12年前のMacbookにCachyOSを入れたらバク速でこの世の闇をみた件
えー、いやヤヴァいですなー。
この記事かいて一週間ですか。
上の記事でCachyOSが救った某アメリカ製のLinuxマシンはもう本当にPop!OSを含めUbuntu系、debian系だと何入れてもクラッシュしまくりで、「新しいノートパソコンを買わなければ行けないなぁ。でもまだ新しいのに悔しいのう(´;ω;`)」とずっと思ってたんですな。(普通はLinuxは超安定なのでこれはこのラップトップが悪いです。)
その間、古くなってOSがBig Surでアプデ止まっていてセキュリティ的にこわいので使ってないMacbookに普通にLinux Mint入れてみたんですが、もっさりで毎日は使いたくない感じなので諦めていました。
じゃあとMacbookをOCLP経由でSequoiaにはアプデして使えるようにはしたんですが、Linux MintよりもYoutube再生がハードウェアデコードが効いてるみたいで優れている以外は全体にOCLPでアップルシリコンをむりやりIntelで動かすオーバーヘッドがキツく、もっさりでこれも使いたくない感じでした。しかしLinux MintだとOCLPのMacOSより多少はやいけどYoutubeの動画再生がコマ落ちすると。
「じゃあ最近お買い得な新しいM4 Macbook Airでも買うか!」と考え始めたところでCachyOSを某アメリカ製のLinuxマシンに入れたらバク速かつ安定してクラッシュしなくなってびっくりしたのですが、まあこのマシンはRyzen 7で新し目だし、色々とCachyOSの独自コンパイル最適化オプションが効きやすいだろうと納得できたのですけど、はるか昔のインテルのCPUのMacbookだと流石に恩恵はないだろうと思ったんですな。
で、GrokにMacOSとCachyOSでどっちが速いか聞いてみたんですわ。
Grokに聞いてみる: CachyOS vs. macOS Sequoia (OCLP)の速度
結論: CachyOS が全体的に速いです。特に古い Intel MacBook Pro のような低スペックハードウェアで顕著。理由は CachyOS の最適化(カーネルスケジューラー BORE、x86-64-v3 コンパイル、LTO 最適化)が古い CPU(Haswell 世代)を効率的に活用するため。macOS は Apple のエコシステムに最適化されていますが、Big Sur 以降のバージョンは古い Intel で重く、OCLP 版はさらに不安定です。
ほうほう。結構やる価値あるかなこれ?
なぜ CachyOS が速いか?
最適化: カーネルに BORE スケジューラー(レスポンシブ向上)、x86-64-v3 コンパイル(Haswell 対応で AVX2 活用)、LTO/PGO(コード効率化)。これで古い CPU の性能を 10-30% 引き出す。
軽量: Arch ベースで無駄が少なく、Btrfs でスナップショット/高速アクセス。macOS は GUI/エコシステムが重い。
古いハードウェアの利点: CachyOS は低スペック PC で "飛ぶように速い" と評価(フォーラム例: 2013 Mac で "Mint より夜と昼の差")。Phoronix で Intel Arrow Lake でもトップだが、古い CPU でも効果的。
macOS の弱点: Big Sur は 2013 モデルで最適化不足(熱/遅延)。OCLP の Sequoia はパッチ適用でオーバーヘッド大(ベンチで 15-25% 低下)。
なるほど。BOREの恩恵は大きそうだしコンパイルもHaswellに向けた最適化もあると。Mintよりもかなり速いというユーザー体験も。
で、Ventoy経由でライブUSB作ったときはカスタムパーティションを選ぶとインストール失敗した経験があったのでDDコマンドで専用のUSBつくってMacbookに入れてみました。
GPartedで前もって新しく2048 MBのEFI領域つくってFAT32フォーマットしてBootとEFIフラグ立てておいて、あとはBtrfsのルート用のパーティションとメモリ8 GB用にLinux swapを12 GBくらい作ってあとは普通にカスタムパーティションでインストール開始しました。古い200 MBのEFIは新しいのにコピーして消した。
因みにreFIndをブートローダーには選びました。すでにOCLPがすでに入ってるので。
ライブセッションではWiFiが認識されなかったのでUSBのLANアダブターで接続してインストールを完了。ここはハマる人多いかも。携帯とかからUSBかBluetoothで接続共有してもいいかと。その場合はUSB接続の方がかなり速いです。
2013年モデルのMacbookがバク速で今年発売の新品みたいに生き返る
結果、KDE PlasmaとBudgieを入れて見ましたがどちらもバク速。
KDEはWaylandでBudgieはX11。どっちかというと軽量なBudgieの方がさらに速い。BudgieはCinnamonよりも更に軽量でしかもかわいい見た目でいい。
どのくらい速いかというとM3 Macbook ProのmacOSくらい体感速いwww
とにかくBrowserとかのスクロールがぬめぬめですごい快適。Braveの起動もばしって一瞬で来るし、動画もソフト起動もブート時間も全てが速い。
DebianやUbuntuではなぜ無難なコンパイルしかしないのか?
つーかこれ、Linux Mintでなぜそうならないの?と思った。
だってCachyOSがしているのって全てすでにある技術。単にそれを使っただけ。フリーでオープンソースでなぜか使われていない技術を全部投入したらなんか馬鹿みたいに速くなったという話。
おそらくAmazonとかMicrosoftのデータセンターとかに納品されているコンピュータについてくるOSはまあ全部LinuxでしょうけどもLinuxカーネルもツール群もそのサーバーに向けて最適化されたコンパイルを経ているでしょうし、使われてはいるし、だからこそどんどんLinuxカーネルもドライバーも進化しているわけですわ。
でも一般人むけのDesktop Environmentとなるとこれがビジネスにならんので全然進まないわけですな。
Ubuntu は x86_64 ベースライン(汎用 64 ビット)でパッケージをビルド。古い CPU(Pentium 4 以降)から最新 CPU まで互換性を確保するため、最適化レベルが控えめ(例: -O2, -march=x86-64)。
AVX/AVX2 非活用: Haswell CPU(2013 MacBook Pro)は AVX2 命令セットをサポートするが、Ubuntu は幅広い互換性のために SSE/SSE2 に留まる。Phoronix のテストでは、AVX2 活用で 10-20% の性能向上が見られる。
LTO/PGO なし: Ubuntu はリンク時最適化(LTO)やプロファイル誘導最適化(PGO)を標準で使用しない。パッケージビルドが汎用的で、特定ハードウェアへのチューニングが少ない。
Ubuntu は Linux メインラインカーネル(例: 6.2~6.5, Ubuntu 22.04/24.04)でデフォルトの Completely Fair Scheduler (CFS) を使用。CFS は汎用性が高く、サーバーからデスクトップまで対応。タスクを公平に分配するが、低スペック CPU(Haswell, 2-4 コア, 2.0-3.0GHz)ではコンテキストスイッチのオーバーヘッドが大きく、レスポンシブネスが低下。
DebianとかUbuntuとかFedoraとか有名なところがやらないから競争が起きないわけですわ。
で、2020年のコロナの年にさっそうと登場したCachyOSが当たり前のようにまだやられていない最適化をどかどかやっていったら、タイミングが良かったのでしょうけどUbuntuとかDebianとかRedHatとかに潰されずに発展できたのですわ。
コロナのあたりからDSの連中はトランプとそのサポーターに振り回されていて結構門番として君臨する力が削がれていたと思うんですわ。
そんなんでCachyOSみたいに普通に企業がやっているような最適化を自分たち向けにやってみたら12年も前のノートパソコンが今年新しく買ったPCみたいにサクサクと動いちゃったという話なのですわ。
x86-64-v3: CachyOS は x86-64-v3 命令セット(Haswell 以降、2013 MacBook Pro 対応)でビルド。AVX2、FMA3、BMI2 などの高度な命令を活用し、演算効率が 15-30% 向上(Phoronix, CachyOS vs. Ubuntu ベンチマーク)。
LTO(リンク時最適化): 全パッケージで LTO を有効化。不要なコードを削減し、実行時メモリ使用量を最適化。アプリ起動やマルチタスクで 10-20% の高速化(CachyOS 公式)。
PGO(プロファイル誘導最適化): 実際の使用パターンに基づいてコードを最適化。例: Firefox の起動が Ubuntu より 20-40% 速い(フォーラム報告)。
カスタムフラグ: -O3, -march=native(または Haswell 向け)でビルドし、2013 MacBook Pro の CPU/GPU に特化。メモリ帯域幅(DDR3, ~25GB/s)の効率も向上。
CachyOS はカスタムカーネル(linux-cachyos, 例: 6.10)に BORE スケジューラーを採用。BORE はインタラクティブなデスクトップ用途に特化し、タスクのバースト(短時間の集中処理)を優先。
低スペック最適化: BORE は古い CPU でのスループット(タスク完了速度)を 10-20% 向上。CachyOS フォーラムで「2013 Mac で Mint より夜と昼の差」との報告。
preempt=full(完全プリエンプション)でリアルタイム性を強化。UI 操作やマルチタスクでのレスポンスが Ubuntu より 30-50% 速い(CachyOS 公式ベンチマーク)。
Btrfs の最適化(サブボリューム、スナップショット)と組み合わせ、ディスク I/O が高速(例: ファイルオープン 0.5-1 秒、Ubuntu 1-2 秒)。
これ企業側からしたらWindowsのライセンスも売れないし、PCも売れないし困った話だと思いますが、Windows 10から11へとアプデできないようなPCにはもうみんなCachyOSを頑張って入れたらいいと思いますわ。
Windows 10よりもバク速でChromeとか動きますよ。
SteamでWindowsのゲームも遊べる。
LibreOfficeとかでExcelもWordもできる。
M4 Macbook Air買おうと思ってたけど、もういいですwww
このMacbookはバッテリーもM.2 SSDも交換済みだからだいぶ長生きしそう。
とにかく速い。アホみたいに速い。
世の中のコンピュータはWindowsもLinuxも出し惜しみしているんだなとわかりました。Windowsって汎用性が命みたいな感じだからそりゃ個別のマシンに向けた最適化とかは遅れるよね。Linuxでもそうなんだもん。Gentoo使っていて自分のマシンに最適化しまくって全てを自分でコンパイルするような剛腕なLinuxユーザーならば自分で解決できるかもだけど、普通のユーザーには無理だべ。OpenMandriva Lxが割とこういう最適化をやってくれていて速かったみたいだけどCachyOSがいきなり追いついて追い越してしまったみたいでOpenMandriva LxユーザーからしてもCachyOSは速いみたいです。
CachyOSは他のArch系と比べてもバク速です。Arch系も普通は汎用性の高いAURなのでAPTのDebパッケージと特に違いなしです。
企業のサーバー用途というのが主な使い方であるLinuxで無理やりDesktopマシンとして使っているのが我々Linuxユーザーなのですが、CachyOS独自のBOREスケジューラーというDesktop環境に特化したスケジューラーが、サーバー用途なら納得なデザインのCFSスケジューラーに圧勝していることと、あとは独自に再コンパイルしまくったAURパッケージとLinuxカーネル、そしてBtrfsファイルシステムを積極的に取り入れてそれに最適化してあるI/O周りと、やること全部やっている感じのCachyOSがそりゃ速いわけですわ。最新マシンでも古いマシンでもこれが効く効く。
DebianもUbuntuも他のArch系もやっていないこのマシンに向けた最適化はどうやってるんでしょうね。
多分ですなCaramaresはネット接続が必須なので、ライブセッション中にPCの構成を検出してそれに応じて最適にビルドされた独自のAURパッケージをインストールしている感じだと思う。自分たちでCPUに合わせて独自に再コンパイルしまくってAURパッケージとして共有しているのだ。やればできんじゃん。
CachyOS恐るべしww
みんな使え!
損だこれ。使わないと損。
似たようなMacbookのモデルでMintからの乗り換え体験がこちらに二例も!私のよりもちょい新し目のでもやっぱりはっきり体感できるくらい違う。
Grokとかに聞きながらやればインストールでちょっとトラブルあっても自分で解決できるのも言った通りでしょ?みんなもやってみてね!
Linux Mintが一番初心者にはオススメしやすいんだけど、Linuxを考えるくらいパソコンちょっとなら使える人なら別にCachyOSでもそんなに難易度変わらないと思うし使わにゃ損ですわ。
