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技術士『ゆっくりシリーズ風な解説』R05【0902建設部門-鋼構造及びコンクリート】問題Ⅱ-2-1:鋼構造 -問い別模範解答論文付き-


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この解説は、
R05年度「0902建設部門-鋼構造及びコンクリート」
選択問題Ⅱ-2-1
を基に構成しています。



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👇0902建設部門-鋼構造及びコンクリート|他問題の解説👇

 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R01:Ⅱ-2-1(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R01:Ⅱ-2-2(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R01:Ⅱ-2-3(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R01:Ⅱ-2-4(コンクリート)

 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R02:Ⅱ-2-1(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R02:Ⅱ-2-2(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R02:Ⅱ-2-1(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R02:Ⅱ-2-2(コンクリート)

 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R03:Ⅱ-2-1(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R03:Ⅱ-2-1(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R03:Ⅱ-2-1(複合構造物)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R03:Ⅱ-2-2(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R03:Ⅱ-2-2(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R03:Ⅱ-2-2(複合構造物)

 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R04:Ⅱ-2-1(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R04:Ⅱ-2-1(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R04:Ⅱ-2-1(複合構造物)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R04:Ⅱ-2-2(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R04:Ⅱ-2-2(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R04:Ⅱ-2-2(複合構造物)

 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R05:Ⅱ-2-1(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R05:Ⅱ-2-1(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R05:Ⅱ-2-1(複合構造物)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R05:Ⅱ-2-2(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R05:Ⅱ-2-2(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R05:Ⅱ-2-2(複合構造物)

 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R06:Ⅱ-2-1(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R06:Ⅱ-2-1(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R06:Ⅱ-2-1(複合構造物)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R06:Ⅱ-2-2(鋼構造)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R06:Ⅱ-2-2(コンクリート)
 0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R06:Ⅱ-2-2(複合構造物)



👩‍🎓👧魔理沙と霊夢が自己紹介


👩‍🎓魔理沙:
よお! みんな、待たせたな! 私こそが、建設部門「鋼構造及びコンクリート」の技術士にして、この分野の解説では右に出る者はいないと自負する、魔理沙だぜ! どんな難解な専門知識も、この私にかかれば、まるで美味しいきのこ鍋のように分かりやすく解説してやるんだ! 期待してくれていいのである!


👧霊夢:
わぁ、魔理沙、今日もとっても頼もしいわね! 私は霊夢よ。えっと、鉄筋がどうしてコンクリートの中に入っているのかしら?とか、橋はどうしてあんなに長くて頑丈なのかしら?とか、いつも不思議に思っているの。魔理沙の説明はとっても分かりやすいから、今日も色々教えてほしいわ!


👩‍🎓魔理沙:
フッ、霊夢のその素直な疑問、大好物だぜ! 鋼とコンクリートの奥深き世界、この魔理沙様がバッチリとエスコートしてやるからな! 迷子の心配はないんだぜ!


👧霊夢:
うふふ、ありがとう魔理沙! 今日もよろしくお願いするわね!


👩‍🎓魔理沙:
おう! それじゃあ、早速始めるか!


👧霊夢:
それじゃあ皆さん!


👩‍🎓魔理沙・👧霊夢:
ゆっくりしていってね!


📝R05「0902建設部門-鋼構造及びコンクリート」問題Ⅱ-2-1


 近年、想定を超える自然災害により、インフラ構造物に被害が生じる事例が増加している。今後、新設構造物の設計、既設構造物の補強設計、施工計画等を行う際に、設計荷重を超える自然現象の外力(超過外力)が作用したとしても、損傷を制御し、構造物として必要な性能を確保するために、冗長性の確保や災害後の復旧性に配慮することが求められる。あなたが鋼構造物及びコンクリート構造物を担当する技術者として業務を行うに当たり、下記の内容について記述せよ。
(1)対象とする構造物と自然災害を設定し、超過外力に対する冗長性の確保や災害後の復旧性を考慮した調査、構造検討すべき事項とその技術的内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

「日本技術士会」HP


❓問題文の前提とは


👧霊夢:
魔理沙、さっきの試験問題、なんだか難しそうな言葉が並んでいたわね。「近年、想定を超える自然災害により…」って書いてあったけど、これってどういうことかしら?


👩‍🎓魔理沙:
おう、霊夢、いいところに目を付けたな!そこがこの問題の大前提なんだぜ。まずは、この前提文を分解して、何が書かれているか見ていこうじゃないか!


[1] 🌪️ 昔よりヤバい?最近の災害とインフラのピンチ!

👧霊夢:
最近、ニュースで大きな台風とか地震の被害をよく見る気がするわ…。あれって、昔よりもひどくなっているのかしら?


👩‍🎓魔理沙:
その通りなんだ、霊夢。問題文の冒頭にある「近年、想定を超える自然災害により、インフラ構造物に被害が生じる事例が増加している」ってのは、まさにそのことを指しているんだぜ。


👧霊夢:
インフラ構造物って、なぁに?


👩‍🎓魔理沙:
良い質問だな、霊夢! インフラ構造物ってのは、私たちの生活や経済活動を支えるための基本的な施設のことだ。例えば、道路、橋、トンネル、ダム、港、上下水道なんかがそうだな。これがないと、みんな困っちまうだろ?


👧霊夢:
なるほど! 私たちが毎日使っている橋とか道路もインフラ構造物なのね! それが、想定を超える自然災害で被害を受けているってこと?


👩‍🎓魔理沙:
そうだぜ。昔の設計で「これくらいの台風なら大丈夫だろう」「これくらいの地震なら耐えられるはずだ」と考えていたレベルを、はるかに超えるような強力な自然災害が、最近は頻繁に起こるようになっちまったんだ。その結果、大切なインフラ構造物が壊れたり、使えなくなったりする事例が増えているってわけだ。まさにピンチなのである!


[2] 🛡️ 想定外の力にも負けない!未来のインフラに必要な「備え」とは?

👧霊夢:
わぁ…大変なことになっているのね。じゃあ、これから新しい橋を作ったり、古い橋を直したりするときは、もっともっと頑丈に作らないといけないのかしら?


👩‍🎓魔理沙:
その通り! 問題文の続きには、「今後、新設構造物の設計、既設構造物の補強設計、施工計画等を行う際に、設計荷重を超える自然現象の外力(超過外力)が作用したとしても、損傷を制御し、構造物として必要な性能を確保する」って書いてあるだろ?


👧霊夢:
うーん…言葉が難しいわ。「設計荷重」とか「超過外力」ってなぁに?


👩‍🎓魔理沙:
よし、そこを解説するぜ!
まず「設計荷重」ってのは、構造物を作る時に「これくらいの力(例えば、車の重さや風の力、地震の力など)がかかるだろうから、それに耐えられるように設計しましょうね」っていう、あらかじめ想定している力のことなんだ。


👧霊夢:
ふむふむ。じゃあ、「超過外力」はその反対かしら?


👩‍🎓魔理沙:
その通り! 察しがいいな、霊夢! 「超過外力」ってのは、その「設計荷重」、つまり設計の時に想定していた力を超えちまうような、とんでもなく大きな自然現象の力のことだ。さっき話した「想定を超える自然災害」によって発生する力、と言い換えてもいいな。


👧霊夢:
なるほど! 設計で考えていたよりも、ずーっと強い力がかかっちゃうってことね! それでも「損傷を制御」して「必要な性能を確保」するって…どういうことかしら? 完全に壊れないようにするってこと?


👩‍🎓魔理沙:
半分正解だぜ。完全に無傷でいろ、というわけではないんだ。超過外力が作用した場合でも、致命的な壊れ方はしないように被害の広がりを抑え(これが「損傷を制御」)、例えば橋なら「完全に通行止めにはならず、緊急車両だけでも通れる」とか、最低限の機能は果たせるようにする(これが「必要な性能を確保」)ってことなんだ。つまり、最悪の事態は避けて、なんとか持ちこたえるってイメージだな。


[3] 🛠️ 壊れにくく、治しやすい!「冗長性」と「復旧性」ってなぁに?

👧霊夢:
なんとか持ちこたえる…そのために、何か特別な考え方が必要なのかしら? 問題文の最後に「冗長性の確保災害後の復旧性に配慮することが求められる」ってあるけど、これも関係あるのかしら?


👩‍🎓魔理沙:
ビンゴだぜ、霊夢! その「冗長性(じょうちょうせい)」と「復旧性(ふっきゅうせい)」こそが、超過外力に立ち向かうための超重要なキーワードなんだ!


👧霊夢:
じょ、じょうちょうせい…? ふっきゅうせい…? なんだか難しそうね…。


👩‍🎓魔理沙:
大丈夫だ、分かりやすく説明してやるぜ!
まず「冗長性」ってのは、簡単に言うと「一部がダメになっても、全体としてはすぐにダメにならないように、予備の力や部材を持たせておく」ってことだ。例えば、橋を支える柱が何本かあって、そのうちの1本が少しダメージを受けても、他の柱が頑張って橋全体が崩れ落ちるのを防ぐ、みたいな感じだな。一つのルートがダメになっても、別のルートがあるようなイメージだぜ。


👧霊夢:
へぇー!バックアップがあるみたいな感じかしら?


👩‍🎓魔理沙:
そうだ! まさにそんな感じだ。一つの部材に頼りっきりじゃなくて、複数の部材で力を分担したり、ある部材が壊れても力の流れが変わって別の部材で支えられるようにしたりするんだ。これが「冗長性の確保」である。


👧霊夢:
なるほど!じゃあ、「復旧性」は?


👩‍🎓魔理沙:
復旧性」ってのは、「もし万が一、構造物が被害を受けちまったとしても、できるだけ早く、そして簡単に元の状態に戻せるように工夫しておく」ってことだ。例えば、壊れた部品だけを簡単に交換できるような設計にしておくとか、被害状況をすぐに把握できるようにしておくとかだな。


👧霊夢:
壊れちゃった後のことも考えておくのね! 早く直せれば、みんなが困る時間も短くなるものね!


👩‍🎓魔理沙:
その通りだぜ! 壊れにくくする「冗長性」と、壊れても治しやすくする「復旧性」。この二つにしっかり配慮して、鋼構造物(鉄でできた橋とか)やコンクリート構造物(コンクリートでできたダムとか)の設計や工事を進めていくのが、これからの技術者に求められていることなんだ。


👧霊夢:
つまり、この問題は「もしスゴイ災害が来ても、橋とかがなるべく壊れないように、そしてもし壊れても早く直せるように、技術者としてどういうことを考えて、どういう風に仕事を進めていくか説明してね!」ってことなのね!


👩‍🎓魔理沙:
その通りだぜ、霊夢! 完璧な理解だ! この前提をしっかり頭に入れて、次の設問(1)から(3)に答えていく必要があるんだ。


✅(1)地震に負けない橋を造るぞ!冗長性と復旧性の具体策とは?


👧霊夢:
魔理沙、問題文の(1)には「対象とする構造物と自然災害を設定し、超過外力に対する冗長性の確保や災害後の復旧性を考慮した調査、構造検討すべき事項とその技術的内容について説明せよ」って書いてあるわね。これって、具体的にどんなことを書けばいいのかしら? 私、全然イメージが湧かないわ…。


👩‍🎓魔理沙:
おう、霊夢、そこがこの問題の最初のキモだな! まずは「どんな建物や橋を、どんな災害から守るのか」を自分で決める必要があるんだ。そして、その上で「どうやって壊れにくくして(冗長性)、もし壊れてもどうやって早く直せるようにするか(復旧性)」を具体的に説明していくんだぜ!

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