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技術士:建設部門「0910施工計画、施工設備及び積算」選択問題Ⅲ|過去問「テーマ整理」→ R7練習問題 → 解答論文例(全12問)

◆ まえがき

★まず「目次」をすべてご覧ください

この記事は建設部門「施工計画、施工設備及び積算」選択問題Ⅲに対し、
R1~6年度の過去問全てに向き合ってみます。

過去問題に対し、1題1題向き合うのもよいのですが、
全体を俯瞰して、何をテーマとして対策を練ればよいかと考え、
この記事を書いてみます。

本記事は、最終的に「R7年度の練習問題と解答論文例」までに至ります。

なお、解答論文の添削も行っております。
添削は本記事の練習問題に限らず、
過去問題に対する解答論文でも受け付けております。👇👇👇


◆ 過去問題(R1~R6:全12題)

▶ R1:Ⅲ-1

 「公共工事の品質確保の促進に関する法律」の基本方針には、公共工事に従事する者の賃金その他の労働条件、労働環境が改善されるように配慮されなければならないと明記され、「発注者の責務」、「受注者の責務」が定められている。
 国土交通省は、これまで継続的に公共工事設計労務単価を引き上げてきているが、技能労働者の賃金は製造業と比べ未だ低い水準にあり、引き続き建設業団体に対して適切な賃金の確保等を要請している。
 一方、こうした要請を踏まえ、一般社団法人日本建設業連合会は「労務費見積り尊重宣言」を行い、一次下請企業への見積り依頼に際して、適切な労務費(労務賃金)を内訳明示した見積書の提出要請を徹底することにより、更なる賃金引き上げを実現していくとの考えを示している。
 このような背景を踏まえ、建設工事の直接的な作業を行う技能労働者について下記の問いに答えよ。
(1)技能労働者の労働条件及び労働環境の改善、それに必要な費用の確保のそれぞれに関し、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。
(2)(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)(2)で示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「技能労働者の労働条件・環境改善と適切な費用確保」です。


▶ R1:Ⅲ-2

 天然資源が極めて少ない我が国が持続可能な発展を続けていくためには、「建設リサイクル」(建設副産物の発生抑制、再資源化、再生利用及び適正処理)の取組を充実させ、廃棄物などの循環資源が有効に利用・適正処分されることで環境への負荷が少ない「循環型社会」を構築していくことが重要である。今後、社会資本の維持管理・更新時代の本格化に伴い建設副産物の質及び量の変化が想定されることなど、更なる「建設リサイクル」の推進を図っていく必要がある。
 このような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。
(1)「建設リサイクル」の推進の取組に関して、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。
(2)(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)(2)で示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは「建設リサイクルの推進」です。


▶ R2:Ⅲ-1

 我が国は人口減少局面にあることに加え、総人口に占める高齢者の割合は増加しており、他国も経験したことのない超高齢化社会を迎えようとしている。こうしたなか、全国平均に比べて早い時期から高齢化が進行している過疎地域では、今後の地域社会の維持・継続が困難になる事態が多数発生すると危惧されている。このような状況を踏まえ、施工計画・施工設備及び積算分野の技術者として、以下の問いに答えよ。
(1)過疎化が進行しつつある地域におけるインフラの維持管理・更新を実施するに当たって、多面的な観点から課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示した解決策の実施に際して生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「過疎地域におけるインフラの維持管理・更新」です。


▶ R2:Ⅲ-2

 「公共工事の品質確保の促進に関する法律」には、品質確保のために、発注者の責務として公共工事の品質確保の担い手が育成・確保されるための適正な利潤を確保することができるように予定価格を適正に定めることが、また、受注者の責務として適正な額の請負代金を定める下請契約の締結、技術者・技能者の労働条件の改善等が明記されている。
 また、一般社団法人日本建設業連合会からは、下請取引の適正化を図るため受注者である元請企業(元請負人)自らが発注者と適正な請負契約を締結することが不可欠であるとの方針が示されている。このような状況を踏まえて、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者として、以下の問いに答えよ。
(1)担い手の育成・確保のため、元請負人(受注者)が下請負人(協力会社)と契約を締結する場合、適正な利潤を確保することができる下請契約を締結する上での課題(留意点)を、多面的な観点から抽出し、その内容を観点とともに示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「適正な利潤を確保できる下請契約の締結」です。


▶ R3:Ⅲ-1

 働き方改革関連法による改正労働基準法(平成31年4月施行)に基づき、令和6年4月から建設業に時間外労働の罰則付き上限規制が適用されることとなった。また、公共工事においては週休二日対象工事の発注が拡大している。
 建設業が引き続き、社会資本の整備維持管理、災害対応、都市・地域開発、住宅建設・リフォーム等を支える役割を十分に果たしていくためには、建設業の働き方改革の取組を一層進めていく必要がある。
 このような状況下において、週休二日が前提となった多工種工事を受注した。本工事の受注者(元請負人)としての立場で、以下の問いに答えよ。
(1)本工事のすべての工事従事者の週休二日を実現するため、施工計画を策定する際に検討すべき課題を、多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じる懸念事項とそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「週休二日制の実現に向けた施工計画の策定」です。


▶ R3:Ⅲ-2

 公共工事の入札・契約では、透明性の確保、競争の公正性の確保、入札談合等の不正行為の排除、ダンピング受注の防止、不調・不落対策等の入札・契約の適正化が求められる。
 発注者においては、ダンピング受注を防止するための適切な低入札価格調査基準や最低制限価格の設定と、不調・不落対策等に対応するため適切な発注が求められている。一方、応札者は、発注者が設定する予定価格及び低入札価格調査基準等を推算し、応札している実態も指摘されている。
 このような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。
(1)公共工事が、適正な額で応札・落札されるための課題について、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者として多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題の解決策を複数示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは「公共工事の適正な応札・落札」です。


▶ R4:Ⅲ-1

 我が国は災害が起きやすい国土であり、常に災害リスクに直面してきた。これに加え、近年、豪雨災害が激甚化・頻発化するとともに、南海トラフ地震、首都直下地震や日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震といった巨大地震の発生リスクも切迫する。今後、大規模かつ広域的な災害が発生し、河川、道路、鉄道、海岸などの複数のインフラ施設が甚大な被害を受けた場合、まず被災地域の暮らしを確保するため、被災状況を踏まえて応急復旧工事を進めることになる。
 上記を踏まえ、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者として、以下の問いに答えよ。
(1)大規模・広域災害時において、応急復旧工事の実施に当たり配慮すべき課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ選択し、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「大規模・広域災害時の応急復旧工事の実施」です。


▶ R4:Ⅲ-2

 我が国は、これまでも、安全・安心の確保や持続可能な地域社会の形成、経済成長を図るためにインフラ整備を進めてきたが、引き続きこれらの目的を達成していくためには、我が国のインフラが置かれている状況や社会情勢の変化も踏まえて、必要となる社会資本の整備に取り組んでいく必要がある。
 上記を踏まえ、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者として、以下の問いに答えよ。
(1)社会資本の整備を持続的に円滑かつ適切に実行していくための、計画、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの建設生産プロセスにおける課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。ただし、ICT・DXの推進による個々の建設現場の生産性向上に関する課題は除くものとする。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは「社会資本整備の持続的な実行」です。


▶ R5:Ⅲ-1

 近年の気候変動の影響により自然災害が激甚化・頻発化している状況下において、地球温暖化対策が喫緊の課題となっている。気候変動問題が社会経済活動の持続可能性を脅かすリスクを回避するためには、施工計画、施工設備及び積算分野においても、現場の安全と環境に配慮し、工期と予算の範囲内で良質な構造物を整備することに加えて、グリーン社会の実現に向けたカーボンニュートラルへの取組が不可欠となっている。
 このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。
(1)構造物の新たな整備から供用後までの各過程におけるカーボンニュートラルへの取組を推進するに当たり、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「構造物整備におけるカーボンニュートラルへの取組」です。


▶ R5:Ⅲ-2

 建設業では、令和6年4月から改正労働基準法による時間外労働の上限規制が適用される。建設業をより魅力的なものにしていくためには、建設業に携わるすべての人が、月単位で週休2日を実現できるようにする等、週休2日の質の向上に取り組むことが重要である。このような状況を踏まえ、建設業就業者数に限りがあることや対策に費やすことができる資金の制約があることを念頭に置いて、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者として、以下の問いに答えよ。
(1)建設現場での週休2日を確保するために、多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは「建設現場での週休2日確保」です。


▶ R6:Ⅲ-1

 建設業が持続的に発展していくためには、建設工事従事者の処遇改善や働き方改革の取組を推進していくことで、新規入職を促進し、将来の担い手の確保・育成を図っていくことが不可欠である。同時に、建設業を取り巻く昨今の厳しい環境変化に的確に対応しつつ、適正な請負契約の下で円滑に建設工事が実施される環境づくりも極めて重要である。
 このような状況を踏まえ、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者としての経験と知見に基づき、以下の問いに答えよ。
(1)建設工事従事者への適切な水準の賃金支払いを進めるに当たり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を具体的に示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問で示した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「建設工事従事者への適切な水準の賃金支払い」です。


▶ R6:Ⅲ-2

 建設会社、建設コンサルタント、調査・測量会社等の建設関連企業は、自然災害が発生した直後からインフラ施設の管理者である国、自治体、民間企業等からの要請、指示、委託等を受け、インフラ機能の早期回復や被災影響の低減を図るうえで必要不可欠な役割を果たしている。今後、気候変動による災害の激甚化・頻発化が懸念されるなかで効果的に災害応急対策を実施するには、被災状況に応じて、利用可能な資源を適切に割り当てる等の調整・マネジメントを実施したうえで、適切な契約を行うことが極めて重要である。
 このような状況を踏まえ、施工計画、施工設備及び積算分野の技術者としての経験と知見に基づき、以下の問いに答えよ。
(1)災害応急対策を実施するため、インフラ施設の管理者と建設関連企業が契約を締結するに当たり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を具体的に示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会HP」より

この過去問題のテーマは
「災害応急対策におけるインフラ施設管理者と建設関連企業の契約締結」です。


◆ 各過去問題の「テーマ」を再整理

 ・R1|Ⅲ-1|技能労働者の労働条件・環境改善と適切な費用確保
 ・R1|Ⅲ-2|建設リサイクルの推進
 ・R2|Ⅲ-1|過疎地域におけるインフラの維持管理・更新
 ・R2|Ⅲ-2|適正な利潤を確保できる下請契約の締結
 ・R3|Ⅲ-1|週休二日制の実現に向けた施工計画の策定
 ・R3|Ⅲ-2|公共工事の適正な応札・落札
 ・R4|Ⅲ-1|大規模・広域災害時の応急復旧工事の実施
 ・R4|Ⅲ-2|社会資本整備の持続的な実行
 ・R5|Ⅲ-1|構造物整備におけるカーボンニュートラルへの取組
 ・R5|Ⅲ-2|建設現場での週休2日確保
 ・R6|Ⅲ-1|建設工事従事者への適切な水準の賃金支払い
 ・R6|Ⅲ-2|災害応急対策における
       インフラ施設管理者と建設関連企業の契約締結


◆ 過去問題の「カテゴリー分け」

前章に示した各過去問題の「テーマ」をもとに、
以下に示すように「カテゴリー分け」を行う。

▶ カテゴリー1:施工計画・施工管理

・R3|Ⅲ-1|週休二日制の実現に向けた施工計画の策定
・R5|Ⅲ-2| 建設現場での週休2日確保

▶ カテゴリー2:維持管理・更新

・R2|Ⅲ-1|過疎地域におけるインフラの維持管理・更新
・R4|Ⅲ-2| 社会資本整備の持続的な実行

▶ カテゴリー3:積算及び建設マネジメント

・R1|Ⅲ-1|技能労働者の労働条件・環境改善と適切な費用確保
・R2|Ⅲ-2|適正な利潤を確保できる下請契約の締結
・R3|Ⅲ-2|公共工事の適正な応札・落札
・R6|Ⅲ-1|建設工事従事者への適切な水準の賃金支払い

▶ カテゴリー4:環境・リサイクル

・R1|Ⅲ-2|建設リサイクルの推進
・R5|Ⅲ-1|構造物整備におけるカーボンニュートラルへの取組

▶ カテゴリー5:災害対応・リスク管理

・R4|Ⅲ-1|大規模・広域災害時の応急復旧工事の実施
・R6|Ⅲ-2|災害応急対策における
      インフラ施設管理者と建設関連企業の契約締結


◆ R7練習問題

前章では、各過去問題の「テーマ」を基に
「カテゴリー分け」を行いました。

ここでは、カテゴリー別にR7年度の練習問題を、2問ずつ作成します。

▶ カテゴリー1:施工計画・施工管理

 ▽ Q1-1:練習問題

 建設業界では、生産性向上が喫緊の課題となっている。特に、熟練技能者の減少や若手入職者の確保難を背景に、限られた人材で効率的な施工を実現することが求められている。このような状況下で、ICT、AI、ロボット技術、およびドローンや3Dプリンティングなどの先端技術を活用したスマートコンストラクションの導入が進められている。これらの技術は、施工の効率化や品質向上、安全性の確保などに大きな効果が期待されている。しかし、新技術の導入には初期投資や運用コスト、従来の施工方法からの転換に伴う課題も存在する。また、技術導入に伴う作業員の教育・訓練や、データセキュリティの確保など、新たな対応も必要となっている。さらに、これらの技術を効果的に活用するための施工計画の立案や、従来の管理手法の見直しも求められている。
(1)スマートコンストラクションを建設現場に導入し、生産性向上を図るにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

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Q1-1: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


 ▽ Q1-2:練習問題

 近年、建設現場の安全管理にIoT、AIに加え、エッジコンピューティングやビッグデータ解析などのデジタル技術を活用する取り組みが進んでいる。これらの技術は、リアルタイムでの危険予知や事故防止、作業員の健康管理など、多岐にわたる用途が期待されている。例えば、ウェアラブルデバイスによる作業員の体調モニタリング、AIによる危険行動の検知と警告、VR技術を用いた安全教育の高度化などが挙げられる。一方で、プライバシー保護や導入コスト、従来の安全管理手法との整合性など、検討すべき課題も多い。また、デジタル技術の導入に伴う現場作業員の受容性や、データの信頼性確保、緊急時の対応など、新たな観点からの安全管理体制の構築も必要となっている。
(1)建設現場の労働安全衛生管理にデジタル技術を導入するにあたり、限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

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Q1-2: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


▶ カテゴリー2:維持管理・更新

 ▽ Q2-1:練習問題

 我が国の社会インフラの多くが高度経済成長期に集中的に整備され、今後急速に老朽化が進行することが予想されている。このような状況下で、限られた予算と人材を効率的に活用し、インフラの安全性を確保しつつ、維持管理・更新を適切に行うことが求められている。特に、点検・診断技術の高度化、予防保全型維持管理の導入、長寿命化対策の実施など、戦略的なアプローチが必要とされている。また、膨大な数のインフラ施設を効率的に管理するためのデータベース構築や、AIを活用した劣化予測技術の開発、新素材(例:自己修復材料)や新工法(例:3Dプリンティング技術)の導入による補修・補強技術の革新なども重要な課題となっている。さらに、地域の特性や個々の施設の重要度を考慮した優先順位付けや、民間活力の導入による維持管理の効率化なども検討が必要である。
(1)高度経済成長期に整備された社会インフラの維持管理・更新を効率的かつ効果的に実施するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q2-1: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


 ▽ Q2-2:練習問題

 社会インフラの維持管理・更新において、デジタルツインの活用が注目されている。デジタルツインとは、現実世界の物理的な対象をデジタル空間上に再現し、リアルタイムデータを用いてシミュレーションや予測を行う技術である。この技術を活用することで、インフラの状態をリアルタイムで把握し、効率的な維持管理や最適な更新計画の立案が可能となる。例えば、センサーや衛星画像解析から得られるデータを基に構造物の劣化進行を予測し、最適なタイミングでの補修・補強を計画することができる。また、仮想空間上でさまざまな補修シナリオをシミュレーションし、最も効果的な手法を選択することも可能となる。しかし、その導入には技術的・経済的な課題も存在する。特に、既存インフラへのセンサー設置やデータ収集・分析システムの構築、高精度な3Dモデルの作成など、初期投資が大きいことが課題となっている。
(1)社会インフラの維持管理・更新にデジタルツイン技術を導入するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q2-2: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


▶ カテゴリー3:積算及び建設マネジメント

 ▽ Q3-1:練習問題

 建設業界では、適正な利潤の確保と品質の維持・向上の両立が課題となっている。特に、資材価格の変動や労務費の上昇、働き方改革への対応など、コスト増加要因が多様化している。一方で、発注者側も厳しい財政状況下で事業を進める必要があり、コスト縮減の要請も強い。このような状況下で、適正な積算と効果的な建設マネジメントの実施が不可欠となっている。具体的には、市場の実勢を反映した適切な積算手法の開発、リスクを考慮した予備費の設定、ライフサイクルコストを考慮した設計・施工の最適化などが求められている。また、新技術・新工法の導入による生産性向上とコスト削減の両立、適切な工期設定による働き方改革への対応、発注者と受注者の適切なリスク分担なども重要な課題となっている。さらに、国際競争力強化の観点から、グローバルスタンダードに対応した積算・マネジメント手法の導入も検討が必要である。
(1)建設プロジェクトにおいて適正な利潤を確保しつつ、高品質な成果物を提供するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q3-1: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


 ▽ Q3-2:練習問題

 建設業界におけるデジタル化の進展に伴い、BIM/CIMの活用が広がっている。BIM/CIMは設計・施工・維持管理の各段階で3次元モデルを共有・活用する手法であり、生産性向上や品質確保、コスト削減などの効果が期待されている。一方で、BIM/CIMの導入は積算や建設マネジメントの手法にも大きな変革をもたらす。従来の2次元図面をベースとした積算手法や工程管理から、3次元モデルを活用した新たな手法への移行が求められている。例えば、3次元モデルから直接数量を算出する自動積算システムの開発や、4D・5Dシミュレーションを用いた高度な工程・コスト管理の実現などが期待されている。しかし、これらの新たな手法を導入するには、ソフトウェアやハードウェアの整備、人材育成、既存の積算基準や契約方式の見直し、さらにはオープンデータの活用による効率化など、多くの課題が存在する。また、3次元モデルの詳細度と積算精度の関係、データの互換性確保、セキュリティ対策なども重要な検討事項となっている。
(1)BIM/CIMを活用した積算及び建設マネジメントを実施するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q3-2: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


▶ カテゴリー4:環境・リサイクル

 ▽ Q4-1:練習問題

 建設業界においても、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが急務となっている。特に、建設機械や資材製造過程におけるCO2排出量の削減、省エネルギー型の建築物・構造物の設計・施工、再生可能エネルギーの活用などが重要な課題となっている。また、建設廃棄物のリサイクル率向上や、環境負荷の少ない材料の使用など、循環型社会の構築に向けた取り組みも求められている。具体的には、電動・水素燃料建機の開発・導入、低炭素コンクリートの使用、木造・木質化の推進、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及などが進められている。さらに、建設発生土の有効利用、アスファルト・コンクリート塊の再資源化、建設汚泥の再生利用なども重要な課題である。一方で、これらの取り組みにはコスト増加や技術的課題も多く、経済性との両立が求められている。また、ライフサイクルアセスメント(LCA)の観点から、建設・供用・解体の全段階を通じた環境負荷低減の検討も必要となっている。
(1)建設プロジェクトにおいてカーボンニュートラルの実現と循環型社会の構築に貢献するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q4-1: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


 ▽ Q4-2:練習問題

 建設業界では、生物多様性の保全と持続可能な開発の両立が課題となっている。特に、大規模な土木工事や都市開発プロジェクトにおいては、自然環境への影響を最小限に抑えつつ、必要なインフラ整備を進めることが求められている。また、既存の生態系を活かしたグリーンインフラの導入や、環境に配慮した施工技術の開発など、新たな取り組みも注目されている。具体的には、生態系への影響評価手法の高度化、希少種の保護・移植技術の開発、および保護区域での遠隔モニタリング技術の導入、生物の移動経路(エコロジカル・コリドー)の確保、ビオトープの創出などが挙げられる。さらに、自然の機能を活用した防災・減災対策(Eco-DRR)の導入や、都市部における生物多様性の向上(都市の緑化、屋上・壁面緑化など)も重要な課題となっている。一方で、これらの取り組みには長期的な視点からの計画立案や、多様な専門家との協働、地域住民との合意形成など、従来の建設プロジェクトにはない新たな課題も存在する。
(1)建設プロジェクトにおいて生物多様性の保全と持続可能な開発を両立させるにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q4-2: 
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▶ カテゴリー5:災害対応・リスク管理

 ▽ Q5-1:練習問題

 近年、気候変動に伴い台風や豪雨、地震などの自然災害が激甚化・頻発化している。このような状況下で、建設業界には、より強靭な社会インフラの整備と、災害発生時の迅速かつ効果的な復旧・復興対応が求められている。特に、事前防災・減災対策の強化、災害時の初動対応の迅速化、被災地の早期復旧・復興支援など、総合的な災害対応能力の向上が必要とされている。具体的には、ハザードマップの高度化や、AIを活用した災害予測技術の開発、IoTセンサーによる構造物の常時監視システムの構築、デジタルツイン技術を活用したリアルタイム災害シミュレーションの実施などが進められている。また、災害発生時の迅速な状況把握のためのドローン活用や、自動運転技術を用いた無人化施工の導入、3Dプリンティング技術による応急仮設住宅の迅速な建設なども検討されている。さらに、BCP(事業継続計画)の策定・実践や、地域コミュニティと連携した防災・減災対策の推進も重要な課題となっている。一方で、これらの新技術導入や体制構築には多大なコストと時間を要するため、効果的かつ効率的な実施方法の検討が必要である。
(1)大規模・長期の建設プロジェクトにおいて効果的なリスク管理を実施するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q5-1: 
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 ▽ Q5-2:練習問題

 建設プロジェクトにおけるリスク管理の重要性が高まっている。特に、大規模・長期プロジェクトでは、自然災害リスク、技術的リスク、経済的リスク、社会的リスクなど、多様なリスクに直面する。これらのリスクを適切に特定・評価し、効果的な対策を講じることが、プロジェクトの成功には不可欠である。また、リスク情報の共有や、リスクに応じた柔軟な計画変更など、プロジェクト全体を通じた統合的なリスクマネジメントの実施が求められている。具体的には、AIやビッグデータを活用したリスク予測技術の開発、BIM/CIMを用いたリスクの可視化・シミュレーション、IoTセンサーやエッジコンピューティングによるリアルタイムリスクモニタリングなどが進められている。さらに、サプライチェーンリスクの管理や、サイバーセキュリティリスク、気候変動適応リスクへの対応など、新たなリスク要因への対策も必要となっている。一方で、これらの高度なリスク管理手法の導入には、専門知識を持つ人材の育成や、組織全体のリスク管理文化の醸成など、長期的な取り組みが必要となる。
(1)大規模・長期の建設プロジェクトにおいて効果的なリスク管理を実施するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q5-2: 
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▶ カテゴリー6:その他の分野

 ▽ Q6-1:練習問題

 建設業界における生産性向上の取り組みとして、施工設備・機械の高度化や建設ICTの導入が進められている。特に、AI・IoTを活用したスマート建機の開発、ドローンや3Dスキャナーを用いた測量・検査技術の導入、AR/VRを活用した施工管理など、先端技術の活用範囲が広がっている。これらの技術は、作業の効率化や精度向上、安全性の確保などに大きな効果をもたらすと期待されている。例えば、GPSやAIを搭載した自動運転建機による高精度施工、ウェアラブルデバイスを用いた作業員の安全管理、BIM/CIMと連携した施工進捗の自動管理、AIによる施工計画の自動生成技術などが実用化されつつある。さらに、5G通信を活用した遠隔操作や、ロボット技術による危険作業の自動化なども検討されている。一方で、これらの新技術の導入には、初期投資コストや運用・保守の課題、既存の施工プロセスとの整合性など、検討すべき点も多い。また、データセキュリティの確保や、熟練技能のデジタル化・継承など、新たな課題への対応も必要となっている。
(1)建設現場に最新の施工設備・機械や建設ICTを導入し、生産性向上を図るにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q6-1: 
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 ▽ Q6-2:練習問題

 建設プロジェクトの大規模化・複雑化に伴い、効果的な建設マネジメントの重要性が増している。特に、多数の関係者間の調整、品質・工程・コスト・安全の統合管理、リスクマネジメント、情報の一元管理など、プロジェクト全体を俯瞰した総合的なマネジメントが求められている。また、発注方式の多様化や国際化への対応、持続可能性への配慮など、建設マネジメントに求められる役割も拡大している。具体的には、BIM/CIMを活用したプロジェクト統合管理、AI・ビッグデータを用いた意思決定支援システムの導入、クラウドベースのプロジェクト管理ツールの活用、サステナビリティ評価を考慮したプロジェクト管理技術の導入などが進められている。さらに、IPD(Integrated Project Delivery)やアライアンス契約など、新たな協業モデルの導入も検討されている。一方で、これらの先進的なマネジメント手法の導入には、高度な専門知識を持つ人材の育成や、組織文化の変革、法制度の整備など、多くの課題が存在する。また、サイバーセキュリティリスクへの対応や、グローバルスタンダードとの整合性確保なども重要な検討事項となっている。
(1)大規模・複雑化する建設プロジェクトにおいて効果的な建設マネジメントを実施するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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Q6-2: 
解答例その1 | 解答例その2 | 解答例その3


◆ R7練習問題・過去問題に対する添削

前述の練習問題Q1-1~Q6-2、
または過去問題に対して添削をご希望の方は、
下記受付フォームに必要事項を登録のうえ、
送信をお願いいたします。👇👇👇

添削料金は「1問題1回につき9,900円」です。
入金方法はメール返信時にお知らせします。
入金確認後7日以内に、添削結果をお送りいたします。


🌟 R7練習問題の解答論文例 (以下、有料です)

各練習問題に対し3ケースの解答例を用意しました。

なぜなら、問い(1)で課題を3つ抽出し、問い(2)で、そのうち最重要と考える課題に対して解決策を述べるからです。

つまり、問い(2)に対する最重要課題としてどれを選択するかによって、
(2)~(4)の解答案が3種類発生することになるので、3ケースの解答論文例を用意しました。

{問い(1)で抽出する課題によって、
 問い(2)以降の解答ケースが枝葉的に増えるのですが・・・}


▶ カテゴリー1:施工計画・施工管理

 ▽ A1-1:練習問題の解答論文例1

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