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料理名のない料理を食べよう。レシピを手放したら、食費も時間も減って人生が豊かになった

こんにちは!家トレを7年継続している、とりむねです。

「好きな食べ物はなんですか?」そう聞かれたら、あなたは何と答えますか?

僕なら、ハンバーガー、インドカレーなど、ついつい料理名を答えてしまいます。

でも、この質問で「豚肉をカリッと焼いたやつ」とか、「キャベツを鉄鍋でサッと炒めたやつ」なんて、あんまり言わないですよね。
料理名のない、シンプルな料理のことです。

僕たちは、いつの間にか「料理名」がある料理ばかりを作ろうとしていませんか?
まるで、レシピに載っているものがすべてで、それ以外は料理ではないかのように。

僕の考え方を変えたのは、料理家の有元葉子さんのある本との出会いでした。

この本を読んだとき、僕は「料理」に対する考え方が大きく変わりました

僕は、「基本」を大切にしています。筋トレもそうですし、日々の過ごし方についても、いつもシンプルで効率的な方法を模索しています。

そして、この「料理」も、他のどんなこととも同じく、基本を理解することで驚くほどシンプルになり、そして楽しくなることを、この本は教えてくれました。

この記事では、「料理名のない料理を食べる」ことの本当の意味と、それがあなたの日々をどう豊かにしてくれるかについて、じっくり語っていきたいと思います。


料理の「基本」って何だろう?

筋トレで考えてみましょう。いきなり奇抜な種目をするのではなく、ダンベルベンチプレスやスクワット、懸垂などの種目を基本としますよね。

これらの種目をひたすら反復練習することで、体の使い方が身につき、筋力が向上し、応用力が生まれます。
最初は重いと感じていたダンベルも、基本が身につくことで上手く扱えるようになり、メニューの組み合わせ方も自然と分かってくる。

では、料理の「基本」とは何でしょう?

レシピ本を隅から隅まで覚えることでしょうか?
いえ、違います。有元葉子さんは、こう話しています。

料理は「一時期だけ作ればいい」というものではなく、だれにとっても、一生続けていくライフワークです。レシピを見ないで作ることを続けていると、料理の勘が冴えてきます。本当の基本が身につきます。「次はこうしてみよう」と応用力がついてきます。自然にレパートリーが広がっていきます。だから献立に悩むこともなくなります。そしてなにより、料理が楽しくなってきます。

有元 葉子『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』

この言葉に、料理の基本の本質が詰まっていると思います。

レシピを「なぞる」のではなく、素材そのものが持つ「おいしさ」を引き出すこと。これこそが、料理の本当の基本なのでしょう。

僕たちは、つい「料理名」に縛られてしまいがちです。

ハンバーグにはハンバーグの作り方、カレーにはカレーの作り方があると信じて疑いません。でも、素材そのもののおいしさを知っていれば、レシピなんてなくても料理はできるんです。

たとえば、「豚肉をカリッと焼いたやつ」は、豚肉を塩胡椒だけでシンプルに焼けばいい。「キャベツを鉄鍋でサッと炒めたやつ」は、キャベツを少量の油で炒め、醤油をたらすだけで絶品になる。

味付け以上に、食感にこだわる」と有元さんは言います。

たくさんの調味料や油を使って作る料理は、確かに美味しい。僕も大好きです。
でも、素材そのものの味を知らずに、表面的な味付けに頼っているだけかもしれません。

「この豚肉は、脂身が甘いな」とか、「このキャベツは、シャキシャキしていてみずみずしいな」とか、素材そのものの味を感じられれば、料理はもっとシンプルになり、もっと美味しくなるでしょう。


研ぎ澄まされた「食の感覚」を手に入れよう

僕がこの「素材を食べる」という真髄を経験したのは、体脂肪を一桁まで減量した時でした。

減量中は、摂取カロリーを抑えるために、なるべくシンプルな食事を心がけます。

  • 味付けは脂質の少ない醤油や塩胡椒が基本。

  • 鶏むね肉やブロッコリー、じゃがいもやかぼちゃなど、ヘルシーな食材がメイン。

  • 白米も、細かく計量して食べていました。

最初は「味気ないな」と感じることもありました。

でも、減量を進める先で、その感覚が変わっていったんです。

  • 「白米が、甘い…!」

白米を噛み締めるたびに、お米本来の甘みが広がります。今までは当たり前すぎて気づかなかった、お米の甘さに感動しました。
ご飯のお供がなくても、白米だけで食べられます。

  • 「鶏むね肉には、しっかり味がある…!」

パサパサしているイメージだった鶏むね肉が、噛むたびに旨味を感じる。茹で鶏ができた直後は、何もつけずにそのまま食べても美味しく感じます。本当にです。

  • 「さつまいもは、もはやスイーツ!」

蒸したさつまいもが、信じられないくらい甘くて、まるで高級和菓子を食べているかのように感じました。

減量によって味覚が研ぎ澄まされた僕は、素材そのもののおいしさに気づくことができました。

これこそが、僕が「料理名のない料理を食べよう」と強く伝えたい理由です。

複雑な味付けに頼らずとも、素材が持っている本来の旨みだけで十分に美味しい。この感覚を一度経験すると、あなたの食生活は劇的に変わります。


「料理名のない料理」がもたらす4つのメリット

ここまで読んでいただき、「素材を食べる」ことの重要性を理解していただけたと思います。

でも、それだけではありません。
「料理名のない料理」を食べることには、副次的に多くのメリットがあります。 

1. 食費が安くなる

シンプルな料理は、使う食材や調味料が少ないです。
高価な調味料や、使い道に困る食材を買う必要はありません。新鮮な肉、魚、野菜があれば、それで十分です。
余計なものを買わなくなるので、自然と食費が抑えられます。

2. 料理の準備時間が少なくなる

複雑なレシピを調べる必要も、たくさんの材料を刻む必要もありません。

  • 豚肉を焼いて、塩胡椒を振る。

  • 野菜を炒めて、醤油を垂らす。

これだけで、十分に美味しい一品ができあがります。忙しい日々の中で、料理の時間を短縮できるのは大きなメリットです。

3. 冷蔵庫の中がシンプルになる

冷蔵庫を開けて、賞味期限切れの調味料や、買ったはいいものの使っていない食材にげんなりした経験はありませんか。
「料理名のない料理」を実践すれば、冷蔵庫の中はいつもシンプルで、何がどこにあるか一目でわかります。
食材を無駄にすることもなくなります。

4. ダイエット(減量)に貢献する

これは僕自身の体験から強く言えることです。食べたもののカロリーを記録している方は、素材そのもののカロリーを記録すればいいので、摂取カロリーの把握が飛躍的にわかりやすくなります。
また、油を使った複雑な料理よりも、シンプルな料理の方が、カロリーが低い場合が多いです。

そして、素材そのものの美味しさを感じられるようになるので、少ないカロリーでも満足しやすくなります。

僕が減量中に感じた「白米が甘い!」という感覚は、まさにその証拠です。

少ない量でも、素材の旨みを噛み締めて食べることで、心も体も満たされます。


最後に

「料理名のない料理」を食べるということは、料理の基本を掴むことです。
そして、それはあなたの日々を、より豊かに、よりシンプルにしてくれるはずです。

有元さんの言葉をもう一度紹介します。

料理は「一時期だけ作ればいい」というものではなく、だれにとっても、一生続けていくライフワークです。

有元 葉子『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』

僕もあなたも、この先ずっと食事を続けていきます。

だからこそ、料理を「レシピ通りに作ること」にこだわり過ぎず、「シンプルに楽しむこと」に変えてみませんか。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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