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ピアニカ演奏



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目覚め

 寄居養護学校時代に新たな音楽に目覚めた。食堂で、いつも流れていた「カーペンターズ」と、秋から同じ部屋になった中学三年生の先輩がいつも聴いていた「かぐや姫」だ。


ピアニカ演奏

 学芸会の時、五年生との合同チーム
合計二十名で「ボギー大佐」を演奏した。



僕はピアニカ担当。
本番は、ステージ中央で、一人でメロディを吹いた。


小学一年生~五年生までの五年間、
僕は音楽の先生から注目してもらえなかった。
学芸会で合奏をする時は、いつも「その他大勢カスタネット」とか「その他大勢リコーダー」だった。


ピアノを習っているような生徒が、核になる楽器に抜擢されるのは理解できる。
が、僕だってカスタネットやリコーダー以外の楽器もやりたいといつも思ってた。
でも、一クラス四十五名もいたから、なかなか面白い楽器は与えられなかった。


 小学六年生は、一クラス十二名。
五年生はもっと少なくて八名。それで、音楽の先生は五、六年生合同で演奏することにしたのだろう。
小学五年生までの五年間で、僕が鍵盤楽器に触ったのは何回あっただろう?
ほとんど初心者なのに、音楽の先生は僕をピアニカ担当に起用してくれた。
嬉しかった。
自分に才能があるなんて思ってなかったけど、音楽の先生は僕の隠れた才能を見出してくれたんだなぁと有頂天になっていた。
初めての鍵盤楽器、楽しかった。

隠し味

 ある日、練習が終わった時に、同級生のゆきえちゃんが先生に質問していた。
「先生、私はオルガンで和音を弾いてますが、これってぜんぜん聴こえてないですよね? 必要なパートなんですか?」
「まぁ、料理で言えば『隠し味』みたいなもので、オルガンは必要なのよ」



その答えにゆきえちゃんが納得したか
どうかは忘れてしまった。
一緒に練習していた僕も、ゆきえちゃんがどんな音を出していたか覚えていない。
ゆきえちゃんのオルガンは聴こえなかった。
でも、メロディ楽器や打楽器の合間合間に「フワーッ」とオルガンが聴こえていたかも知れないね。

リコーダー

 また、合奏とは別に、リコーダーは
斉藤君とペアで「エーデルワイス(※1)」を吹いた。
主旋律を斉藤くん、伴奏兼サブメロディが僕だった。
二人の呼吸がピッタリ合っていて、
良い思い出になっている。



脚注

※1 エーデルワイス
オーストリアの国花。
映画【サウンド・オブ・ミュージック】で、
トラップ大佐が歌った。



映画日記【サウンド・オブ・ミュージック】





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※リンクは後日


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