【自己紹介】高校中退、しくじり不良少年が、1ヶ月の断食で人生をリセットし、人気DJになるも転落。そこから広告業界で再起し、体験デザイナーになった話。
【プロフィール】
KENLOCK
AIには代替不可能な体験デザイナー/体験ライター。DJ。イラストレーター。某広告代理店勤務。 寺活カルチャーメディア「寺イク?」編集長。体験デザイン関連の記事執筆・取材歴があるほか、海外広告祭で公式スピーカーとして登壇。共著書『監視カメラとプライバシー』(2009/4/成文堂)。
※出版・取材・講演などのお問い合わせは、note上のDM・コメントにてお願いいたします。
はじめに〜なぜnoteをはじめたのか〜
はじめまして!KENLOCKといいます。以後、お見知り置きいただけたら嬉しいです。
ここでは簡単に自己紹介となぜnoteで発信しようと思ったかお話ししたいと思います(以下、敬称略になります)
【自己紹介〜しくじりと再起の中で思うこと〜】
僕は中学受験をして、早稲田大学系属の学校に入学した。それなのに高校を3ヶ月で中退し、周囲から不良と呼ばれてしまうような、少し恥ずかしい、しくじり気味の10代を過ごしてしまった。
その後、19歳の時に自分を見つめ直したいと思い、1ヶ月断食をして人生をリセット、断捨離をした。社会に出てからは、ブラック企業で身体を壊したり、売れっ子DJの地位からの転落を味わったりもした。今は広告会社で体験デザイナーとして海外広告祭でスピーチするなど振れ幅が大きい生き方だといわれる。
だから、この先もまた悪くなるかもしれないし、よくなるかもしれない。運命なんてわからないと思っている。きっと人間が生きていると、成功や失敗、そんな曖昧で相対的なものの見方で右往左往するのに違いないのだから。
だけど、そんな思い通りにならないことだらけの人生というものは、人にしかできない体験だ。嬉しさや悔しさ、愛おしさ、たくさんの欲望こそが、これからの未来、ますます大事になると思っている。
それは、たとえAIがいくら発展しても身体性を持った人間だけが持つ特権だからだ。人間の能力だけなら、AIがあっという間に人間を追い越してしまうかもしれない。でも、身体を通じて感じる欲求、感情を持つ体験、不完全であること。それは人の最後の砦であり、最高の武器になる。
だから、僕も自分の気持ちを動かす体験を貪欲にして生きていきたいと願っている。そんな日々から得た学びや気づき、体験を残しておきたい。できれば誰かの学びになったり、役に立つこともしたい。そんな気持ちで、ここnoteでシェアしていきます。
【概歴】
暗黒期の始まり(中学~高校中退)
中学2年までは友達がいない根暗なオタクだった。中学受験をして、早稲田大学系属の学校に通っていた。家からの通学時間は往復4時間、漫画や読書、カードゲームが唯一の癒しで、友達はほぼゼロ。中1の終わりに発覚した父の不倫で、毎日、罵詈雑言が飛び交う暗い家庭。そんな事情もあって、なんとなく壊れていったあの日々。僕は突然プッツンしてしまう。
中学も休みがち、悪友と遊ぶ生活に。高校は3ヶ月で中退。金髪で夜の街を彷徨うようになっていた。いわゆる不良仲間と深夜の街を行き交う昼夜逆転の日々。そんな生活を3年以上過ごした。
断捨離の奇跡(美術大学~早稲田大学編入)
なんとか美術大学に入学するも創作意欲はほとんどなく、同級生とも馴染めなかった。自分に何があるんだろう。そう思っていた。「もうこのまま終わりたくない」悪友との関係に限界を感じ、思い切って人生の断捨離のため、断食道場へ。
1ヶ月の極限体験の果てに境内で見たのは、美しい日の出だった。まるで人生のリセットボタンだった。そのとき「生きてるだけでありがたい」と心の内から震えた(断食体験の記事はこちら)。
そこから少しずつ人生がよい方向に変わりはじめた。美術大学で演劇に挑戦し、1000人動員する舞台をプロデュース。そして、半年間、睡眠と入浴の時間以外は勉強をして、奇跡的に早稲田大学への編入、中退のリベンジに成功する。
社会の荒波、栄光と大転落(ブラック企業~DJ時代)
しかし、社会に出てからも順風満帆にはいかなかった。当時、超絶ブラックだった大企業で心身共に消耗し、1年半で退職してしまう。
その後、クラブイベンターや水商売を経験し、なんとか再就職するも元大企業のプライドが周囲との軋轢を生み、すぐに窓際社員に。そんななかで、人生で一番の大失恋を経験。
当時の失恋は、若かったこともあったのだろう。悶えに悶え、死ぬほど苦しかった記憶がある。深夜、寝つけずにぼーっと天井を眺める度に幸せな日々の思い出が頭をよぎる。別れた彼女を失ったことが、受けいれられず、気が狂いそうになる。
そんな中、救いを求め逃げ込んだのは音楽だった。クラブミュージックに魅せられ、DJに挑戦する。そこからたった3年間で日本一といわれたクラブでメインステージに立つという奇跡的な成功も味わう…。でも、栄光は長く続かない。関わったクラブ経営で支援者が音信不通になり、事業が破綻。信頼を失い、心を折られた僕は、「もうDJはいいかな」と思うほど打ちのめされた。
再起から現在(広告会社の体験デザイナー)
そこから再び歩き出した先は、広告業界だった。小さなデジタル専業代理店で経験を積んだ後、大手総合広告代理店で体験デザイン領域のディレクター職につき、英語ができないのに海外で顧客体験をテーマとした広告祭でスピーチする経験などもした。
開発したあたらしい体験デザイン手法は、これまでの業界常識と違っていたようで、指名をいただける案件が急速に拡大している。ドーパミンまみれになるような信じられないほどエキサイティングな仕事に関われている。世の中にあたらしいムーブメントや文化をつくることにチャレンジできている。そんな環境は夢にも思っていなかった。本当にありがたいと思う。でも、実はこのままでいいのかと、正体の見えない焦りがはりついている。なぜだろうか。
今後のテーマと未来(体験は人間の特権)
これまで簡単にお話ししてきた僕の人生は、ささやかではあるけれど、1人の人間の失敗であったり、再起してきたような話だったと思う。でも、もっと大きなアップダウンがある人が沢山いることも知っている。何より成功や失敗は、人間が決めた相対的な概念に過ぎないということも。人にとっての生まれてきた意味や、しわあせの定義は、それぞれ違っているからこそ面白い、美しい、儚い。そして、僕は僕なりの定義で、自分自身をしあわせだと思って生きていきたい。
正体の見えない不安の話に戻ろう。きっともうすぐAIが、ほとんどの面で人の能力を凌駕してしまう未来は目に見えている。でも、そうであっても、人として感じ、考え、体験することをあきらめたくはない。放棄したくない。本当にそう思う。だから、僕は僕なりに日々の体験から意味を見つけていきたい。そんな今を積み重ねて、先の読めない未来に澄んだ気持ちで向かっていきたいと感じている。もしかしたら、不安がはりついて生きていることすらも、人間の特権なのかもしれない。いや、特権だ。
さて、自己紹介が長くなりましたが、本稿はここまでにしておきます。
ここまで長文を読んでくださいまして、ありがとうございました!
こんな僕のしくじりまくりの人生の話も、なんとなく気になった方は、KENLOCKー逆転人生マガジンを、是非ともご覧ください。
今後、ますます難しい時代を生き抜いていくウェルビーイングツールの一つとして、あたらしいライトでポップな「寺活」なども提唱していきたいと思っています(ライトでポップな「寺活」マガジンはこちら)。
さらにもうひとつのテーマとして、何気ない日常に潜む人間しか体験できない少し奇妙な話を自分や他者と対話して紡ぐインタビューエッセイとしてお届けしたいと思います(少し奇妙なインタビューエッセイはこちら)。
これから日々の少しばかりの気づき、体験を、ここnoteで紡いでいきます。
今後ともよろしくお願いします。
