オアハカ|空を見上げれば色がある街|フォトログ
こんにちは、オアハカ在住のさるです。
一度訪れると、なぜか「また来たい」ではなく「ここに帰ってくる」と言ってしまう街。
今日は、オアハカの魅力について偏愛ダダ漏れで書いてみる。
オアハカの人気の理由は、
「街・食・文化・歴史・人」の強さとバランスが絶妙だと感じる。
そして、うっかり訪問しちゃった人がその魅力にやられて、つい滞在期間を延ばしがち、または何度も訪問しちゃう場所。
20年住み、オアハカの情報を発信してきた私の目線で、その魅力を紹介します。

1. 「あっつー!!」から始まる、最高の心地よさ
はじめてオアハカに到着した時の第一声は、まさかの
「あっつー!!」
メキシコシティからオアハカへ移動した私を待っていたのは、ジリジリと焼け付く太陽。
しかし、日陰に入ると暑さは気にならない。
朝晩の寒暖差はあるものの、湿度が高くなく、さわやかな風が吹く。
空気もおいしく、とても心地よい気候。
それも魅力の一つ。
日本の真夏の時期は、オアハカの雨季にあたり、朝晩は日によって少し涼しい。
長雨が続くと肌寒いくらい。
ここ近年、日本からの避暑地は、ヨーロッパからメキシコ・オアハカへシフトするべきだと本気で思っているよ。

2. 「歩ける」という気負わないスケール感
メキシコシティを旅行した人の話だと、シティは大都会で人々が普通に暮らす場所。
移動もメトロやメトロブスを使うことになるので、乗り物に不安や抵抗がある場合は、ハードルが上がるらしい。
確かに昔、メキシコシティの人に「オアハカのホテルからソカロまでバスや車で行った方がいい?」って聞かれたけど。
ホテルも多い観光エリアは、寄り道しなければ端から端まで歩いても20分くらいのサイズ感。
オアハカ市内は、ほぼ徒歩で移動できる。
逆に、タクシーやバスで移動しようとすると、一方通行の渋滞にはまって、マジで歩いたほうが早いくらい。
のんびり散策できる地方都市。
ポイント高い!!

3. 空を見上げれば、そこにはいつも「色」がある

散策すると目につくのは、可愛いコロニアル調でカラフルな街並み。
オアハカ歴史地区とモンテ・アルバンの考古遺跡 として世界遺産に登録されたのは1987年
オアハカの歴史地区保存のために、建物の色が市によって管理されているの、知ってた?
家主が自由に外壁の色を変えることはできない。変えたい場合は市役所に申請が必要で、市から「この色を塗って」と指定が来る。
市内の友達がぼやいていた。
「自分の家で、ペンキ代も自分持ちなのに好きな色が選べない」と。
住人には申し訳ないが、それであの街並みが守られていると思うと、私たちの「写真映え」の裏にはこういう事情もあるってことは覚えておきたい。



市内で目立つのは、スペイン統治時代に建設された絢爛豪華な
サント・ドミンゴ教会(Templo de Santo Domingo de Guzmán)や、
オアハカ市の守護聖母が祀られているラ・ソレダー教会(Basílica de Nuestra Señora de la Soledad)




ライトアップ綺麗
その壮観な美しさには、何度訪れても息をのむ。
さらに、街を彩る「パペルピカド(切り絵の旗)」も季節ごとに衣替え。
3~4月(セマナサンタ/聖週間):紫と白でシックに



7月(ゲラゲッツア):とにかくカラフルに攻める



9月(独立記念日):赤・白・緑のトリコロール


11月(死者の日):街中がオレンジ色に染まる



12月(クリスマス・年末年始):華やかキラキラ+ピニャータ


とにかく年間を通して、空を見上げれば色がある。
オアハカの青い空の下に、いろんな色がひしめき合う。
空から視線を落とせば、目に飛び込むウォールアート。
色とアートが、街にあふれている。




これでテンション上がらない方がおかしい。
市内の散策はここまで。ここからは、少し足を延ばす。
郊外には、イエルベ・エル・アグア(Hierve el Agua)を代表する大自然。オアハカ観光の見どころとしても外せない場所


石の滝を見上げる
北米最大といわれるトゥーレの木(Árbol del Tule)。
幹の太さは世界最大級で、実際に見ると「木の概念」がちょっと壊れる。


歴史的価値のある
モンテ・アルバン遺跡(Monte Albán)
ミトラ遺跡(Mitla)
ヤグール遺跡(Yagul) など、
世界遺産マニアは外せない場所

私はオアハカが一望できる絶景が好き

遺跡の文様が美しい

大自然と絶景両方楽しめる穴場
ちなみにモンテ・アルバンは市内から約6km。
標高2,000mに達するのに
猛者は自転車で行ったり、マラソンしながら行く人もいる。
つよつよでびっくりする。
4. 笑顔と人の距離が近い
メキシコ人をステレオタイプで語ると「陽気でにぎやか」になるが。
オアハカの人は、日本人が「ほっ」とするような、少し控えめであたたかい笑顔を向けてくれる人が多い。
市場に行けば、気さくに味見をすすめられたり、声をかけられたり。
なんだかんだで、人と触れ合う機会が多い街。
知らない観光客にも、目が合えばニッコリしてくれる。
その感じが、初めての土地でも懐かしさを感じる理由かもしれない。

5. 「料理」の基本「食材」がうまい
おしゃれなカフェやレストランはもちろん、予算に応じて高級店から街の食堂、市場の食堂、ストリートフードまで選び放題。
食べる場所に困らない。
ただし観光ハイシーズンは、予約しないと「ごはん難民」になる可能性あり。
伝統料理、おしゃれフュージョン料理、村料理、メスカル、地ビール。
食べ物もうまい、酒もうまい。
オアハカ最高。





モレ・デ・カデラス














あと、手作りアイスもね。

焦がしミルクのアイス
昔、観光ハイシーズンに、地元テレビがメキシコ人観光客に「何を食べに来たの?」とインタビューしていた。
答えは、焼肉、ケシージョ、トラジューダ、チャプリネス(バッタ)、モレ。
うむ。ド定番。
(それともテレビのやらせか?)
もっとすごい答えを期待していたので、ちょっと拍子抜けした。
でも気づいたよ!
ほとんどが「料理」じゃなくて「食材」じゃね?
素材がうまい。だから料理もうまい。
当たり前。そりゃ美食の街になる。
6. 密度が「濃すぎる」手仕事&民芸の世界
民芸品がとにかくすごい。
普通、メキシコの民芸品は1つの州に1〜2個の代表的なものがあるイメージ。でもオアハカは違う。
焼き物、織物、刺繍、木彫り、ブリキ、皮製品、かご、アクセサリー……とにかく多い。







しかも織物や刺繍は、地域や文化圏ごとに図案が違うので、その数は膨大。
7月に開催される民芸品フェアでは、オアハカの職人だけで200以上のブースが並ぶ。他州は「各地から集めて」その規模。
つまり、手仕事の密度がおかしい。(ほめてる)
7. オアハカの魅力を凝縮した7月のゲラゲッツア
まさに「メキシコを凝縮した街」と言われるオアハカ。
昔の私みたいに「民族衣装の人に会えるかも」と期待するかもしれないが、普段の市内ではその機会はほぼない。
しかし、がっかりするなかれ。
7月には、ラテンアメリカ文化圏でも最大級の祭典、ゲラゲッツア(Guelaguetza)が開催される。
7月1日の開会を皮切りに、約1か月間。
文化、踊り、音楽、食、メスカル、民芸品、民族衣装etc.色があふれる季節がやってくる。









私が一番好きなのは、この7月。
みんなが祭りで笑顔にならずにいられない季節。
笑顔=ハッピー。
つまり、7月はハッピー月間。
日本で疲れた人。
高確率で、7月のオアハカで笑顔と元気を取り戻せると思う。

最後に、オアハカの治安。
メキシコの中でもダントツに「良い」!
ただし、セントロ・デ・アバストス市場(中心部から少し離れた大きな市場)だけは注意。ひったくりやスリが多い。
市内は、昼間歩きスマホでポケモンGOしながら歩いてても、今のところ特に何もなし。これでだいたい伝わると思う。
とはいえ海外なので、基本的な防犯対策は忘れずに。
まとめ!!
オアハカ大好きの友達や旅行者と話していて気づいた。
ここ、観光地なんだけど
オアハカ観光は、ただの入口。
ふらっと来たつもりが、
居心地の良さにやられて、気づけば中長期滞在かリピート。
じわじわハマる街。
それがオアハカ。
「一度の訪問で終わらない」理由だと思う。
ハマる人は、観光から「ここで生活したい」に変わる。
さて、すべてを語りつくしてないが!
全部言いたいこと書いたら本が1冊できちゃうので笑
今日はこのへんで。
少しでもオアハカの魅力が伝われば嬉しいです。
¡VENGAN A OAXACA!(みんなオアハカに来てね!)

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