つながりの果て?
「どういう育ち方したら “そんなん” になるの?😅」
……と、たまに言われることがありますw
どうやら、今に至る “途中段階” が想像できないってことらしいんですが…
だいたい、良い意味と呆れが半々って感じなんですけどねw
でも、少し「自分が“こんなん”にならなくて良かった」というのが透けて見えるというw
(あと、30年以上生きてるだいたいの人は、もう一見では“途中段階”が想像できない人になりつつある…と思うのですが?どうでしょう?)
で、僕がどう生きてきたか…って?
小学校~中学校まで、日々が楽しいサバイバルゲーム!
基本的に大変だったので結構「無」で日々をこなしてましたw
中学校で『寄生獣』を読んだことがきっかけで、自分なりに「人間らしい」生き方に執着w とにかく “無駄” だと思っても、関わっていく日々。
高校は、その延長…無駄と物語をむさぼる日々…ギリギリ卒業、そして働きに。
結局、大学にも入ってみることにしたけど、普通には大学生してなかったな~
高校~大学~社会に出るまでは、とにかく色んなことに出逢って、色んなトラブルに巻き込まれたな。
────って感じでしょうか?w
……まぁ、僕がどう生きてきたかなんて、本当は誰にとってもどうでもいい話なんですがw
今日は、お盆前のちょっとした休み。
たまたま、このタイミングで、何気ない「どうやって生きてきたの?」の「問い」を投げかけられて、しかも “お盆” と重なったことで「自分はなぜ “自分” になったのか?」について考えさせられた話です。
▼“つながり”をテーマにした名作──『プラネテス』
『プラネテス』(幸村誠)って作品を知っているでしょうか?
漫画とアニメ版がありますが、僕はどちらも好きです。
漫画版の方が、それぞれのキャラクターが深くて、哲学寄りです。
アニメ版の方が、キャラクターに人間味があるかなw
まずは、日々の生活を見せてから、深いテーマに持って行くアニメの方が世界観に入りやすいかもです。
21世紀半ば… 宇宙開発が進み、月面都市や宇宙ステーションが存在する時代。人類の活動範囲は地球軌道を越え、資源採掘や植民地計画が進められていた。
しかしその裏で、人工衛星の破片や使い捨てロケットの部品など、スペースデブリ(宇宙のゴミ)が急増し、宇宙船やステーションへの衝突事故が深刻な問題になっていた。
主人公・星野八郎太(通称 ハチマキ)は、デブリ回収船「トイ・ボックス」に乗り込む若き宇宙飛行士。ベテラン船長のフィー、新人の田名部愛(タナベ)、同僚のユーリらと共に、地味で危険な回収作業の日々を送っている。
▼大切な人が突如いなくなったら?
最初に見た時、一番考えさせられたのは…
主人公の同僚のユーリ・ミハイロコフの話なんですよね。
この作品の設定の一つである「デブリ(宇宙のゴミ)」が原因で旅行中に妻を失ったロシア人ユーリ。事故で自分だけ助かって、妻の遺体や遺品が発見されてなくて…あるかもわからない妻の形見を探すためにデブリ回収の仕事をしている────
「自分にとって本当に大切な人が 突如いなくなってしまったとき、どうなんだろう?」
これに対する彼の答えが印象的で…
「悲しいと思うでしょう?でも、なにもないんです。悲しさもなにも...」
20年前くらいに見たときは、これ…理解できなかったな~
当時、僕は違うかなぁって思ったですよね…
たぶん僕にあったのは「後悔」だな…って。
「ああしてあげとけばよかった、こうしてあげとけばよかった…」
まぁ、その相手が居なくなった後に言っても仕方が無いことで…
相手には「気にすんな」って言ってもらえるわけでも無くてw
物語の中だったら、都合よく死者に出会える幻をみるんだけど…
こういう場面を見るとき人は、 自分の場合もきっとそう(相手があの世で許してくれてる)っとか重ね合わせる。
でも、現実ではそんなことないw
都合よく相手は自分を守ってくれてる(許してくれてる)とかない。
終わった人とまだ終わらず生きている自分。
死は突然で絶対で、身も蓋もない。
訪れたら最期、もう二度と会えない。
だから…
僕にとって大切な人と会うときは常に「全て」であろうと思ったんですよねw
僕が急に居なくなっても相手に「後悔」を残さないように...
逆に相手に急に会えなくなっても「後悔」が残らないように...
死ぬとか不吉な別れじゃなくてもねw
『プラネテス』は、僕の中の人との別れの記憶を鮮明に呼び起こし、
そのうえで「自分は人とどう関わって生きていくのか」を深く問いかけた…
──そんな作品で、その後の生き方に大きく影響したと思う😅
でも、今、結構生きて…改めて…
ユーリの言葉…なんとなくわかる。
でも、それはたぶん長いこと、
“つながり” を大切に過ごしてきたからかも?
▼独りで生きて、独りで死ぬ?
独りで生きて…
独りで死んで…
なんで満足できるんですか?
バカみたい。
宇宙は── 独りじゃ広すぎるのに!
“自分” であろうとする意識から…
“つながり” の中に生き辛さを感じて、“独り” を感じてしまう…
ただ、“独り” で立ち向かうには世界は広すぎる。
宇宙と地球の境い目ってどのへんだと思う?
ん────・・・
オレの感じでは “ない”
…んだよね。境い目が。
無いんだ。世界に境い目なんて。
世界に境い目なんて、どこにもない。
地球と宇宙の間にも、人と人の間にも。
そして、それゆえに終わりが見えない。
だからこそ、“独り” では不安になる。
でも────
この世に宇宙の一部じゃないものなんてないのか
オレですら つながっていて
それで はじめて “宇宙” なのか
宇宙の中では、絶対的な位置に意味はない。
けれど、すべては関係しあい、
“他者” があって初めて自分の位置が成立する。
“つながり” の中でしか、僕は “自分” を確かめられない。
これは、僕ら生物がそもそもこういう矛盾した存在だからなんだろうね~。
“独り” で生き残ろうとする意思でありながら、
その存在は “つながり” なくして成立しえないw
これは、今存在する他者や環境とのつながりだけじゃなく…
過去から今までのつながりも含めてね。
なんという! 果てしない、膨大な、そして、奇跡的な…
“つながり” (情報)の集積体なんだろう。
▼“愛”ってなんなんだ?
愛とは────
“つながり” を実感したいという意志、ではないか?
そもそも、全てのものがつながってるんだけど…
その中で、特に「ある特定の何かと自分に“それ”が在る (あるいは、在った?)」って思いたい衝動。
それが、愛なのかも?
愛には “カタチ” はないけど、
それは、確かに “在る” のかもしれない。
まぁ、そもそも僕らもカタチがあるように見えて…
実は“自分っぽい印象”の伝播でしかないわけで…
その現象が「在る」んだから、愛も「在る」かw
▼おわりに
さて、なんだか、話が拡散して収集が付かなくなってきたので…
最後に…木星の彼方から、人類へ贈られたハチマキのセリフで収束させようかなw
エ────・・・
地球の皆さん、お元気ですか?
オレは木星往還船フォンブラン号の乗組員・星野八郎太です。
いま、木星にいます。
あなたのいるところから見えますか?木星。
こっちからは、そっちが良く見えません。
こんなに遠く長い旅をしたのは初めてです。
1年半もかかっちまった。
この1年半はなかなかヒマで・・・
だからよく考えごとをしました。
今日は思ったことをそのまま話します。
これに乗る前のオレは、デブリ回収をやってました。
仕事仲間は、みんな良いヤツらだったけど、
オレはあんまりあの仕事が好きじゃなかった。
「金のためにやってんだ」
「こんなのは今だけだ」と
よく自分に言いきかせてました。
金を貯めたら、宇宙船を買って
この宇宙を自由に駆けまわるんだ!
宇宙船があればどこへだって行ける・・・
本当の…本当の “自由” だ!
でも、スッゲ~がんばんないと
宇宙船なんか手に入らない。
マジにならないとダメなんだ。
だからオレは、
それ以外のことはいっさいしないと決めた。
それ以外のことを考えるのもやめようと思った。
でも───
でも、“愛し合う” ことだけが
どうしてもやめられない。
いいか悪いかは知らないが
とても強い力だ…
人間はみんなスゲー力を持ってんだ。
素晴らしことだし、恐ろしいことだとおも思う。
オレはこの力の使い方をもっとうまくなりたいんだ。
だから……
地球に帰ったら、また、デブリ屋をやろうと思う。
やってるときは気付かなかったけど
あの仕事はいい仕事だ。
ユーリ、フィー、愛。
もう5年ほどしたら帰る。
そしたらまた仲間に入れてくれ。
おわり。
長いんだけど… だからこそ、人生そのものだなってw
ここまでの全部が入ってる気がする。
宇宙には、本質的には “引き合う力” しか存在しない。
その連鎖とつながりの果てに今があって…
そしてこれからも続いていく。
みんな、その一部なんだと思う。
って、あれ?
何のはなしだったっけ?😅
まぁ、なんにせよ…
今日も散文的駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
この問いが、あなたの新たな“問い”の入り口になれたなら幸いです。
引用作品:
プラネテス
夢・欲望・倫理・孤独・有限性が絡み合う宇宙の日常を通して、人間存在の本質を問う。
記事とのリンク
作品の壮大で深いテーマから、「愛とは何か?」の考察につなげている。
※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
蛇足:
|宇宙には引き合う力しか存在しない?
宇宙スケールで支配的なのは重力
重力は常に「引く」方向に働き、質量やエネルギーがある限り避けられない。銀河、星、惑星系など、大規模構造の形成や維持はすべて重力によるもの。反発的な力は例外的
局所的には電磁気力や核力に反発の成分があるが、それは原子や星内部など小さなスケールに限定される。
大規模に反発をもたらすのはダークエネルギーで、これは宇宙の加速膨張を起こしている。ただしこれは「物体同士を押しのける力」というより「空間の性質」であり、系内部(例: 銀河団の中)では重力が勝る。
要は、宇宙の構造形成に関しては、ほぼすべてが「引き合う力」で成り立っていると言えるんじゃないかな?
|境目がない?
空間的な意味での境目の不在
宇宙には「ここから地球」「ここから宇宙」といった物理的な境界線は存在しません。大気も宇宙空間も連続的に移り変わり、明確な線引きは人間が便宜的に定めたもの(例: カルマン・ライン 100km)。物理法則の連続性
重力、電磁気力、量子力学の原理など、宇宙のどこでも同じ法則が適用される。つまり物理的な意味での「境い目」は宇宙に存在しない。時間的・構造的連続性
銀河や星雲、宇宙背景放射まで、すべてが因果関係でつながっており、完全な切り離しは不可能。
「境い目」って、結局、人間が決めたモノなんじゃない?
|他者があって初めて自分の位置が成立する?
相対位置の原理
物理学では「位置」や「運動」は必ず基準系が必要です。絶対的な静止点や原点は存在せず、位置は他の物体や系に対してのみ定義できる(相対性理論の根本)。重力的関係性
天体の位置や軌道は、周囲の天体との重力相互作用で決まる。孤立した一個の質量は、他との関係がなければ「どこにいるか」を表せない。
「他者があって初めて自分がわかる」という考えは、物理的にも「他との関係がなければ位置は定義できない」ということから来てる?
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