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フジファブリックの「全公式発表曲」を分析してみた(その1)

フジファブリックが生み出した名曲たち

2025年2月の活動休止から、1年が経ったフジファブリック。
志村正彦が富士吉田でバンドを立ち上げてから始まった物語は、2009年の突然の別れを経て、それでも止まることなく続いてきた。
フジファブリックは、いったいどれだけの曲を世に送り出してきたのだろうか。
私が調べたところ、彼らの公式発表曲をひとつにまとめたデータは、今のところ存在していないようだ。
そこで、インターネット上にある情報をもとに、フジファブリックの全公式発表曲をまとめてみた。

公式発表曲数

まず、フジファブリックの公式発表曲数についてだが、

・インディーズ時代の2002年から2003年まで
・2004年のメジャーデビューから2025年の活動休止まで

この23年間で、現在入手可能なCDまたは配信で発表された曲の総数は、

全198曲

となる。
これは、同じ曲の別バージョン(album ver.など)は別にカウントせず1曲とした数字になる。
バージョン違いを含めればもっと増加するが、純粋な楽曲としての数字とした。

なお、198曲の内訳としては、

・オリジナル曲 188曲
・別名儀(フジファブリズム)1曲
・カヴァー曲 9曲


となっている。
体感としては200曲以上あるのではないかと思っていたが、予想より少なかった。

ボーカル別曲数

フジファブリックは2009年の志村正彦逝去まで、すべての曲で志村がメインボーカルを務めてきた。
志村逝去後に発売された5thアルバム「MUSIC」では、山内総一郎がはじめて、2曲のみボーカルを担当し、その後の新体制では、名実共に山内がメインボーカルとなり、2025年まで続いた。

すなわち、ボーカル別曲数とは、「志村時代」と「山内時代」の曲数の比較とほぼ同義である。

・志村正彦 87曲
 (オリジナル:82曲・カバー:5曲)
・山内総一郎 102曲
 (オリジナル:97曲・別名儀:1曲・カバー:4曲)
・山内総一郎+ゲストボーカル 5曲
 (山田孝之・JUJU・幾多りら・秦基博・三原健司)
・ボーカルなし 4曲
 (「Intro」「リバース」「F.T.79」「LOVE YOU」)

ボーカル別曲数では、期間がもっとも長い山内総一郎が志村正彦を上回っている。
しかしながら、インディーズ時代を含めても全活動期間の1/3にあたる8年弱の期間にもかかわらず、志村ボーカル曲の多さには驚かされる。

作曲者別曲数

次に作曲者別の曲数について見てみる。
バンド立ち上げから2009年までの志村体制下では、ほとんどの曲を志村正彦が一人で作曲しているが、3thアルバム「TEENAGER」では山内総一郎、金澤ダイスケも一部の曲を作曲している。
2010年以降の山内体制下では、山内総一郎をメインにしながら、金澤ダイスケ、加藤慎一も作曲を行う分業体制となっている。

・志村正彦 74曲
・志村正彦+Roger Joseph Manning Jr. 1曲
 (「Chocolate Panic」)
・山内総一郎 75曲
・山内総一郎+金澤ダイスケ 1曲
 (「SUPER!!」)
・山内総一郎+百田留依 1曲
 (「Green Bird」)
・金澤ダイスケ 22曲
・金澤ダイスケ+志村正彦 1曲
 (「星降る夜になったら」)
・加藤慎一 13曲
・フジファブリック 1曲
 (「カンヌの休日 feat. 山田孝之」)
・カバー曲 9曲

僅か1曲の差で山内総一郎が志村正彦を上回った。
感覚として山内体制での金澤ダイスケの活躍からすればもう少し作曲数が多いと思っていたが意外と少なく、逆に加藤慎一の曲が13曲もあったのに驚いた。

おわりに

ここまでの調査分析でかなりの時間を使ってしまった。
それほどまでにフジファブリックの音楽は奥深い。

・作詞別曲数
・アルバムごとの分析
・志村体制と山内体制の比較
・作曲者、作詞者別の曲分析

これらは次回以降に行いたいと思う。

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