角田選手が若手として、今とても「幸運」な位置にいると感じる理由
今年悲願のデビューを果たしながら、何かと不運や壁にぶつかっている様子の角田選手だけど、実は非常に幸運なルーキードライバーなのかもしれない、というのも…今現在、彼の所属するアルファタウリの実力的な立ち位置でいうなら、ライバルは「ルノー」「アストンマーティン」なんだけど、この2チームともに「ワールドチャンピオン」経験者が在籍し、特にテクニックの面では現役最強との呼び名の高い「フェルナンド・アロンソ」とグリッドで肩を並べる機会が偶然なのか必然なのか、多い印象なんだよね…。ある意味「実力派」の近くで学べる事もできる「非常にラッキー」な状況にいると、自分は強く感じている。
最も、アロンソからすれば…かつてあれほど不満を漏らしすぎて関係が冷え込んでしまった「ホンダ」の実質Bチームとの戦いは(ホンダは「Aチーム」の気合でエンジニアを送り込んでいると思う)色々複雑な思いもあるかもしれないが…角田にしてみれば、かつてF1中継をテレビで見ていた頃の「ヒーロー」相手に戦えることへの格別の思いもあるだろうし、マシンの実力的に拮抗するが故に、仮に遅いマシンであっても乗りこなすほどの実力を持つ、文字通り「強敵」である「アロンソ」とのバトルは、自身の成長と評価にも大いにつながるように思う。大先輩への畏怖は少なからずあるかもしれないが、持ち前の気の強さを活かして、気負いなどせずガンガン行ってほしいところ。
ちなみに、先日のアゼルバイジャンGPではアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルもグリッドが近かったけど、アロンソとベッテルと同じ位置からスタートするって…相当武者震いしちゃうよね。ベッテルは相当調子よくって表彰台に上ったから別次元だったんだろうけど、アロンソはラストの超スプリントレースでパスして「レース巧者」ぶりを見せて…角田にとっては悔しい結果になったと思うけど、ワールドチャンピオン相手に善戦したと思うし、(もちろん勝つことのほうが圧倒的にいいに決まってるが)実力者相手に気持ちよく負けたのだから…非常にいい勉強と次回へのモチベーションにつながった、もしくはつなげていってほしいと思う。
ちなみに、アルファロメオのキミ・ライコネンともちょくちょくバトる様子があるみたいだけど、近年のライコネンらしい中々「いたずらっ子らしい」バトル中のトリックも見られてさ…(笑)余談だけど、ライコネンは随分明るくなったというか、いい意味で「おじさん」になった感じだよね…父親になり、ある意味若手の頃の「タイトル争い」からくるプレッシャーを乗り越えて承服し、フェラーリ時代にも自身のリタイヤに号泣するお子さんのファンを「ピットに招待」して励ましたり…何より、未だに現役だというのが本当に凄い…。いやぁ、彼ももう42歳なんだね…アロンソも確か今年40歳…インディに至っては、佐藤琢磨も45歳、今年優勝したエリオ(と大親友カナーン)はなんと、46歳…オジサンすごすぎだろ(驚)
ちなみに、アゼルバイジャンは久々の番狂わせで面白かったね!マックス(フェルスタッペン)のクラッシュには本当に落胆してしまったけど、まさかの(ルイス)ハミルトンのミスも相当びっくりしたし、一時はシートを失うとまで言われたペレスの復活劇…本当に、凄すぎるね。ガスリーの表彰台も本当に嬉しかったし、ベッテルがあんなにはしゃいでいるのも久々に見た印象…。
