老後が不安なので、株を始めました DAY73【買う理由・持ち続ける理由】
― ハルと歩く、Age60の投資録 73日目 ―
今日は、数字で確かめてみた。
村田製作所は、買った翌日は上がった。
その翌日、大きく下がった。
今日は少し戻している。
買った時から見ると、まだ約5%ほど下落している。
「また下がってる。なぜだろう。」
感情より先に、調べることにした。
松井証券のニュースタブを開いた。

ニュースのタイトルを見た瞬間、分かった。
「AI半導体株が軒並み安」
村田製作所固有の問題ではなかった。
AI・半導体セクター全体が売られていたのだ。
🌸 私:「損切りラインって、5%?10%?どこで判断すればいいの?」
🌱「投資スタイルによって違います。短期トレードなら5%、中長期投資なら10〜15%が目安です。ただし損切りは『理由なく下がり続けている時』のためのものです。今回のように下落の理由が明確で、企業の力が変わっていない場合は、まず理由を確認することが先です。今回は練習口座での少額投資でもあります。損切りより『なぜ下がったかを調べる習慣』の方が、今のさつきさんには大切な学びになると思います」― ハル
なるほど。
数字だけで判断するのではなく、理由を確認してから判断する。
少なくとも今日は、慌てて売る理由は見当たらなかった。
そう考えることができた。
これが今日学ぶ、ルール③だった。
🌱「市場全体の混乱による下落は、むしろ割安で買えるチャンスになることもあります。今後また同じような場面が来た時、慌てずに動けるようになります」― ハル
〈 では、次に買うならどう選ぶか 〉
今日の講義で、買うタイミングに3つのルールがあると教わった。
ルール
① 株価が割安な時に買う ルール
② 決算状況と進捗状況を見極める ルール
③ 市場が混乱している時こそチャンス
🌱「自分が買うと下がると感じる投資家は、90〜95%います。買うタイミングに根拠を持つことで、その状況から抜け出せるようになります」― ハル
そこで今回は、以前PayPay証券で買っていた積水ハウス(1928)を、この3つのルールで改めて分析してみることにした。
DAY55で学んだスクリーニングで条件を絞り、 267件の候補の中から見つけた銘柄だ。
あの時は「良さそうだから」という感覚で買っていた。
でも今日は違う。
「なぜ持っているのか」を、自分の言葉で説明できるようになりたい。
〈 ①:ミックス指数で割安かどうかを見る 〉
PERとPBRを掛け合わせた数字をミックス指数という。
バフェット流:22.5倍以下=割安
講義で学んだ基準:15.5倍以下=割安

積水ハウス(1928)
PER:10.31倍
PBR:1.05倍
10.31 × 1.05 = 約10.8倍
バフェット流でも、講義の基準でも、
どちらも大きく下回っている。
「かなり割安な水準だ。」
数字を見て、少し驚いた。
〈 ②:決算の進捗状況を確認する 〉
決算は3ヶ月ごと(四半期)に確認することが大切だ。
目安は、毎四半期25%ずつの進捗。

積水ハウスの今期1Q進捗:23.1%
前期の1Qは14.6%だったのが、
今期は23.1%まで改善している。
🌸 私:「25%より少し足りない?」
🌱「積水ハウスのような住宅メーカーは下期に売上が集中しやすい特性があります。前期・前々期と比べて改善しているかどうかを見ることが大切です。今期は前期比でしっかり改善していますよ」― ハル
🌸 私:「割安で決算も順調なら、株価はどうなっているの?」
🌱「1年チャートを見てみましょう」― ハル

3,200円台から3,800円台まで上昇し、現在は3,473円。
大きく崩れることなく、安定した値動きを続けている。
割安で業績が伴っている銘柄は、こういう動きをしやすい。

〈 買う理由と、持ち続ける理由 〉
今日、2つのことが分かった。
村田製作所が下がったのは、
セクター全体の動きによるものだった。
企業の力は変わっていない。
持ち続ける理由が、見つかった。
積水ハウスのミックス指数は10.8倍。
1Q進捗は23.1%、前期14.6%から改善。
1年チャートは3,200円台から3,800円台へ、安定した値動きを続けている。
買う理由が、見つかった。
「自分が買うと下がる」と感じるのは、 根拠がないまま買っていたからかもしれない。
今日わかったのは、買う理由と、持ち続ける理由は、別々に考えるものではないということ。
決算書を見る。
チャートを見る。
ニュースを見る。
その積み重ねが、「買う理由」になり、「持ち続ける理由」にもなっていく。
少しずつ、感覚ではなく、根拠で判断できるようになりたい。
明日も続ける。
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