【あらすじ・感想】月まで三キロ 伊与原新
6編の短編小説が収録された一冊。
この本の特徴を一言で言うと
「科学と人」
どの話でも、地質学や天文学、素粒子など
科学の世界での専門的な話題がテーマにされており
知らない世界の扉を開いてくれる。
著者である伊与原新さんは理系大学の出身。
専門家の知識を含め、わかりやすく説明されており
難しい内容でもスッと読みやすいのが魅力的な一冊。
また、科学的な話だけでなく
人と人の微妙な関係性や心に抱えた闇など
主人公たちの成長の様子が緻密に描かれていて
読んでいるとなんだか元気が出てくる。
「そうだ、私も頑張ろう」
そう思える瞬間を感じることができる。
今まで知ることのなかった科学の世界。
難しいけど、ちょっと触れてみたい。
そんな人におススメな一冊。
