総監技術士的日記 ♯136|全国のほとんどの地域で梅雨入り
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📚 本日のテーマ
「the japan times」から、下記の記事を本日のテーマとします。
【全国のほとんどの地域で梅雨入り】
気象庁は火曜日(6月10日)、関東甲信地方と北陸地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表し、これにより全国のほとんどの地域で長く続く雨の季節が始まったことになる。
この発表は、月曜日の東海、近畿、中国地方の梅雨入り発表に続くものだ。同庁によると、九州北部と四国地方は日曜日に梅雨入りし、一方で沖縄は同日に梅雨明けしたとのことです。九州南部の梅雨入りは5月16日と、例年よりかなり早かった。
梅雨前線は本州上空に停滞し、西日本と東日本の両方で繰り返し雨を降らせると予想されている。水曜日にかけては特に前線の活動が活発な状態が続くとみられ、関東甲信や北陸を含む地域で大雨となる可能性がある。西日本では、特に猛烈な豪雨となる危険性が高まっている。
水曜日以降、前線は一時的に弱まる可能性があるが、予報では土曜日ごろに再び活動が活発化し、東北地方も梅雨入りする可能性が高いとみられている。
火曜日の朝、九州北部では特に激しい雨が降り、気象庁は同日中に線状降水帯が発生する可能性があるとして警戒を呼びかけた。
水曜日午前6時までの24時間雨量は、九州北部で最大180ミリ、近畿地方で150ミリ、中国地方と九州南部で120ミリと予想されている。
水曜日午前6時から木曜日午前6時までの間には、九州北部で最大60ミリの雨が予想されている。
梅雨が本格化する中、当局は住民に対し、土砂災害や河川の増水・氾濫、アンダーパス(地下道)などの低い土地の浸水に引き続き警戒するよう呼びかけている。また、大雨が降り始める前に、非常用持ち出し袋の準備、浸水しやすい場所を避けた複数の避難経路の確認、側溝や排水溝のゴミを取り除いておくなど、危険を減らすための対策を推奨している。
このテーマに対し、技術士「総合技術監理的視点」から、
全体最適化の途を探ってみます。
📚 5つの管理の観点からの「問題点」
❓「1. 経済性管理」の問題点
豪雨による交通網の寸断で物流が停止し、工場での生産や店舗での販売に影響が出ることで、企業活動に大きな経済的損失をもたらす可能性がある。
❓「2.人的資源管理」の問題点
大雨による公共交通機関の計画運休や道路の冠水によって、従業員が職場へ安全に出勤することが困難になり、従業員の安全確保と事業の継続をどう両立させるかという課題が生じる。
❓「3. 情報管理」の問題点
気象庁や自治体から発信される大雨や避難に関する情報が、住民一人ひとりに対して、その危険性を自分事として捉えさせ、具体的な避難行動を促す形で十分に伝わっていない可能性がある。
❓「4. 安全管理」の問題点
行政から繰り返し警戒が呼びかけられても、「自分だけは大丈夫」といった個人の思い込みや正常性バイアスによって危険を軽視してしまい、逃げ遅れるといった人命に関わる事態を招く危険性がある。
❓「5. 社会環境管理」の問題点
記事にある線状降水帯の発生や豪雨の激甚化は、気候変動の影響が背景にある。
これに対し、従来のインフラ対策だけでは限界があり、浸水想定区域を示すハザードマップの周知や、個人の備えといったソフト対策を組み合わせた都市型水害対策が求められるが、社会全体の対応がまだ不十分である。
📚 部分最適化|5つの管理に対する「解決策」
🔎「1. 経済性管理」の解決策
企業は、豪雨で主要な道路が使えなくなる事態を想定し、代替の輸送ルートや部品の保管場所を複数確保しておく計画を事前に策定しておくべきである。
これにより、物流が途絶えても事業を継続でき、経済的損失を最小限に抑えることが可能となる。
🔎「2. 人的資源管理」の解決策
企業は、大雨警報などが発令された場合に、従業員が出社せずに自宅で業務を行えるテレワーク制度を整備し、柔軟に運用すべきである。
これにより、従業員の安全を確保しつつ、事業の停滞を防ぐことが可能となる。
🔎「3. 情報管理」の解決策
スマートフォンの位置情報を活用し、利用者が今いる場所や登録した自宅の危険度を地図上で視覚的に示し、「あなたのいる場所は1時間後に浸水する危険があります」といった、個人に最適化された具体的な警告メッセージを直接配信する仕組みを導入すべきである。
🔎「4. 安全管理」の解決策
自治体や地域コミュニティが主体となり、浸水や土砂災害の危険が迫った状況をリアルに想定した避難訓練を繰り返し実施すべきである。
これにより、住民が避難を「特別なこと」ではなく「当たり前の行動」と認識するようになり、「自分は大丈夫」という思い込みをなくし、迅速な避難行動を促すことができる。
🔎「5. 社会環境管理」の解決策
気候変動適応法に基づき、これからの豪雨災害に備えるための都市型水害対策を強化すべきである。
具体的には、雨水を一時的に貯留する施設の整備といったハード対策に加え、ハザードマップを教育現場で活用し、住民一人ひとりが自らのリスクを理解するソフト対策を推進することが重要である。
これにより、社会全体の災害対応力であるレジリエンスを高めることができる。
📚 トレードオフ|各解決策の矛盾
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