日本小説:架空の犬と嘘をつく猫
著者:寺地はるな
日本、佐賀県出身。
佐賀から転居したタイミングで執筆活動を始める。
2014年にポプラ社小説新人賞を受賞。
2015年「ビオレタ」で小説家デビュー、
あらすじ
「架空の犬と嘘をつく猫」は少し変わった家族の物語です。羽猫家という、個性的なメンバーが集まった家族が、
それぞれの嘘や秘密を抱えながら、絆を深めていく様子が描かれています。
「あんたは社会にとって、なんの役にも立ってない子」そう言われて育った羽猫家の長男・山吹。
彼の家族は、ちょっと変わっていました。
祖父は「遊園地をつくる!」と突拍子もないことを言い出す。
祖母は比較的まともなのだが怪しげな店で嘘を売っています。
父親はすぐに愛人のもとに逃げる軽い男。
母親はいつもどこか上の空で自分の世界に閉じこもっている。
姉は嘘と嘘つきが嫌いなので、家族のことも好きじゃない。
そんな家族の中で、山吹は幼い頃からみんなが唱える「嘘」に合わせ成長してきた。自分の存在意義を見出せず、どこか他人行儀に生きているのです。
しかし、ある日、家族の一員である犬が姿を消し、家族は再び一つにまとまります。犬を探す中で、家族それぞれの嘘や秘密が明らかになり、彼らはそれぞれの過去と向き合わざるを得なくなります。
家族の絆は、時にぎくしゃくし、時には温かいものですが、それは決して切れないものです。登場人物たちは、家族との関係の中で、自分自身を見つめ直し、成長していくのです。
書籍:架空の犬と嘘をつく猫
Kindle:架空の犬と嘘をつく猫
寺地はるな作品まとめ
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