2歳児がくれた「ありがとう」ーーその言葉が、心に灯った
やさしい言葉って、
こんなふうに人の胸にじんわり届く
私は日々、
保育園で2歳児クラスのこどもたちと
過ごしています。
そんな中で、
私が大切にしている言葉があります。
それは、「ありがとう」です。
「やってもらって当たり前」じゃなくて
保育の仕事はチームで動くことが多く、
職員同士で協力し合う場面がたくさんあります。
そんな中で、私はどんな小さなことにも
「ありがとうございます」
と言うようにしています。
お手伝いしてもらったとき、
ちょっとした声かけをもらったとき、
何かを取ってもらったとき。
「やってもらって当たり前」と思わずに、
ちゃんと「ありがとう」を伝えること。
それは、お互いの気持ちを守るために、
とても大切だと感じています。
こどもたちにも、「ありがとう」を
そして、こどもたちにも同じように、
何かをしてくれたときに
「ありがとう」と伝えるようにしています。
お片づけをしてくれたら
「片づけてくれてありがとう、助かる~!」
教えてくれたときも
「教えてくれてありがとう、うれしい♪」
そう声をかけていくと、
少しずつこどもたちの中にも、
その言葉が根づいていきました。
ある日ふと気づいたこと
こどもたちがこんなやりとりをしていました。
AちゃんがBくんに「ありがとう」と言うと、
Bくんが「いいえ~」と返していたのです。
まるで私がよく言っている
「ありがとう」
「どういたしまして」のやりとりを、
そのままこどもたちが再現しているようで、
思わず微笑んでしまいました。
言葉は、まわりから自然に伝わっていく
私は、「ナイスだね!」と思うとき
こどもに向かって目を合わせて
グーサイン (親指を立てて)
を出します。
すると、最近ではこどもたち同士でも、
良いことがあると目を合わせて
グーサインを送り合っている姿を
見かけるようになりました。
それを見たとき
「あぁ、やっぱりこどもってちゃんと見ているんだな」
と嬉しくなりました。
最後に
ありがとう、ナイス、助かったよ。
言葉って、ただの"やりとり"ではなく、
人と人をつなぐ、
あたたかな糸だと思います。
こどもたちにとって、
何気ない日常の中で
「ありがとう」をたくさん受け取り、
そして誰かに渡していける環境を
これからも作っていきたいです。
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