カセットコンロよりもトラベルクッカー。出張や海外旅行だけでなく車中泊や停電時の炊飯にも【PR】
出張でビジネスホテルに宿泊するときや、海外旅行で便利なのが電気式の「トラベルクッカー」です。
部屋にコンセントさえあれば、お湯を沸かしたり、簡単な料理を作ったり、炊飯までできます。
ワーキングホリデーでファームジョブをしていた頃、安宿を転々としていたことがあるのですが、共用のキッチンが混みすぎて料理どころではありませんでした。
キッチンが空くまで待たされ、他人の視線を気にしながら慌てて料理を作ることも多かったので、あのとき「トラベルクッカー」を持っていたらかなり違ったと思います。
車中泊やキャンプでも、トラベルクッカーは便利です。
火を使わずに調理できるため、狭い車内でも扱いやすく、一酸化炭素中毒を気にする必要もありません。
トラベルクッカーは、出張や旅行向けのイメージが強いですが、有事でこそ本領を発揮します。
電気さえ確保できれば、燃料を気にせずに調理できるからです。
特に長期停電を考えると、カセットコンロと大量のガスボンベを備蓄するのは、保管場所や安全性の面で不安が残ります。
ボンベは本数が増えるほど場所を取り、可燃物でもあるため、夏場の保管や車載にも気を使います。
使用期限もあるため、長期保管するほど管理の手間も増えていきます。
トラベルクッカーは、感覚としては小型の電気鍋に近いです。
調理したあとそのまま器として使えるため、洗い物も少なく済みます。
まずは、どんな感じで使えるのか、お湯を沸かしてコーヒーを淹れてみます。
水の量は、コーヒー1杯分として140mlで試してみます。

コンセントを挿すと同時にストップウォッチを押して時間を測ってみました。
付属の蓋をすると、お湯が沸きやすくなります。

6分ほどで、お湯が沸きはじめる音が聞こえてきて、蓋に触れると熱くなっています。

7分ほどで湯気が出てきて、蓋を外すと細かい泡が次々に出て沸騰していました。

写真だとわかりにくいですが、熱々のコーヒーを淹れることができました。
お湯が沸かせれば、麺や卵を茹でたり、鍋料理のように食材を煮込むことができます。
気になるのは、トラベルクッカーで炊飯までちゃんとできるのか、です。
せっかくなので、白米よりも炊飯が難しい玄米で試してみます。
玄米は高級炊飯器でないと炊けないイメージがありますが、普通の鍋でもトラベルクッカーでも炊くことができます。
玄米の炊き方のコツは、浸水時間を十分に取ることです。
前日にお米を研いで浸水させ、翌日に炊くくらいでちょうど良いです。

玄米を研ぐ際は、手の甲で玄米をザルの網目に擦り付けるようにします。
表面に軽く傷を付けることで、水を吸いやすくなります。
長時間浸水させると水が濁ったりにおいも出るため、途中で何度か交換します。

栄養価を考えて、玄米を発芽玄米にしてから食べることもできます。
写真のものは芽がわかりやすいよう、あえて発芽が進んだ状態のものです。
実際には、完全に発芽する前の、ぷくりと膨らんできたくらいが食べ頃です。
発芽しすぎると、玄米の栄養が芽の成長に使われてしまうからです。
発芽玄米は、玄米炊飯器がなくても、温水とスープジャーを使えば季節を問わず発芽時間を調整できます。
目安としては、40℃前後のお湯で6〜8時間ほどです。
今回は、有事の長期停電を想定して、備蓄している玄米をポータブル電源で炊いてみました。
お米の量は普段食べている0.8合で、水の量は白米1合相当の200mlです。

玄米を炊くときは、沖縄の海塩も加えます。
宮城島の「ぬちまーす」か、宮古島の「雪塩」を好んで使っています。

ポータブル電源の消費電力は、250W程度です。
10分を過ぎる頃から湯気が出てきて、ぐつぐつと沸騰してきます。

約25分で炊き上がりました。
鍋をガスコンロの強火で炊けば10分ほどですので、2.5倍くらい時間がかかります。
消費電力が小さいぶん、湯沸かしや炊飯には少し時間がかかります。
一口食べてみると、想像していたよりもふっくら炊けていました。
しっかり浸水しておけば、蒸らしなしでも普通に美味しく食べられます。
これまで何度か炊飯していますが、焦げつくようなことはありません。

トラベルクッカーは、そのまま器として使えます。
この日は、ブリの切り身に大葉とブロッコリースプラウトを添えたブリ丼にしました。

朝食なら、納豆と生卵とめかぶを混ぜて食べても美味しいです。

調理後のヒーター面は、コンセントを抜いてもしばらく熱いままです。
40分ほど放っておくと冷めるので、食事を終えて洗い物をした後に片付けるとちょうどいい感じです。

使用後はお弁当箱サイズ(約16×16×8 cm)でコンパクトに収納できます。

普段使わないため、システムキッチンの小さい引き出しの奥に収納しています。

トラベルクッカーは海外対応製品のため、変圧器は不要です(国ごとの変換プラグは必要)。
使用する国に合わせて、底面にある「電圧切替スイッチ」を100-130Vまたは220-240Vへ切り替えます。
切り替えを忘れると故障するので注意してください。
トラベルクッカーにもいくつか種類がありますが、この記事で紹介しているのは、株式会社ヤザワコーポレーション(YAZAWA)のトラベルマルチクッカー「TVR70BK」です。
消費電力が250Wと小さいため、ポータブル電源でも扱いやすく、有事ではこの低消費電力が大きな強みになります。
消費電力を抑えたい場合は、5分ほど加熱したあと、余熱だけで蒸らすこともできます。
トラベルクッカーは、出張や海外旅行、車中泊やキャンプなど、非日常で使う道具と思われがちですが、有事ではかなり実用的です。
特に、ポータブル電源とソーラーパネル、省電力のトラベルクッカーを組み合わせれば、カセットコンロや大量のガスボンベに依存せず、長期停電でも温かい食事を続けることができます。
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▼ 水・食料・電気など、一人暮らしの防災備蓄については、こちらにまとめています。
