サイトカインストーム
『サイトカインストーム』
サイトカインストームとは、<体内に侵入したウイルスや細菌などを排除するための免疫システムが暴走し、免疫細胞の伝達物質である「サイトカイン」が異常に大量放出される状態とされ、全身に制御不能な炎症を引き起こし、重篤な臓器障害や多臓器不全を招く恐れがある状態>とされています。
嵐=ストームとされる理由は、<ウイルスなどの外敵が侵入すると、免疫細胞は「サイトカイン」と呼ばれるタンパク質を分泌し、他の細胞に応援を要請して感染と戦います。通常はこの働きにより病原体が排除されると炎症も収束します。しかし、この免疫のアクセルが強く踏まれすぎると、サイトカインが制御不能なほど過剰に分泌され続け、まるで体内で「嵐」が起きたかのように自分自身の正常な細胞や組織まで激しく攻撃してしまう>ことからストームと呼ばれるそうです。
サイトカインストームを引き起こす主な原因には、新型コロナイルス感染症やインフルエンザなどの重症感染症や、CAR-T細胞療法といった、がん免疫療法の副作用などが挙げられるそうです。
ちなみに、CAR-T細胞療法は日本でも既に承認・臨床使用がされていて、治療効果も高く奏効率50〜80%台と世界水準と同程度の有効性が報告されているそうです。
ただし、多くのCAR-T製剤は欧米企業主導で開発されており、日本は創発国ではなく導入国となります。
しかしながら、研究レベル、基礎研究は強く、むしろ世界トップ級の領域にあるともされており、制御性T細胞(Treg)などの発見・研究は日本発ともされています。
遠くない将来、日本の基礎研究と企業のタッグによりNVIDIAの様な世界を席巻する技術開発が起きるかも知れません。
その様な分野にこそ、投資していく必要があると思います。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
