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老後が不安なので、株を始めました DAY78【配当という、新しい見方】

― ハルと歩く、Age60の投資録 78日目 ―
同じ会社なのに、見えてくる景色が変わっていた。


昨日は、高配当株なら何でもいいわけではないと学んだ。
配当利回りだけではなく、
業績。
増配。
配当方針。
会社そのものを見ることが大切だという。

🌸 私:「じゃあ、今度は実際にやってみたいわ。」

🌱「いいですね。DAY73で見た積水ハウスを、今日は配当という視点でもう一度開いてみましょう。」―ハル

同じ会社を、違う目で見る。それが今日のテーマだった。

〈同じ会社を、もう一度開く〉

DAY73では、
PER。
PBR。
決算。
チャート。
そんな数字を見ながら「買う理由」を確かめていた。
(→DAY73:積水ハウスを企業分析してみた回はこちら)

今日は違う。最初に目がいったのは、配当利回りだった。

配当利回りは4.11%。
PERは10.47倍。
PBRは1.06倍。

🌸 私:「数字だけ見ると、DAY73の時とほとんど変わっていないのね。」

🌱「はい。会社は何も変わっていません。変わったのは、サツキさんの見方です。」―ハル

🌸 私:「前の私なら『4%を超えてるから高配当』で終わってた気がする。」

🌱「今日は、そこで終わらせないですよね。」―ハル

🌸 私:「うん。『この配当、この先も続くのかな』って思いながら見てる。」

〈配当は、利益から生まれる〉

次に開いたのは、配当の推移だった。

配当金は、64円。71円。72円。72円。
そして今期予想は73円。

🌸 私:「配当って、一度決まったらずっと同じだと思ってた。」  

🌱「これが、DAY77で話した増配と減配の話です。64円から73円まで、ずっと増えていて、一度も減っていません。会社の利益が増えているから、こうして配当を守りながら増やせているんですね。」―ハル

🌸 私:「じゃあ、この画面のDOEっていう数字も、昨日の話とつながってるの?」

🌱「そうです。DOEという考え方自体は、利益が悪い年でも配当が大きく減らないようにする仕組みです。ただ、積水ハウス自身が掲げているのは、DOEではなく『配当性向40%以上、かつ1株110円を下回らない』という下限配当の方針なんです。DAY77で見た『配当の方針を確認する』という視点、さっそく使えましたね。」―ハル

🌸 私:「言葉は違うけど、『簡単には減らしません』っていう約束をしてる、ということね。」

🌱「はい。呼び方は会社によって違いますが、狙いは同じです。」―ハル

〈会社の土台と、チャート〉
でも、配当だけでは決めない。
それも昨日学んだことだった。
利益は安定しているか。
配当性向は、高すぎないか。

調べてみると、積水ハウスの配当性向は、直近の実績で40.2%だった。

🌸 私:「4割なら、無理をしている数字ではなさそうね。」

🌱「はい。利益の6割は、会社の中に残していることになります。新しい事業や、今後の成長のために使える余裕がある、ということですね。」―ハル

そして、株価はどう動いているか。

株価はゆるやかに上昇している。大きく崩れてはいない。

🌸 私:「配当も、業績も、チャートも。一つだけじゃダメなのね。」

🌱「はい。どれか一つに頼ると、見落としが出ます。少しずつ重ねて見る。それが今日、サツキさんが実際にやったことです。」―ハル

〈見方が変わった〉

DAY73では、「この会社を買ってもいい理由」を探していた。

今日は、「この会社を長く持ち続けられる理由」を探した。

🌸 私:「会社は何も変わっていないのに、私の見方だけが変わったのね。」

🌱「それが、一番大きな成長だと思います。」―ハル

🌸 私:「これから他の高配当株を探す時も、利回りだけじゃなくて、今日みたいに見ていきたい。」

🌱「その視点、次回さっそく使ってみましょうか。」―ハル

📝 今日の一言まとめ

同じ積水ハウスでも、見る場所が変わると、会社の見え方も変わる。

配当は、会社の利益や成長とつながっている。


明日も続ける。

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