説明力
説明力が高い人は信頼される。
信頼される… それは、たとえ初対面であったとしても、相手がこちらの説明に期待を寄せてくれて、その説明を信じてくれる確率を高めることができるということだ。
「説明力」という言葉を使ったが、ボクはここでは「何かのアイディアや意見などを、相手にわかりやすく、的確に説明ができる能力」のことを「説明力」という呼び方をしている。当然、その説明を相手に納得してもらわなければ説明をする意味がないので「説明力」は「説得力」と連動したものとなる。
つまり「説明」が目指しているところは、こちらから提示したアイディアや意見を、相手に理解や納得をしてもらって、こちらの意図する行動を取ってもらえるよう促すことだ。
説明力の高い人は共感力が高い。
わかりやすい説明をするために、まず重要なのは相手の知識レベルを知ることだ。それはマウントを取るためではない。相手の知識レベルに合わせたワードチョイスをするためだ。その分野の知識レベルの高い人には専門用語を多用すればいいが、そうでない人にはできるだけ一般的なワードを使うべきだ。
そして、なにかに例えることも効果的だ。
ただし、相手が知っていそうなジャンルに例えよう。例え話は、こちらのフィールドから突然相手の得意なフィールドに遷移するからこそ、その効果を最大限に発揮するのだ。
説明は論理的であるべきだが、あまり論理的であることを意識しすぎるのは良くない。説明が対話で進められる前提である以上、相手はロジックよりもストーリーに惹き付けられるだろう。つまり、その説明に自分の感情を盛り込むのだ。
その意見に至った背景はなんなのか。
そのアイディアが生まれたきっかけは。
どんなことに困って、どんなことに悩んだのか。
…まずはこちらから開示しよう。
そうすると、相手も感情を開示してくれるだろう。
感情が動くと、そこに共感が生まれる。
共感が生まれると、それが行動につながるのだ。
