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旅は、満足したら終わりでいい。

今回の山形ひとり旅。
1泊したので、2日目の時間は少し余裕があって・・・
本当は、もう少し観光する予定でした。

山形城址も行けたし、
美術館にも寄れたし、
郷土館だって徒歩圏内だった。

時間はあったんですよね。

でも、文翔館を歩き終えた頃。
ふと、
「もう十分楽しんだな。」
と思ったんです。

だから、帰りの新幹線を一本早めて帰ることにしました。

「せっかく来たんだから。」
そう考えれば、もっと予定を詰め込むこともできたはずだけど、「もう、いいかな〜」って思えたのです。


私が泊まりで旅に出る理由って
その土地のごはんや日本酒が楽しみだったりします。

でも、本当の目的は、それだけじゃないなって最近気づいたのです。

私が旅に出たい理由。

それは・・・

誰にも気を遣わない時間。

朝、家族のお弁当を作ることもない。
朝食の時間を気にすることもない。
洗濯や掃除を「先に済ませなきゃ」と思うこともない。

もちろん、誰かに強制されているわけではありません。

むしろ、夫は
「疲れている時は、お弁当なくていいよ」
と言ってくれる人です。

それでも私は、なんとなく気になってしまうんですよね。

その分
ホテルでゆっくりお風呂に入り、
ベッドに寝転んでテレビを眺める。
家ではほとんどしないことなのに、
ホテルだとなぜかできてしまう。
(TVの前にベッドという間取りのせいもあるけど)


そんな
誰にも気を遣わない時間」が
私にとっては立派な旅の目的でもあるのです。


今回も、食べたかったものはほとんど食べました。
飲みたかった地酒も楽しめました。
買いたかったお土産も買いました。


帰りは、ランチを食べてから新幹線に乗る予定だったので
山形での最後の食事であるランチでは
「最後にビールでも飲もうかな。」
とも思ったんです。


でも、不思議とそういう気分にもならなかった。
お腹がそれほど空いていなかったこともあるけれど、
それ以上に、
もう満たされていた。
そんな感じ。


旅というと、
「せっかく来たんだから。」
と思いがちだと思うのです。

ひとり旅を始めた頃の私もそうでした。

でも最近は、

「もう十分楽しんだ。」

そう思えたら、それも一つの旅の終わり方なんじゃないかと思うようになりました。


全部見なくてもいい。

全部食べなくてもいい。

全部回らなくてもいい。

満足できたなら、それで十分。


だから今回の山形旅は、
指定席を変更して
予定より一本早い新幹線で帰ってきました。

でも、不思議なくらい、

「もっといたかった。」

という気持ちはありません。


むしろ、
「また来よう。」
そう思えた旅だったのでした。


そういえば、新潟でも同じでした。
"小さな布"に出会ったこと
行こうと思っていた商店街へは行きませんでした。
酒蔵にも行きませんでした。

でも、不思議なくらい後悔はありません。
あの日は、一枚の小さな布との出会いで、もう十分満たされていたから。


最近思うのです。
いい旅って、「全部行けた旅」じゃなくて
「もう十分。」と思えた旅なんじゃないかなって。

計画を立てている時は

「あっちもいいな」

「ここもいいな」

と、立ち寄り候補先をたくさん挙げています。

その時間も、旅の楽しみの一つ。

でも、その全部に行く必要はないんですよね。

旅のルートを考える時に私が大切にしていることは、こちらの記事にまとめています。
▶︎ひとり旅ルートの作り方|失敗しにくい旅計画の考え方とコツ


また来たくなったら、来ればいい。
最近は、そう思えるようになりました。

だから私は

「もう、十分。」

そう思えたところで、旅を終えるのが好きかもしれません。

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