アラサー女子の「伊香保温泉」のんびり旅【食べ歩き編】
温泉大国群馬。
「草津・伊香保・四万・万座・みなかみ」と五大有名温泉地があり、各温泉街は食べ歩きスポットで有名だ。
今回は石段で作られた街、「伊香保温泉」で食べ歩きをしてきた。東京から高速バスで2時間半。楽しみだ!
眠れないバス
朝7時に上野駅に集合し、バスで向かう。「ゆめぐり号」という可愛らしい名前のバスだった。
行き帰り合わせて5000円と、新幹線や飛行機よりもかなり安く済んだのが嬉しい。旅行といえば移動代で1万円は必ず超えてくるので、なんだかお得に感じる。

朝は眠いのでバス内で眠る。
しかしバスでは新幹線みたいに前のテーブルに突っ伏して眠れない。姿勢も上手く変えられない。上向いて眠ると口が空いてみっともないので横を向くぐらいしかできない。
体もすぐ痛くなるし、バスは眠るにはまったく適していないと思う。
夜行バスに一度だけ乗ったことがあるが、6時間ほぼ眠れず、体を痛めてボロボロの状態で旅行先に着いたことがあった。あれ以来一度も夜行バスに乗っていない。

寝たり起きたり体を痛めたりしながら、伊香保温泉に到着。

「石段街」というバス停だったので、石段街から近いところに停めるのかと思ったら、石段街の真ん前であった。
名前通りの街。この石段の途中途中にいろんなお店があるようだ。変わった風景の街にワクワクしてくる。調べたらなんと、石段は400年前に作られたものらしい。すごい歴史がある。
近くのトイレに寄ったら、日本とは思えなぐらい臭かった。
食べ歩き開始!
まずはクレープの店「伊香保クレープ CREAM」へ。店の前に飾られた風鈴が風で揺れた。風情を感じる。
カラフルなドリンクも売っていて、選ぶのが楽しい。
お店の正面にある御屋敷みたいな場所の庭で食べれるようだ。静かで落ち着く。
これが「伊香保クレープ」なるもの。

生クリーム大盛り。甘さ控えめで美味しい。上品な生クリーム。
上のトッピングは苺かと思ったら、苺に擬態したジャムだった。クレープの中身はグラノールと苺ソース。ザクザクした食感が良い。フルーツは入っていないので見た目に反してかなり軽め。

数段上がった先にある「石段玉こんにゃく」の玉こんにゃく。
お店のおばさんの接客が良すぎて、何個でも玉こんにゃくを買いたくなった。笑顔も素敵だし、気の使い方も素敵。伊香保温泉のお店の人たちは全体的に愛想が非常に良かった。観光地でもトップに入るレベルだと思う。

味がしみっしみのこんにゃく。しょうゆ味。温かいものと冷たいものから選べて、温かいものを注文した。
あっという間に食べ終わってしまう。くにゃくにゃという食感が心地良い。今回のベスト伊香保フードであった。
親子連れで、子供が「えーそんなの美味しいの?」と玉こんにゃくを警戒している。子供目線で美味しいとは思えないビジュアルだもんな。
「まぁ一口食べてみなさい」と父親から食べさせられた子供は「うーん?…うん、おいし!」グッドグッドとご機嫌で玉こんにゃくを気に入っていて可愛かった。
もう数段上がって、「大澤屋」のマグカップうどんという食べ歩きにぴったりのうどんを食べる。
うどんすら食べ歩きフードになるのか。なんでも小型化できる日本人の素晴らしいところだ。

関西風の出汁で、薄めの味付けだった。
小さいカップに、小さいきつね揚げが1枚はいっている。具はネギときつね揚げのみだけど、そのシンプルさが素材そのもののおいしさのをダイレクトに伝えてくる。
通販や店内での飲食もやっていた。この日は気温が少し低かったので、ありがたい暖かさだ。冬なんかもっとありがたいだろう。

「るんご」でかぼすソーダとどら焼きを買う。

伊香保はスイーツとおしゃれドリンクがやけに多い。石段を登ればおしゃれドリンクにあたる、といっても良いぐらいそこかしこにある。
全店舗のおしゃれドリンクを制覇したかった。
「USABURO KOKESHI IKAHO CAFE&GALLERY」のこけしカステラ。こけし屋さんが売っているカステラ。

5個で500円。東京より高い。付属していたソースがチョコかと思ったらみたらしだった。カステラとはあまり合わないような気がする。
形が可愛い。そのまま食べるのが良い。こけしってなんなんだろう。
「短編集」のジェラートどら焼き。ジェラートは8種類ぐらいあるものから好きなのを選べる。

ジェラートが31のレギュラーサイズ以上に大きい。
皮がもちもちで美味しい。生クリームも乗っていて良い。あんこと生クリームとどら焼きってめちゃくちゃ合うからな。ローソンの「どらもっち」で証明済みだ。
ジェラートの冷たさをどら焼きの皮が包み込む。雪見だいふく的食感が楽しかった。
本当の伊香保とは
伊香保を歩いていると、「射的」の店が多いことに気が付く。
一段あがればスイーツかおしゃれドリンクか射的の店にたどり着く。射的って珍しい。温泉街は食べ歩きのイメージはあるが、意外とアクティビティは少ないので。
店員さんもおしゃれで愛想の人が良いし、店もおしゃれなところが多くて居心地が良い。高い場所から見る景色も綺麗だ。
風鈴が色んな店舗で飾られていて、綺麗な音色が街を彩っている。

こんなにおしゃれな伊香保温泉街、しかし、一歩路地裏に入ると、雰囲気が激変する。
張り紙だらけの怪しい居酒屋とか、閑散とした古い旅館とか、森とか、まったく違う顔を見せる。

前を見れば怪しい森。後ろを振り返ると賑やかな歓楽街。どっちが本当の伊香保なんだ?
もしかしたら夜になると街の様子はまったく変わり、愛想の良い店員さんは化け物に変わり観光客を食べ始めるのかもしれない。千と千尋の神隠しのようだ。
路地裏に進んでいくとちょっと怖くなったので、引き返す。とりあえず一番上まで進んでみよう。
気を取り直して食べ歩き続き。
「処々や」のたこ焼きとコロッケ。


たこ焼きは外サク中フワ系。一個一個が小ぶりなので食べ歩きにちょうど良い。いやちょうど良くはない、量はそれなりにある。
マヨネーズをかけるのではなく、付けて食べるのが良い。マヨネーズの量を自分で調整できる。意外とない視点。
コロッケは中が柔らかくてクリーム感のあるもの。揚げたてのサクサク感と中のフワフワ感のコントラストがクセになる。
全国にある数多のコロッケを食べ歩いてきたが、中がクリーム状になっているコロッケのほうが好きなことに気がついた。
完全にクリーム状になっているわけじゃないんだけど、半クリームというか、そんなコロッケが好きだ。
そろそろお腹いっぱいになってきたので、食べ歩きは一旦休憩。石段のゴールまで登ってみる。
そこまで大変ではないが、一段一段が結構急なので、登るたびに息切れする。
365段登りきった。

なかなかの高さまで来たようだ。絶景哉。
湯めぐり編へ続く。

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