「短所に見える言葉」→「保育者の視点の言い換え・こんな子に使える」→「要録の文章にすると」50選
「短所に見える言葉」→「保育者の視点・こんな子に使える」→「要録の文章」50選
要録を書くとき、
「この子のことはよく分かっているのに、文章にすると難しい」
と感じることはありませんか?
普段の保育では、
「落ち着きがない」
「頑固」
「すぐ泣く」
「友達とよく喧嘩する」
などの言葉で、その子の姿を捉えることもあります。
でも、要録ではその言葉をそのまま書くのではなく、
「その行動の背景にはどんな思いがあるのか」
「その子にはどんな育ちが見られるのか」
「どんな経験を重ねているのか」
という視点から見てみると、文章が作りやすくなります。
① 性格・行動について
1.「落ち着きがない」
保育者の視点
→ 興味をもったことに積極的に関わろうとする
こんな子に使える
気になるものを見つけるとすぐに動き出す
戸外遊びや身体を動かす遊びが好き
さまざまな遊びに興味を示す
一つの場所に長く留まるより、いろいろなことを経験したがる
実際の文章にすると
興味をもったことにすぐに行動を起こし、さまざまな遊びに意欲的に関わっている。戸外では身体を動かす
2.「じっとしていられない」
保育者の視点
→ 身体を動かすことを好み、活動への意欲が高い
こんな子に使える
座っているより身体を動かすことが好き
戸外遊びが好き
活動が始まるとすぐに参加する
身体を使った遊びに積極的
実際の文章にすると
身体を動かすことを好み、戸外遊びでは自分から遊びを見つけ、意欲的に身体を動かしている。興味をもった活動には積極的に参加し、友達と一緒に遊ぶことを楽しんでいる。
3.「飽きっぽい」
保育者の視点
→ さまざまなことに興味をもち、幅広く関心を向ける
こんな子に使える
遊びが次々と変わる
新しいものに興味を示す
いろいろなコーナーを見て回る
初めての活動にも興味をもつ
実際の文章にすると
身近なさまざまなことに興味をもち、新しい遊びや活動にも意欲的に関わっている。興味をもったことを次々と試しながら、自分なりに遊びを楽しむ姿が見られる。
4.「気が散りやすい」
保育者の視点
→ 周囲の出来事やさまざまなことに興味を示す
こんな子に使える
周囲の友達の活動が気になる
音や人の動きに反応する
いろいろなものをよく見ている
新しいものに気付きやすい
実際の文章にすると
周囲の出来事や友達の様子によく気付き、興味をもって見たり関わったりしている。さまざまなことに関心を示し、興味をもったことを遊びに取り入れようとする姿も見られる。
5.「マイペースすぎる」
保育者の視点
→ 自分のペースを大切にしながら、落ち着いて取り組む
こんな子に使える
急かされるより自分のペースで行いたい
一つのことをゆっくり進める
周囲に流されず遊べる
好きなことにはじっくり取り組む
実際の文章にすると
自分のペースを大切にしながら、落ち着いて生活している。好きな遊びにはじっくりと取り組み、時間をかけて自分なりに遊びを深める姿が見られる。
6.「行動が遅い」
保育者の視点
→ 周囲の様子を確認しながら、自分なりのペースで取り組む
こんな子に使える
次の行動に移るまで時間がかかる
周囲を見てから動く
一つひとつ丁寧に取り組む
急かすと不安になる
実際の文章にすると
次の活動に移る際には周囲の様子を見ながら、自分なりのペースで行動している。保育者が次の予定を知らせ、見通しをもてるようにすることで、少しずつ自分から行動に移せるようになってきた。
7.「せっかち」
保育者の視点
→ 思い立ったことに意欲的に取り組もうとする
こんな子に使える
「やりたい」と思うとすぐ行動する
活動への参加が早い
待つことが苦手
好奇心が強い
実際の文章にすると
興味をもったことにはすぐに行動を起こし、意欲的に活動に参加している。自分の思いが先行することもあるが、保育者が順番や見通しを伝えることで、少しずつ周囲を意識して行動できるようになってきた。
8.「衝動的に行動する」
保育者の視点
→ 興味をもったことにすぐに行動を起こす
こんな子に使える
気になるとすぐ触る
友達の遊びにすぐ入る
思いついたことをすぐ実行する
行動力がある
実際の文章にすると
興味をもったことにすぐに行動を起こし、さまざまな遊びや活動を積極的に経験している。友達との関わりでは自分の思いが先行することもあるが、保育者が相手の思いを知らせることで、少しずつ周囲を意識して関わろうとしている。
9.「大人しくて自分から動かない」
保育者の視点
→ 周囲の様子を見ながら、自分のタイミングで参加する
こんな子に使える
初めての活動では様子を見る
慣れると楽しめる
自分から発言することが少ない
慎重に行動する
実際の文章にすると
初めての活動では周囲の様子を見ながら参加することが多いが、安心できる環境では自分から遊びを見つけて楽しむ姿が見られる。保育者に見守られる中で、少しずつ自分の思いを表現する姿も増えてきた。
10.「消極的」
保育者の視点
→ 慎重に周囲の様子を見ながら、自分のタイミングで参加する
こんな子に使える
集団活動で様子を見る
初めてのことが苦手
慣れた場所ではよく遊ぶ
無理に誘うより待つと参加できる
実際の文章にすると
初めての活動では周囲の様子を見ながら、自分のタイミングで参加する姿が見られる。安心できる環境の中では好きな遊びを見つけ、保育者や友達との関わりを楽しむことができる。
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