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"淘汰"を仕掛ける側に回るか、される側に回るか、その他大勢か

わたしの忘れられない言葉

「淘汰される側ではなく、淘汰する側に回れ」

どこで聞いたのか思い出せないけど忘れられない

この言葉、聞いた瞬間からなぜだか忘れられず、私が仕事をする際の一つの指針になっています。

今私がやってるこの仕事、私がいなくなっても同じかそれ以上の付加価値が勝手に産み出されるような仕組みを作れないだろうか?」と日常的に検討する感じです。

仕事の依頼の記事↓にも書いてますが、私自身はコンサルタントという仕事を無くす(淘汰する)にはどうしたらいいか、というところから逆算して生きてます。自分の頭で考える人を1人でも多く増やしたいからです。

ほとんどの人は、自分の仕事は死守しようとしますし、自分の仕事が淘汰されなければ御の字と認識しているのではないでしょうか?
「淘汰する側に回ること」の意味と意義を簡単にまとめておこうと思います。

キャリア戦略や今の仕事(転職)に悩んでる方、独立起業したり新規事業を立ち上げようとしてる経営者などにおすすめです。

第1章|仕事を「淘汰する側」に回る発想

どんな仕事でも、今やっている業務を“自分がやらなくても成り立つ状態”にする意識を持つと、確実にレベルが1段階上がります。市場価値や差別化要素として非常に大きな強み(実力)となるのです。

ここでいう「淘汰する」とは、業務そのものをなくすことだけではなく、より少ないコスト(時間・手間・体力・金銭)で成立する仕組みを作ることを指します。ストレートに、AIや仕組み化や外注などであなたの仕事や事業が存続の危機に立たされているのなら、まっさきにそれを指揮する立場に志願しましょう。

効率化、仕組み化、権限移譲──こうした働きは、自分を淘汰の対象にするのではなく、淘汰する側として自分の身や事業を守る効果を発揮するのです。なぜなら、なんらかの業務や商品やビジネスを維持することよりも淘汰することのほうが以下の点で希少性、応用性、生産性の観点で優れており、付加価値が高いためです。

  1. 希少性──既存の枠組みを壊して再構築できる人材はそもそも少なく、市場で代替されにくい。

  2. 応用性──一度淘汰のプロセスを設計できると、他分野や他業務にも同じ原理を適用できる

  3. 生産性──コストを削減しつつ成果を最大化できるため、短期成果と長期利益の両方を生み出せる

この3要素を兼ね備えた働き方は、キャリアの持続性と市場価値を同時に押し上げるのです。

第2章|私の事例:淘汰活動が産み出した付加価値

淘汰する側に回ることを実例でご紹介します。身近なものに感じていただけるように、些細な淘汰事例にしてみました。

■ケース1:寝てても売れる営業を目指す

営業マンとして、売上成績の高さと活動量を追い求めて駆け出しがちな新卒時代。私の発想は真逆に転びました。その当時、わたしの会社に出向してきていた経営コンサルの方が「寝てても売れる営業が最強」と教えてくれたからです。寝てても問い合わせが入り、寝てても購入意思決定をしてくれ、寝てても自分の成績が積み上がる仕組みを作ることを指してます。

まずは新卒のわたしへの手始めとして、渡された全国のキャンプ場のリストに上から順に電話をかけてWEB広告営業をかける業務。わたしは、この架電活動が一過性で終わるのがもったいないと思い、活動結果が「ストックする付加価値」に変換されながら積み上がる仕組みは何かと考えました。わたしがやったことは2つです。

①同一質問項目を設定し、その回答を収集、集計してキャンプ場の市場動向データに仕上げて営業資料に仕上げる
②コール内の会話や理解度のパターンを分類して、キャンプ場だけではない汎用トークスクリプトに仕上げる

①は例えば固定質問としてゴールデンウィークの集客結果は目標を超えたか?などを必ず聞いてYESの割合を集計して、市場動向データにするもの。
②は、初回接触時の窓口突破キーワードや、自社広告商品やWEB広告のリテラシーや興味度についてのパターンをカスタマージャーニーマップと段階ごとのコール台本に落とし込むものです。

①については、さらに自社のWEB広告お問い合わせページに、「202X年ゴールデンウィークのキャンプ場市場動向データ」として一部を公開し、"続きが気になる方はこちら"と問い合わせフックに活用しました。キャンプ場だけではなく、他のジャンルにも応用し、ジャンルごとのLP(ランディングページ。問い合わせや予約へ誘導することに特化した刈り取り専用Webページのこと)を作り、引き合いを5倍以上増やすことに繋がりました。

②については↓のケース2に続きます。

■ケース2:本質を残してアウトソース

寝てても売れる営業を目指すわたしの勢いは止まることを知りません。トークスクリプトのテンプレートと各施設ジャンルごとへの応用の仕方がまとまったので、それらの架電作業自体を外注する発想に至ります。

普通の営業マンなら、架電量を増やして成績を伸ばすアプローチを取りそうなところ、わたしはもっと付加価値の高い取り組みに注力したかったので、架電自体を外注する企画を上申しました。社長と上司に恵まれて、なんでもトライさせてくれる環境だったことも幸いし、この企画もやらせてもらえました。

仕組みの力はすごいもので、わたしが個人で上げられたであろう成果の数倍の成約と売上を達成することができました。わたし以外の営業メンバーの仕事のレベルも一段引き上げることに繋がり、営業部長への道へと続いていくことになります。

■身につく要素

わたしの場合、上記の経験を通じて、「WEBマーケティングの実績とノウハウ」や「架電の外注実績とノウハウ」、「特定市場の開拓実績とノウハウ」という汎用的かつ希少性の高い実力と実績が、若干20代前半にして身につけることができました。

実力とは、自分に定着し他人に奪えないスキルのことで、市場や社会の期待値と合致させさえできれば報酬に直結します。以下でまとめてます。↓

これらの実力は、ただ単に営業マンとしての仕事を維持する範囲内での付加価値に注力するだけでは決して身に付かなかった要素たちです。

まとめ|「淘汰」はあなたの味方

淘汰する側に回ると、誰にも奪えない「実力」と「稀有な実績」が積み上がります。

現状維持の延長ではこの2つは積み上げにくいのですが、淘汰を意識する働き方や攻め方は、自然と学びと改善を生み出し、結果として自分や事業の市場価値を押し上げることにつながるのです。

繰り返しになりますが、皆さんも、AIや仕組み化や外注などであなたの仕事や事業が存続の危機に立たされているのなら、まっさきにそれを指揮する立場に志願しましょう

淘汰は敵ではなく、あなたの身を護る味方です。

気になる点あればコメントでフィードバックお待ちしてます。

それではまた🖐️

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