桜色のオンガク月報(2025年6月)
紫陽花の花が陽射しに照らされすぎて不憫になるほどの6月ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今月の「桜色のオンガク月報」は、記念碑的な曲が多く集まる記事になりました。
ぜひ最後までお付き合いください。
よく聴いているCD
SixTONES「BOYZ」
先日、私のnoteでも全曲レビューをしたSixTONESの15枚目のシングル「BOYZ」。
表題曲を始め、豪華すぎる各メンバーのソロ曲6曲に、挑戦的なカップリング曲が2曲、さらに前作「バリア」のリミックスを加え、全形態合わせて10曲が収録されています。(もはや「シングル」を名乗っていいのかすら疑わしいレベルの豪勢さです。)
夏フェスへの出演も決まったうえに、冠番組でも毎週楽しい企画とわちゃわちゃした姿を見せてくれているSixTONES。
一歩一歩、ひとつひとつのステージで着実に踏みしめて固めてきた地盤の強さが、今、確実に活かされつつあるように思います。
改めて、「これだからteam SixTONESはやめられない」と思えるシングルでした。
よく聴いている曲
HANA「Burning Flower」
オーディション番組「No No Girls」から生まれたガールズグループ・HANAの新曲「Burning Flower」。
陽射しや熱さと湿度を感じる「夏」をそのまま凝縮したような楽曲で、特にCHIKAさんの声質そのものから熱さを感じる歌声がひときわ映えているように思います。
その中に、JISOOさんのどこか涼やかさを感じる歌声や、YURIさんのクールで艶のある歌声もスパイスになって、曲全体の雰囲気がきゅっと引き締まるバランス感もさすが。
しかも、デビューから約2か月ほどで振付を自分たちで作っているんだから驚きです。
曲の幕開けと締め括りで、炎が燃え上がる様子を、手の動きで表しているところが素敵。
ステージ全体を広々と使ったフォーメーションも、一度点いた炎が縦横無尽に広がっていくところを表しているのかなと思っています。
曲も、歌詞も、歌声も、振付も、全部が「あっちー」1曲です。
Vivid BAD SQUAD × 初音ミク「光線歌」
リズムゲーム『プロジェクトセカイ』のユニット「Vivid BAD SQUAD(ビビバス)」の新曲。楽曲提供はGuianoさんです。
ビビバスは、街で開催された「伝説のイベント」を越えることを目標に結成され、それが果たされた今、次は「世界を獲る」ために団結しているユニットです。
彼らのうち、「伝説のイベント」を観客として直に目撃したのは白石杏ちゃんと東雲彰人くんだけで、小豆沢こはねちゃんと青柳冬弥くんは、夢を追う2人の姿に憧れる形で、同じ目標を見据えることになりました。
それが、この曲が書き下ろされたイベントでは、4人が揃って同じステージを観客として目撃し、その熱さを全員で共有したうえで、「この熱さを自分たちが作り出したい」「自分たちの目標はこのステージだ」と決意を新たにすることに。その展開に、とても胸が熱くなりました。
歌え 踊れ 祈れ
届け この街の光線歌
夜を 人を 照らせ
星より輝け光線歌
世界をぶち抜いて
そんな彼らの決意表明として歌われるフレーズは、「この街の光線歌」。
「伝説のイベント」が開催された「街」、ビビバスとして全てが始まった「街」が自分たちの故郷であり、「街」の想いすら背負って歌う、という覚悟すら感じられます。
ある意味では、「伝説のイベント」に全ての想いをぶつけ、次の世代へ想いを託した杏ちゃんの師匠・凪さんへの、ビビバスらしい「レクイエム」なのかもしれません。
ルンルン Cover「旅路」
今月デビュー1周年を迎えた、にじさんじのVTuber「るんちょま」ことルンルンさん。
アニバーサリーに際して、藤井風さんの「旅路」のカバーが公開されました。
そっと語りかけるような、澄んだ優しさを感じる無垢な歌声がとても印象的。
お元気ですか
この町は相変わらず青春です
誰もがみな走っています
まだ見えない旅路の先へ
このフレーズをるんちょまさんの声で聴いたとき、ふと、くどうれいんさんの『日記の練習』という本に書かれていた「青春ってこの人生をつくづく気に入っている意味かもしれない。」という一節を思い出しました。
ままならないことばかりの毎日を、人生を、それでも「気に入っている」と思えるようにと祈ってくれて、とびきりかわいい笑顔で迎えてくれる。
それが、るんちょまさんの配信者としての在り方であり、とても優しいところなのではないかと思います。
改めて、1周年おめでとうございます。
これからも、そのあったかい言葉を、愛らしい瞳の輝きを、心のよりどころにさせてください。
【番外編】「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」授賞式より
国内最大規模の国際音楽賞として始まった、「MUSIC AWARDS JAPAN」。
先月の授賞式の模様の中から、印象的だったパフォーマンスがYouTubeで出揃ったので、備忘録としてここにまとめておきます。
YOASOBI「PLAYERS」
初代プレイステーション®発売30周年を記念して制作された「PLAYERS」。
胸の奥に眠っていたワクワクやドキドキを呼び覚ますような曲と歌詞は、ゲームファンのアンセム、あるいはゲームというエンタメそのものへのラブソングのようで胸が熱くなります。
それでいて、この曲に内包された熱さは、どこか、1回切りしかない「人生」への応援歌のようにも聴こえるような。
何かひとつだけでも、「記憶を消してもう一度」と思えるものに出会えたその人生を、そんな大切な記憶を胸に携えながら歩む日々を、最大限祝福しているようにも感じます。
パフォーマンスの演出も遊び心が溢れていて素敵。
ikuraさんとAyaseさん、バンドメンバーさんの衣装もサブカルっぽさがあって、ゲームをモチーフにした曲にぴったりなのは言うまでもなく、「インターネット発のユニット」らしさもあって、YOASOBIファンとして込み上げるものがあります。
ちゃんみな「ハレンチ~KING~美人~WORK HARD」
リングに乗って天井から登場する、瀟洒な「ハレンチ」から始まり、絢爛かつエネルギッシュなパフォーマンスが印象的な「KING」、圧倒的な力強さと美しさをもつ「美人」、タイトル通りのハードな演出で魅せる「WORK HARD」。
圧倒されっぱなしの息を呑む怒涛のメドレーでした。
特に、新曲「WORK HARD」のランニングマシーンを使った演出・パフォーマンスは象徴的。
それまでの楽曲で、リングやストーリー性のあるダンスなど様々な魅せ方のパフォーマンスを組み込んでいたのは、全てこの「WORK HARD」に説得力を持たせるためだったのではないか……とすら思いました。
どんどん「目新しさ」「面白さ」「美しさ」を追究することを求められる「エンタメ」「音楽」の世界で、ひたすら走り続けて、周りの人が続々とリタイアしていく中でもしがみついて走り続ける。
極めつけは、「大好き living for job」と歌ったときの表情。
これまで音楽の世界で生きてきて、これからも音楽の世界で生きていく覚悟がある。
音楽のために生きていくことが、誰に何と言われようと楽しくて大好きで仕方がない。
そんな、「音楽に取り憑かれた」とも言えるような、美しさ、強さをひしひしと感じたパフォーマンスでした。
まとめ
昨日、SixTONESの冠番組「Golden SixTONES」の余韻に浸っていたら、新曲リリースの告知をされて「ふぁ!?」と変な声を出しました。
RADWIMPSの野田洋次郎さんが楽曲提供、しかも、SixTONESのこれまでの軌跡を踏まえて制作してくださったということで、楽しみでたまりません。
来月は音楽特番も多いので、今年も暑い熱い夏になる予感。
水分補給をしっかりしながら、素敵なエンタメをたくさん摂取していきたいです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私の記事が、読み手の方の心にひとひらでも残っていたら、とても嬉しいです。
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