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ライカ100周年記念展が世界各国で開催中

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『ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀』


2024年のライカM型誕生70周年記念キャンペーン「M is M.」に続いて、2025年は、ライカ誕生100周年を記念して、世界各国各地のライカストアやギャラリーで、記念イベント「100 years of Leica: Witness to a century 『ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀』」が開催中。そのライカ誕生100年の歴史の中で撮られた写真で構成された記念写真展の中に、日本から自分の写真が展示されています。



2025/1
UAE ドバイでのイベント

2025年1月に最初の開催地UAEドバイにて100周年記念イベントがスタート。流石のドバイ、まぁ華やかだった。

「100年の100枚」展 in ドバイ
ライカM型ページ同様にアーウィットの犬に自分の叫びという並び


2025/4
イタリア・ミラノでのイベント

イベントの一発目だったドバイに続いて、イタリアでは、毎年4月に開催されている「ミラノ・デザインウィーク」に出展して、ライカ製品デザインの進化の歴史や不朽の名作写真を展示する回顧的なデザイン展を100周年記念イベントとしてド派手に開催。

そのメインイベントして、ライカのアイコニックなカメラ100台を表示するガラスパネル100枚に、変化するライティングを当てて演出することでライカ製品の歴史のマイルストーンとその革新性を強調し、そこに36枚の写真を並べることで、35mm写真の誕生をもたらしたライカのカメラ開発が写真の技術の発展にどれほど大きな影響を与えてきたのかを表現した「100のモデルとアイコニックな写真による旅」展を行った。

インスタレーション全体がライカのカメラで撮影された名作写真36点と呼応し、対話を繰り広げているかのような空間作りになっていて、いずれも世界で起きた重要な出来事を記録して世論の形成に影響を及ぼした写真で、初めて「ウル・ライカ」で撮影された写真や、アルベルト・コルダが撮影した「世界で最も複製された写真」と言われている革命家チェ・ゲバラの有名なポートレートのほか、セバスチャン・サルガド、ジョエル・マイロウィッツ、エリオット・アーウィット、ブルース・デビッドソンといった著名な写真家の写真36枚がライカによって選ばれて展示されていた。

で。

格好いいイベントやってんなぁ。。なんてライカのリールやポストを眺めてたら、このイベントでトークショーやワークショップをやったライカイタリアのアンバサダーのステファノらから「シン!みっけ!」と展示の写真が送られてきて、まぁびっくりな自分。

今回の「ライカ誕生100周年イベント」では、過去のライカ・オスカー・バルナックアワード受賞者や各キャンペーンで起用された中から選ばれた写真100枚がパネル展示され、そこに自分の写真があるのは知っていたけど、ライカイタリアは自分をこの「100年の36枚」と「カッコ」付きの中にも選んでくれていたのはとても驚いたし嬉しかった。最高だよとライカイタリアからもメッセージもらったけど、サプライズをありがとう。

この展示や店内のM型陳列棚の壁紙に「シンを見つけたよ」と写真付きメッセージが届くたびに、世界と繋がっている喜びを感じることができる。読み手と繋がって初めて「写真」となるその瞬間は、いつもとんでもなくタマランのです。


2025/5
アメリカ・ニューヨークでのイベント

イタリアに続き、5月に開催されたアメリカ・ニューヨークでのライカ100周年記念イベントでは、自分を含むその100枚の写真に加え、うちのチームのメリッサ、かつてライカキャンペーンに起用されたゴードンパークスフェローシップのアンドレ、そしてタイムズ等メディアに写真提供してる若手ら、「自国の今」を撮ってる写真家たちを紹介。

そしてこの世界展開中の期間に併せて自国で独自開催していたライカメキシコでは、名のある巨匠や欧米のライカアンバサダーよりも、南米出身在住組からたとえば元チームメイトでワールドプレス賞のグスタボらを招待して、彼らを通じて「この国の今」をしっかりと見せていた。

自国の狭い忖度に盲目にならずに、世界の流れ、目の前にある大きな海のその先を常に見つめて、自国の魅力、可能性を最大限にアピールする姿勢は、いつみても清らかで流石だなと感じる。

映画「マインクラフト」にも出演しているジェイソン・モモア
このイベントでは、隣のホイットニー美術館内で彼のバンドのロックコンサートが行われた。
メインディスプレイの左にアーウィット、右に日本からの自分の写真。
「100年の100枚」展 in ニューヨーク


2025/6
ドイツ・ヴェッツラーでのイベント

ニューヨークに続き、6月末にドイツ・ヴェッツラーで行われたイベントでは、ライカM型などの100周年特別限定モデルの発表、記念映画の上映、限定本の販売、そして我がコレクティブ「UP」のチームメイトの巨匠ジョエル・マイロウィッツによる写真展やオークションも実施された。

そして、イタリアでのイベントで初公開されたライカ誕生100年の中で撮られた36枚と100のモデルをパネルで展示した「100のモデルとアイコニックな写真による旅」展が再登場。

映像はイタリアでの展示を参照↓


こちらは2026/6/28まで展示中なので、ドイツに行った際には、ぜひ観に行ってもらえたら嬉しいです。


写真という視覚的言語によって、日本と世界がボーダレスで繋がっている光景を見るのは、いつだってどんな形でも楽しい。そしてとにかくその担い手になれたことがとても嬉しいです。

ちなみに、今回のイベントの中で、ライカM型から100周年記念特別限定モデル「ライカM11-D “100 YEARS OF LEICA”」が発表された。

でもじつはこれ、4月のイタリア・ミラノでのイベントで開催された「100のモデルとアイコニックな写真による旅」展の中で、「100のモデル」の先頭に、しれっとそして堂々とすでにこのボディとレンズのセットを置いていたライカのちゃっとしたお遊びに誰も気づいてなかった様子。

発表数週間前に公開、そして数日後に非公開に戻した、特別限定レンズとのセットを紹介したオフィシャルページも含めて、その存在をメディアにもファンたちにもバレることなく発表当日を迎えていたのを、ライカチームはニヤニヤしながら見てたのかもしれない。自分は写真家仲間にはシェアしてたけど。

イタリア・ミラノで登場したパネル


ドイツ展から最後にもうひとつ。
100周年記念映画もこのドイツで初公開されたが、数ヵ月前には完成していた。自分はその内容にちょっとアレなところがあり、ドイツ本社とのやり取りの中でそのことを少しだけ話題にしていた。この記念映画が一般公開され、多くの人の目に触れ、そこでどんな感想が出るのかとても楽しみ。


2025/7
中国・上海でのイベント

上海では、街の重要建造物を複数利用して開催。若手、特にソーシャルメディアをメインとするライカユーザーたちからもコンペ形式で写真を募集して、国内巨匠組らとともに合同で記念写真展をすることで、過去から現在と、ライカと中国の繋がりを強くアピールするイベントになっていた。

自分は以前、ライカ中国からの招待で、毛沢東の旧居を貸し切って展示をしたことがあり、また100周年記念キャンペーンがスタートするまでは、自分の写真がライカストア上海のショーウインドウに使用されてたので、今回はどういう形で登場するか楽しみにしてたんだけど、残念ながらオープニング映像に「100年の100枚」の一枚としての登場のみ。

ライカカメラ中国主催イベントでの招待写真展:

ライカストア上海のショーウインドウ
今回はジョエルやアーウィットとともにこのオープニング映像に登場のみ


ただ「シン、今回は特に《ライカと中国との関わり》を強くアピールする場なので、すみません、ありがとう!」と丁重に連絡をもらっていたので、その愛とリスペクトのある対応に感謝感謝。


2025/9-2026/1/11
スペイン・マドリードで大型写真展開催中

2025年9月10日から2026年1月11日まで、スペイン・マドリードのフェルナン・ゴメス文化センターにて、ライカカメラ100周年記念展「Leica. Un siglo de fotografía / Leica. A Century of Photography / ライカ:1世紀の写真たち」が開催中。

© Leica Camera


ライカI誕生100年の歴史の中から選ばれた、146名の写真家などによる172点の写真が、2,000平方メートルの巨大な展示ホールにA2/A1サイズのプリントとして一堂に並ぶ光景はまさに圧巻。参考までに、東京都写真美術館の展示室は各階およそ500平メートル。3フロア合わせても…と、どれだけ広いのか。。さすがスペイン。

手元にある写真家リストをみると、オスカー・バルナックがウル・ライカで最初に撮影したアイゼンマルクトの一枚から、「チェ・ゲバラ」のアルベルト・コルダ、アントン・コービン、ブルース・デイビッドソン、先月亡くなったクリス・スティール・パーキンス、クリストバル・ハラ、ジョエル・マイロウィッツ、ラルフ・ギブソン、ルネ・ブリ、今年5月に亡くなったセバスチャン・サルガド、スティーブ・マッカリー、トーマス・ヘプカー、そしてエリオット・アーウィットという巨匠らとともに、100周年展がスタートしたドバイから引き続き日本から自分が選ばれています。

© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera
© Leica Camera


また、ライカ・スペインが公開した動画に、自分のためにライカ・スペインが時間を設けて撮影して送ってくれた素材をミックスして、自分のYouTubeチャンネルに公開しました。
「シン!お陰様で凄い数の来場者がいて引きで広角撮影ができないんです。。でも来週もう一度必ずレッツトライするから待ってて!」だって。本当に親切、熱い、嬉しいな。ありがとう。


そして文化センターから1kmほど離れたライカストア・マドリードでは、巨匠たちがライカMで撮影した写真のみを集めた、「マジック・モーメンツ」展を同時開催中。こちらは巨匠オンリー。ルネ・ブリ、インゲ・モラス、マルク・リブー、エリオット・アーウィット、アンリ・カルティエ=ブレッソン、セバスチャン・サルガド、メアリー・エレン・マーク、ラルフ・ギブソン、ウィリアム・クラインなど、いやぁメンツが濃い。こっちもぜひ見に行ってみてください。


2025/10/18-26
日本でのイベント

2025/10/26まで東京・青山スパイラルガーデンで開催中の「ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」展で上映されている映像作品「100年の100枚」に、セバスチャン・サルガド、ジョエル・マイロウィッツ、エリオット・アーウィット、ブルース・デビッドソン、スティーブ・マッカリーらとともに、日本から自分の写真も紹介されています。


約5分間の映像に100年のライカの歴史を詰め込んでいてとても見応えがあります。ドバイやニューヨークで展示されていた100枚が、ここ日本で実際に大きなスクリーンですべて見れたことがとても嬉しいです。そしてその100年の中に、日本からの1枚として自分がいることの幸せ。

ちなみに、ジェエルはLeica M2と28mmレンズに、フィルムはコダック・コダクローム、自分のこの写真は、「M is M.」のポスターの通り、M6と35mmレンズに、フィルムはコダック・ポートラ400です。

場内が暗くなると映像が流れてきますので、「植田正治と福山雅治による二人展」の合間にでも、自分の写真が出てくるところをこの大きな壁に見つけてもらえたら嬉しいです。

「100年の100枚」映像より © Leica Camera
© Alberto Korda / Leica Camera
© Sebastião Salgado / Leica Camera
© Joel Meyerowitz / Leica Camera
© Elliott Erwitt / Leica Camera
© Shin Noguchi / Leica Camera


また、ライカ社が発行する書籍が自由に手に取れるコーナーには、同じく自分が紹介されているライカM型70周年記念写真集「Leica M Book」も置いてありました。LFIマガジンは今年発行された分のみ。16ページを使って特集された「LFIマガジン2/2021」は、残念ながら国内には在庫も見本誌もないとのことなので、ドイツから今回の展示を見に来た写真家たちに冊子を持ってきてもらって、ここにこっそり置いておきたかったなぁ。


日本で開催されるこの100周年記念イベントを通じて、少しでも多くの人に日本から世界に写真を発表している自分のことを知ってもらえると嬉しいところです。


自分は自分のやれることを今まで以上に死ぬ気でやっていきますので、どうかサポートよろしくお願いします。

海外が紹介する「日本」の記事の数よりも、日本から日本を魅せる機会をもっと増やしたい。自分はさらに努力して、そして架け橋になって、世界の流れと日本が繋がるように日々精進していきたい。


By Shin Noguchi


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Shin Noguchi プリントの購入やチップなど、活動をサポートしていただき感謝しております。 日々精進 諸法無我 シン