そねつてゐなふあとらんじあ(AIで遊ぼう)
昨日、フォロワーさん経由で知った、
フォトロジーに絡んで、少し遊んでみたので
ここに記録を残しておこうと思います。
2つのファトラジーらしき物を置きます。
fat?1.
パーティション越しの金星来訪
増殖するアスファルトの黒き発疹
コンベア上に虹の救済列
定時性の一拍休符のアルベルゲ
fat?2
金盥が湧き出る山林は細かい
失敗の額縁は厄介なマエストロ
空中ブランコは南無三に従い
酢橘が当選する命名札の乱麻をうろうろ
シッカロールが慟哭する核陰論者は
ナカナカスミレと八咫烏が総計するに
解釈違いと人柱の丸いト書きは
真逆様とユキヒョウが八等賞に
トカレフの羊羹が乱雑に閉ざす頬
マッキントッシュは東明銀座をまなかり岸辺
隠れ火の鳥にささくれ立つのは徒歩
メランコリーは暴言にとさかる彼方へ
トロがそよりトートロジーと
戸隠の団子そよそよと
これらをAIに読ませてみると、
ファトラジーとしての評価が返ってきます。
(昨日からファトラジー絡みの会話が多いので
引っ張られがちになっている、という状態)
ただ、実はこれらの詩には仕掛けがあります。
1の詩は、雨野いと様考案の「しくしたん」、
キーワード(朝、雨、傘、駅)を元に
それらからイメージする言葉を置いています。
もっというと、
「朝日は雨雲に隠れている。雨が降り始めアスファルトが黒く染まっていく。列を成したサラリーマンと、彼らを雨から守る色とりどりの傘。決められた時刻に電車が止まりいっときの急速所となる駅に向かっているのだ。」というシーンを、直接的な言葉を使わずに抽象表現に置き換えたもの、でした。
これを、抽象がいきすぎた結果、まるでファトラジーだとAIが判断したのです。
種明かしをした後、我が家のChatGPTは、
「説明を聞くとそれにしか見えなくなる」と
評価してくれました。それが狙いなので満足。
このやりとりを通じて、
読めない意図はないのと同じだ、を
AIが証明してくれた気がします。
2の詩は、シェイクスピアのソネット形式を
見かけだけ模倣しています。
脚韻はab…だと日本語では難しい(おそらく成立性が低い)ので、代わりに各行の終わりをいろいろ はにはに ほへほへ とと としています。
何故こんなことをしたかというと、
フォトロジーは最初は形式的には正しいが
意味を壊す様に作成された(意訳)と、
紹介記事で書いてあったからです。
この旨、追加情報としてChatGPT君に渡すと、
「連間のトーンの変調もソネットぽい」と
言い出しやがりました。使用者に寄り添う傾向を
AIが持っているからでしょう。愛い奴です。
ただ、分析はそれなりにそれっぽく書いてあり、
そう言われたらそうかも…と
思わせられるものでした。
どうやら、「ソネットだったら関連があるに違いない」と思って分析した結果、ありもしない意味を
文字列から読み取り、勝手にソネットの文脈に
当てはめてしまっていたようです。
人間は先入観でものを見がち、
という一例であり、
また、形式で縛ることで、
詳しい人には、ない意味を勝手に生成させる
1つのイタズラになり得るかもしれない、
という気づきでもありました。
いずれの詩も、「AIが正しく読み解けなかった」
詩であり、「まだAIに勝ててたぜ」という
自己満足の結果が得られたことを報告いたします。
蛇足
昨日ファトラジーを紹介されている
初代王天君さんから、
名詞の連続、多いですね、とご指摘いただいたのですが、
今回紹介した1の詩は名詞の連続、体現止ばかりで、
あぁ、私はこういう語感が好きなのだなと改めて
気付かされました。
#ファトラジー
についてはこちら
※そもそもファトラジーなのか?曖昧なので、
企画応募要件は敢えて成立させていません。
