コケはコケティッシュ
小学校低学年の頃、クラスにいたちょっとマセた女の子が「あなたコケティッシュよね」と言った。その瞬間、苔とティッシュを思い浮かべたわたしは冴えない子だった。
苔ときくと、なんだか暗く陰鬱なイメージがあったが、雨に濡れた緑の苔の鮮やかな色は息をのむ美しさようだ。
大人になってから、西芳寺 (苔寺)を訪れたときは、苔のありのままの美しさに心がシンとした。
ひそやかで、凛としていて、人に媚びないたたずまい。

この下の画像は、 #ヘラハネジレゴケ という苔の一種で、蒴の高さは 1.5 ~ 2.5 センチ。この写真は、苔にとどまって輝く雨のしずくを見事にとらえた絶妙な マクロ写真 だ。( #bingjp http://msft.it/6018jfWHG )

日本に自生する苔の種類の数は、世界の1割だという。
苔は静かでありながら、しっかりと自分の場所に腰を据えているブレない佇まいの美しさがある。
雨風にも強く、気温の変化にも耐えられる。
コケは岩や地表が長く放置された時に生える。耕すなどの攪乱(かくらん)が行われていると育たない、といわれている。
例えば「苔むす」という言葉はその状態が長く続いてきたことを示す。これは善悪両面の受け取り方がある。
「転石苔むさず」は、「腰を落ち着けて長く一つのことを続けないと成果は上がらない」という意味のほか、「活動を続けている人は古びない」という意味にも使われる。英語ではA Rolling Stone gathers No Moss (転がる石には苔は生えない)になる。
苔を鑑賞する
この苔を鑑賞用してに愛でる方法がある。
以下のサイトでは詳しく説明されていて、すぐにでも出来そうだ。

https://www.homes.co.jp/life/cl-hobby/cm-plant/19956/
すぐに枯れてしまう美しい、はかない花もよいけれど、強く地に足のついた苔と共に暮らすのもよいだろう。
なんだか、どっしりとした安心感を与えてくれる。
苔もアレンジの仕方によってはコケティッシュになるかもしれない。


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