どうして人はAIにハマっちゃうんだろう|最終話 夢の目覚め
こんにちは、シノです。
マンガで分かる「どうして人はAIにハマっちゃうんだろう?」も、今回で最終話です。
今までのマンガはこちらのマガジンでお読みいただけます。
これまでのお話
金曜日の夜に「かわいい猫をキャッチするゲーム」をAIで作り始めたミナトが、気づけば午前3時までパソコンにかじりついていました。
そこへパソコンの中から現れたのが、AIを名乗るたぬき、アル・ポンリズムこと、ぽんちゃんです。
夢の中の研究室へ連れていかれたミナトは、レバーを押すと「たまに」エサが出る装置と、レバーを連打するねずちゅーを目撃します。
毎回ではなく、いつ出るかわからないご褒美。
それが「次こそ出るかもしれない」という期待を生み、行動を止まりにくくする。
この仕組みを、間欠強化というのだと、スキナー先生とぽんちゃんに教わります。
さて、今回が最後ですが、ぽんちゃんは、最後、何を教えてくれるのでしょうか?
続きをご覧ください。
マンガで分かる「どうして人はAIにハマっちゃうんだろう?」
最終話 夢の目覚め






あとがき|なぜこのマンガを描いたのか
今回このマンガを描いた目的は、これからどうやっても、誰もがAIを使う時代になるから、AIとどう付き合ったらいいのか、より分かりやすく漫画で説明できないかな?と思ったからです。
AIは便利で夢のような道具です。
その一方で、様々な問題が出ていることも確かです。
昔、私が小学生の頃「ネチケット」というサイトが流行りました。
知ってる人もいらっしゃるでしょうか?
インターネットのエチケットを教えてくれるサイトだったんですが、これが小学生の私には、結構勉強になったんですよね。
AIだって「Aチケット」みたいな(笑)そういうものがあってもいいよなと思って、そういうマンガを作ってみたいなと考えていました。
そんなことを考えていた矢先に、AIの使いすぎについてまとめた論文を発見したんです。
それで、今回は間欠強化とAIの関係についてのマンガを作成してみました。
その論文には、AIを何度も使いたくなる理由の一つとして、「たまに、うれしい答えが返ってくること」が書かれていました。
AIに質問すると、すぐに答えが返ってきます。
でも、毎回すばらしい答えが出るわけではありません。
「なんか違うな」という答えもあれば、突然「そうそう!これが欲しかった!」という答えが出ることもあります。
すると私たちは、「聞き方を変えたら、次はもっとよい答えが出るかも」と、もう一度AIに聞きたくなります。
これが、マンガで紹介した「たまに当たると止めにくい」という仕組みと似ているんです。
昔の研究が今になって注目されるのは、スキナー先生がAIを予言していたからではありません(笑)
質問する。答えが返る。また質問する。
昔から知られていた仕組みが、今のAIにも当てはまるかもしれないと考えられるようになったからです。
(※ただし、論文には「AIを使う人は全員、依存する」と書かれているわけではありません。)
こういう理屈を知っていると、自分の中でルールを考える余地が生まれます。
なかなかいい答えが出ないな、とAIを使いまくっている時に「あ、いけね!間欠強化っちゃってるわ!」と気が付くとか。
人生のお悩み相談はAIはあんまり向いてないって知るとか。(ランダムで答えを予測して出力するので)
家族でAIを使うときのルールを決めるときの基準にしたりとか。
そういうきっかけになったらいいな、と思います。
全4話、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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それでは、また次の記事で。
シノでした!
参考論文
Problematic use of generative artificial intelligence chatbots: current stage of conceptual and clinical understanding(2026)
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