大切な100個を選ぶ旅 #006
更新が数日空いてしまった。
きのうは、私が演劇のレッスンを担当しているダンススクールの発表会。
様々なジャンルのダンスクラスの中で、10分程度の短いミュージカル作品を発表した。
毎回のことだけれど、発表会前は、講師も生徒も保護者の皆様も、スタッフさんも、みんなが一つの方向に向かっていく。そのエネルギーの高まりが、とても好きだ。
そしてそのエネルギーは、本番が終わるとパァーンと弾けて、散り散りになって消えてしまう。
若い頃はそれが寂しかったけど、
今は、その空っぽになる感じこそ、愛しい。
毎回生まれるけれど、毎回同じではない
その時にしか生まれないもの。
同時に、もう二度と戻らない瞬間。
こうした一体感の喜びと、 儚さが、20年以上なんだかんだと形を変えて舞台に関わり続けている理由なのかもしれない。
火
火が好きだ。
私は定期的に山で過ごすのだけど、山にいるときは必ず焚き火をする。
焚き火はいつまで見ていても飽きない。
燃える炎を見つめているだけで、心は落ち着き、自分を取り戻せる。
頭の中のごちゃごちゃしたおしゃべりが止み、
大切なことを思い出していく。
火は、常にチラチラと(メラメラと)動き続けている。
一瞬だって止まることなく、変化し続けている。
酸素と燃料によって、大きくなったり小さくなったり、ゆらいだり。
今見ている火の姿は、一瞬先にはもう存在しない。
今この瞬間にしか、存在しないのである。
そして火が消えると、今まで確かにそこにあったはずのものが消える。
空気が変わる。
それは電気を消すのとは、全然違う。
ただ「明るい」から「暗い」に変化したという事実だけでなく、
生命エネルギーが立ち去っていくような空気の変化を感じるのである。
そう。
火を長い間ずっと見ていると、不思議な感覚になる。
それは、
火は生きている
という感覚。
厳密にいうと、「生命力を感じる」「生命との共通点を感じる」ということなのかもしれないけれど
もしかしたら火は、本当はある程度自分の意思を持ったエネルギー存在なのではないか?
エネルギーの交流ができる相手なのではないか?
と、不思議と思えてくる。
そして、火が語りかけてくるように感じるのである。
実際、火を眺めていると、
煮詰まっていたことに対するアイデアや問題の解決策が降りてきたり、思いがけない言葉や感情に出会ったりする。
それが「火の言葉」という訳ではないのだろうけど
自分の心の深くにある声が聴き取りやすくなるのかもしれない。
キャンドルを灯す
なかなか山に行けないときは、キャンドルが助けてくれる。
静かに過ごしたいとき
集中したいとき
ただただ自分のために時間をプレゼントしたいときは
キャンドルを灯す。
実は今も灯している。
いくつかキャンドルは持っているけど、本当にお気に入りのキャンドルは、3つ。
一つは、マインドフルネスサロンの大切な仲間から贈っていただいた、
GLASSHOUSEのフレグランスキャンドル。
自分ではなかなか買わない高級なキャンドル。ありがたいなぁと思いながら、大切に、少しずつ使っている。
このキャンドルを灯すと、贅沢な豊かな香りが部屋いっぱいに満ちて広がる。
いつもの部屋が、一気に特別な空間になる。
「自分は宇宙で一番大切な存在なのだ」
ということを、思い出させてくれる特別なキャンドル。大好き。
もう一つは、友人のキャンドル作家・ViVifyちゃんの作品。
まんまるの地球キャンドル。
moon and sun candle
鉱石キャンドル
どれも本当にかわいいし、ひとつひとつ丁寧に作られたのだなぁということが伝わってくる。
手作りで、同じものはないから、こちらも大切にしている。
最後は、アンティーク調のキャンドル。
これは15年前、お芝居をしていた頃の友人から、結婚のお祝いでいただいた物。
正確にいうと、中のキャンドルは新しいものに更新されている。だから、大切なのはキャンドルというより、キャンドルホルダーの方かな。
こちらは普段使い用。
他の2つと違って、キャンドルが燃え尽きても新しいものと変えられるので、気にせずどんどん使っている。
これらのキャンドルを灯すと、それを贈ってくれた人や作ってくれた人の顔が目に浮かび
心も温かい気持ちに灯される。
変化し続けながら存在するもの
火は、ゆらぎ、燃える。
キャンドルは、いつか溶けてなくなる。
生まれては消え、絶え間なく変化している火を見つめていると、二度と同じものができない、一回性の舞台と重なるものを感じる。
舞台だけではない。
私たちの心や人生、そして世の中の本質そのものも、みんな同じかもしれない。
と、こんな風に
なんとなしに、諸行無常を感じられるような気持ちになるのである。
諸行無常
変化し続ける森羅万象の中で、
今この瞬間に存在していることや、与えられている役割、ご縁を
かけがえのないものとして大切にしていきたいな。
火を見つめながら、そんなことを思っていた。
<私の大切なものリスト>
マグカップ
お布団
白いガーゼシャツ(3枚)
ノートPC(MacBook Air)
コレールの小皿
キャンドル
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<大切な100個を選ぶ旅>
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#001 マグカップ→(https://note.com/sayakamuna/n/n7276ef57b9b3?sub_rt=share_pw)
#002 お布団→(https://note.com/sayakamuna/n/ndd7bdf405776?sub_rt=share_pw)
#003 ガーゼシャツ→(https://note.com/sayakamuna/n/nac97bb9cae35?sub_rt=share_pw)
#004 ノートPC→ (https://note.com/sayakamuna/n/nc5a9d1ce0b0a?sub_rt=share_pw)
#005 コレールの小皿→(https://note.com/sayakamuna/n/n110460872e4a?sub_rt=share_pw)
#006 キャンドル→(今、ここ)
