【気がつけば女一人旅】 九州・四国編 その30 別府温泉2日目
こんにちは。目に見えて夕暮れが早くなりました。あんなに「こんな暑さは早く終わってほしい」と思っていたのに、夏が終わりになると、少し寂しくなりますね。
それでは、九州旅行の続きをどうぞ。今日から9日目です。
前回はこちら。
・・・・・・・・・
《9日目》
昨日は、夕方にバスで鉄輪温泉から別府温泉へ戻り、駅前のスーパーで夕飯用に好きなものを買って、その後はホテルの部屋でゴロゴロしようと思っていました。だって、泊まるホテルはもちろん温泉付きですから。
駅からそう遠くないホテルにチェックインした後は、スーパーで買ったお惣菜を部屋で食べて休憩し、部屋にあった下駄に履き替えてルンルンしながら別館の温泉へ向かいます。
ところが、です。温泉でのんびりどころではなかったのです。
別館の最上階にある大浴場へ行くと、人がいっぱい。その人たちを振る舞いを見ると、どうやら日本人ではなさそうです。聞こえてくる言葉に耳を傾けていると、どうやら韓国から来た団体さんのようでしたでした。
断っておきますが、私は反外国人派ではありません。どちらかというと、国際化推進派です。でもこの時の惨状は、とても受け入れがたいものでした。
大浴場は、まるで戦場のよう。脱衣所の床はべちゃべちゃ、脱衣場からお風呂場への扉は開けっぱなし、内風呂から露天風呂への扉も開けっぱなし、ロッカーの扉を開ける際にぶつかっても無言…
もう絶句です。いや、きっと一人一人は悪い人たちではないんだと思います。ただ、温泉のマナーを知らないだけなのでしょう。韓国ではお湯に浸かる文化がないと聞いたことがあります。
やんわり注意しようかと思いましたが、次から次へとやってくる人数にもう圧倒されて、誰に声をかけてよいのかわからず、結局は諦めて、おとなしく湯船の隅っこに浸かっていました。
もちろん、観光なので楽しんでほしいとは思います。私も外国に行ったら楽しみたいですから。でもやはり、行き先のマナーを知ることは大事ですよね。こういう団体ツアーの場合は、引率するガイドさんがそういったルールを周知させていくべきなのではないでしょうか。ただ観光客を連れてくるだけではなく。

お風呂上がり用に楽しみに買っておいたメロンサワーも、なんとなく微妙な味わい。いえ、ジュース自体は美味しかったんですけど、気持ちが…
・・・・・・・・・
なんだかもう嫌になってしまって、今朝は、どこか他のところへ行こうかと考えたくらいです。
せっかく別府に来たのに温泉でくつろげないのは残念。かと言って、そういう体験をしないまま去っていくのも残念なので、決めかねていました。
明日以降の予定についても迷っているところです。今日ここでもう1泊すれば、土日のみ催行される、国東半島行きのバスツアーに参加できます。友人のお父さんがその地方のご出身ということで、数日前からグループLINEで話題に上がっていました。
金沢から九州まではるばるやってきたのだから、そのツアーにも参加してみたいけど、今日もこのインバウンド観光客で溢れた別府に滞在するのは、なんだか気が重い。結局、午前中はスマホで検索したり、ああでもないこうでもないと観光案内所でいろいろ考えながらウダウダしてしまいました。
せっかく知らない土地を観に来たのに、何やってるんだろう、私。時間がもったいない。もうとっくにお昼を過ぎてしまいました。
こんなことじゃダメだ〜。でも、お腹は空いた(笑)。そういえば朝ご飯は、カフェオレとアンパンのみでした。よし、とりあえず何かしっかり食べてから考えよう。そう思って、遅いお昼ご飯を食べに行くことにしました。
お昼のピークをすでに過ぎていたので、その時間でも開いているお店を検索。駅から5分ほど歩いて辿り着いたのは、こちらのお店です。

昔からあるようなラーメン屋さんで、お店の前にはガラスケースの中に商品のサンプルもありました。ドキドキしながら中へ入ると、お一人様らしいお客さんが2名ほど。

お腹がペコペコだったので、ラーメンとチャーハンのサービスセットを注文しました。これで750円は太っ腹!

完食〜! 「えっ、なんだかんだ言って、元気じゃん!」とツッコミが聞こえてきそうです(笑)。はい、冷えていた胃腸の調子は良くなったようです。
お腹がいっぱいになって元気が出たので、お会計の時、奥さんにちょっと話しかけてみました。私が石川から来た旨を話すと、奥さんはびっくりした顔で、奥にいたご主人を呼びに行きました。なんと、ご主人は大学の4年間を富山で過ごしたそうです。私は富山で育ったので、話が急に盛り上がってしまいました。
ちょうど他にお客さんもいなかったため、気づいたら3人で1時間も喋っていました! 北陸と九州の気候や景色の違い。九州の山は緑色で優しいけど、北陸、特に富山で見える立山は青く雄々しいこと。北陸の冬は雪は重くて、雪かきが大変なこと。そして、オーバーツーリズムの話など。
楽しかったな〜。最初は無口そうに見えた旦那さんも、学生時代の思い出をたくさん語ってくれました。それを聞いて、奥さんが「私も冬の北陸に行きたい。ねえ、連れてって〜!」と目を輝かせながら何度も旦那さんに甘えていたのが印象的でした。
冬の北陸は、労力を要しますけどね〜。基本、長靴ですし(笑)。
新しいお客さんがお店に入ってきたタイミングで話を切り上げて失礼しました。美味しいご飯と楽しい会話で、再び歩き出す元気が出ました。
どうもありがとう!
(続きます)
