【気がつけば女一人旅】 九州・四国編 その31 竹瓦温泉の砂湯
こんにちは。今夜は3年ぶりの皆既月食だそうです。しかし、こちら金沢の空は残念ながら全体的に曇っています。
3年前の月食のことはよく覚えています。この日は晴れていて、残業を終えて19時半頃に外へ出たら、月が欠けているのがよく見えました。
それでは、九州旅行9日目の続きをどうぞ。
前回はこちら。
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美味しいラーメンとチャーハン、そして楽しい会話でエネルギーをチャージした後はすっかり元気になって、再び別府の街を歩き始めました。
しかし、ラーメン屋の奥さんが「暑いから気をつけてね」と気遣ってくださったとおり、本当に日差しがまだまだ強い。あまりに暑さが厳しかったので、適度にアーケード街を歩いたり、お店に入ったりして直射日光を避けるようにして午後を過ごしました。
アーケード街というのは、雨風を凌ぐためのものかと思っていましたが、もしかしたら強い太陽光を遮る役割もあるのかもしれません。
別府の目抜き通りです。

まっすぐ奥へ進むと、JRの別府駅。この写真を撮っている時の背中側には、別府湾があります。
歩き疲れるとカジュアルなお茶屋さんへ入り、温かいお抹茶を飲みながら、スマホで今夜の宿を予約しました。時間は17時半頃。それすら決めてなかったんですね〜(笑)。今回は温泉付きだけれど、ホテルではなく日本旅館にしました。その方がゆっくりできそう。
その後は、お土産屋の店員さんが「あそこなら観光客もそんなに多くないと思うし、雰囲気があっていいよ」とお勧めしていた地元の温泉へ向かいました。
Googleマップを見ながら場所を探します。「この建物かな?」と思うところまで来ましたが、扉らしきものか見えません。今日はお休みなのでしょうか。
その手前の階段でタバコ休憩している若い男性に訊いてみました。すると、「やってますよ〜。俺、ここで働いてるから。入口はあっち。案内しますよ」と言ってくれたので、ついていきます。
角を曲がると、こんなに趣のある正面玄関がありました。竹瓦温泉です。時期的にちょうど七夕飾りがありました。

温泉の場所と時間を確認したところで、急いで今夜の宿にチェックイン。荷物を置いてすぐに竹瓦温泉へ戻ります。この宿は温泉から近いうえに、フロントの方が「タオルは外のお風呂に持っていってもいいですよ。替えのタオルはいくらでもありますから、どうぞご自由にお使いください」と言ってくださったので、とても助かりました。
竹瓦温泉では、思い切って人生初の砂湯に挑戦!

休憩スペースで「砂湯の入り方」を読みながら、係の方に呼ばれるまで待ちます。

砂湯専用の脱衣所では、身に着けていた服は下着も含めて全部脱ぎ、専用の浴衣に着替えます。
こちらが砂湯の場所。

空間が2つに分けられていて、この写真の奥が温泉水で砂を温めているところ。その温泉水を抜いて砂だけになったところが手前の部分。ここに横たわります。ここでは男女関係なく同じスペースに並びます。
担当の女性の指示に従って、暖かい砂の上に寝転がると、女性が温泉水で温められた砂を手際よく顔以外にかけていきます。
心の中の第一声は「うおっっ!」でした(笑)。砂はどっしりと重いんです! そして熱い。うーん、「熱い」と「暖かい」の中間ぐらいかな。
「砂湯の入り方」に載っていた、右上の写真のように、顔以外は全て砂に埋まった状態で約15分。
お客さんは私の他に5名ほどいましたが、みんな無言(笑)。担当の女性が「途中で苦しくなったら言ってくださいね」と声をかけてくれました。
確かにこれは、入口に書いてあったとおり、持病のある方は控えた方が良さそうです。通常の温泉よりも体力が要ります。砂は想像していたより重かったけれども、私はそのまま目を閉じてリラックス。15分が経過し、女性が砂をどけてくれると、体が軽くなったように感じました。それぐらい、たっぷり汗をかいた気がします!
体に付いた砂を洗い流して、元の服に着替えた後は、通常の温泉に入ることもできます。その浴室へ行くと、先ほどの砂湯で隣りになったフランス人女性もやってきました。彼女は妹さんと2人で福岡空港を経由し、いくつかの街を訪れながらここまでやってきたのだそうです。
どんなふうに旅行しているのかと訊くと、なんとレンタカーを利用しているのだそう。「もちろん事前に交通ルール等は勉強しました。フランスとは左右が逆なので」とも言っていました。
日本語は話せないようですから、当然ながら読むこともできないと思います。今時はナビがあるとはいうものの、外国でハンドルを握って旅行するのは勇気が要りますよね。
すごいなぁ。そのチャレンジ精神、私も見習おう!
そのフランス人女性としばらく話をしました。今夜は、駅から少し離れた民宿のようなところに妹さんと2人で泊まるそうです。畳の部屋に敷かれたお布団の動画を嬉しそうに見せてくれました。外国の人は、こういうことに感動するんですね。私から見ると、田舎のおばあちゃん家という感じでしたが(笑)。
事前にちゃんと予習をしたうえで、自由に旅行を楽しんでいる姿に好感を持ちました。
外へ出ると既に日が落ちていましたが、夜に見る温泉の外観も風情があって良かったです。

このお風呂屋さんでは、若い人たちがたくさん働いていました。皆さん、気さくで優しかったです。どうもありがとう。
お風呂上がりに閉店間際のショッピングモールへ駆け込み、そこで買った「かぼすサイダー」をグビッと飲みました。大分名物のかぼすは美味しいです! 奥に見える青いのは別府タワー。

飲み物を片手に、ぶらぶらと別府タワーまで歩いてみました。

じっとりと蒸し暑い空気はもう夏です。心地よい疲労感に包まれて、近くの宿へ戻りました。
(続きます)
