な打ち合わせを経て申請を通す必要があり、数十万円の手続き費用がかかるようでした。

土地の値段と比べたら、司法書士さんに払う費用は少ないのですが、夢破れて土地を手放したい時にも、3条許可はハードルとなる(買い手が見つかりにくい)ので、おいそれと農家以外が農地を購入するのはやめた方が良いと思いました。

じゃあ、どうすればいいのか。
やっぱり、地目が宅地か雑種地の土地を探すに尽きます。

坪単価は上がってしまいますが、さすが田舎。
探せばそこそこ見つかりました。

例えば、こちら。

広くて育種畑に良さそう

若干傾斜はありますが、約180坪で600万円弱の宅地。
週末にやる畑としては十分すぎる広さと、坪3万円台なのが魅力でした。
これは良いぞと思って、実際に不動産屋さんにお話を聞きに行きましたが、まぁ売れてない理由、ありましたよね。

「水道を引き込むのに200mくらい道路を削らなければならないこと。」

えぇっ!?(笑)
奥に家建ってますけど!?と思いましたが、話を聞くと、どうやらここ一帯は数十年前に、ある会社が私設の水道を整備して売りに出した土地とのこと。

で、その会社さんは私設水道の維持管理をもう止めたいとのことで、新たに水道を引き込むためには、200m先の市道から別で水道を用意する必要があるみたいでした。
念のため、ふわっと工事代を訊いてみましたが、1000万円台の工事になるとのお話だったので、気持ちがスンッ…となってしまい、この土地は諦めました。

うーん、土地探し。
するのは楽しいですが、なかなか良い条件の場所は見つかりませんねぇ💦
けど諦めていません。

次回、まだまだ土地を探します!
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