【検証】Nikon Zf 電子シャッターで動体ルチャリブレは撮れるのか?
愛機Nikon Zfのメカシャッター回数が、ついに10万回を突破した。
※シャッター回数は、自動車でいう「走行距離」のようなもの。カメラをどれだけ使ったかの目安になる数字です。
こんにちは、オアハカ在住のさるです。
去年、Zfが嬉しすぎてとにかく写真を撮りまくった結果、2026年の年明け早々にシャッター10万回を超えてしまいました。
Zfのシャッター耐久は20万回と言われている。めっちゃめちゃ焦りました。
その時の記事は、これ
Zf、あと5年は大事に使おうと思ったのに。
確かに、シャッターユニット交換という手もあるけど。
メキシコ住みには、ハードル高いし。
現地メーカーにお願いすると6000ペソ越えって言われた。
日本円で約6万ちかくやん!!
さらに、オアハカから代理店までDHLで送って、受け取って+1万円くらいかかりそう。
そして、脳裏をよぎった対応策は…
耐久数制限のあるシャッターユニットに負荷をかけずに撮影できる
電子シャッターへの切り替え!
しかし、不安はある。
色々なところでささやかれているのが、
電子シャッターは動きの速いものは
「ゆがむ」
そこがすごい気になっていた。
だって、私の撮影対象の80%が動体。
ゲラゲッツアをはじめとする民族舞踏系
ルチャリブレなんか、大丈夫なんか?と不安だけが先走ってた。
でも、背に腹は代えられぬ!「カメラをいたわるために、電子シャッターに移行できるか試してみよう」と思い、日曜のルチャリブレの試合で検証してきました。
Nikon Zfの電子シャッターで動体撮影は本当に歪むのか?実際のルチャリブレ撮影で確かめてみます。
現場はオアハカの「暗闇と強光」のお手上げ状態
今回の検証の舞台は、いつもと違う試合会場。
オアハカ市の中心に位置する、
Arena San Francisco
ここは、イベント会場になったりもするが、平日は乗り合いタクシーの発着場所だったり、駐車場的な建物。
じゃん。
スマホで撮った現場写真なんですが。
天井には剥き出しの電球(節電電球的な)が並び、明暗差が極端に激しい。
おまけに、ルチャの試合中はピンク・青・黄色とか色付きライトまで回っている。

どうしようかな。
それしか言葉が出ない。笑
カメラ:Nikon Zf
レンズ: NIKKOR Z 50mm f/1.4
設定: ISO 2500~4000 / SS 1/250〜500 / f2.2〜2.8
Jpeg撮影
現像アプリ Microsoftフォトでちょっと調整
「明るくすれば、白が飛ぶ」し、
悩んで結局あえてアンダー気味に撮ることにした。
もう、陰影でルチャドールの肌の質感と、会場の熱気をデータとしてカッコ良く残したいと願うばかり。
「連写なし」の一撃必殺
何度も書いているけど、私は動体撮影する時に、連写をしない。
これは、写真の整理が苦手だから。
「単写」でさえ1度の撮影で700枚から1000枚撮影しているので、これ以上連写で写真を残せないと思っているから。
その代わり、シャッターチャンスを逃したら。
あー。運がなかったなぁ。とはじめからなかった事にしている。
電子シャッターで最も懸念されるのは、
被写体が歪むローリングシャッター現象。
行けるかな?どうかな?
電子シャッターからメカシャッターに切り替えしないとだめかなぁ?とドキドキしながら1戦目の写真をみた…
なんと!!!!
歪みがない。全くと言っていいほど。
これが今回の作例!目を疑うレベル。







動体以外の、電子シャッター写真。



いかがでしょうか?
空中を舞うルチャドールの体も、画面を横切るリングのロープも、背景のパペルピカド(切り絵飾り)も、すべてが正確な形のまま静止している。
正直びっくりした。
なぜ? わからない。
なので、撮影した画像を添付してAIに聞いてみた。
この写真、電子シャッターなんだけど。
ゆがんでないよね?なんで?
歪みが目立つ典型例は、電車・車・扇風機の羽・ゴルフクラブなどの高速で横方向に動くものです。
※これは「ローリングシャッター現象」と呼ばれる
一方で人の動きは意外とそこまで速くなく、ルチャリブレのような格闘技ではジャンプ・回転・接触など上下や奥行き方向の動きが多いため、センサーの読み取り時間内で形が大きく変わりにくいのです。
そのため、電子シャッターでも「必ず歪む」というわけではなく、被写体の動きの種類によってはほとんど問題なく撮影できる場合もあります。
なるほど!!!
そういえば、この前カルナバルの写真の時も、飛んだり跳ねたりしていた動体も問題なかった!!
去年、1年間でシャッター10万回切ってしまって
規定の半分、消費しちゃったーって嘆いた身としては希望が見えてきた!!
参考までに、Zfの電子シャッター設定
Zfでは、サイレントモードでの設定となり、ちょっとややこしい。
ここに、やり方を記しておきます。
Zfメニューのスパナマークに
「サイレントモード」がある。
それをONにすると、
一般に言われている電子シャッターになる。
結論:カメラをいたわり、心置きなくシャッターを切れる
10万回を超えたシャッター幕。
電子シャッターで負担を減らすという新しい道もみつけた。
いえーい!!今年もガンガン写真撮っていける!と心配事から解放されてルンルン気分になっている(死語?)
「電子シャッターでも、ルチャは撮れる。」
メカシャッターの「カシャッ」という手応えがない寂しさで、正直テンションは少し下がった。笑
追記:フリッカーについて
この記事を読んだカメラ仲間から、フリッカーの可能性を指摘してもらいました。
今回は、約1170枚撮影し、600枚現像しました。
その中で、スポットライトの効果なのか?フリッカーなのか?良くわからない写真が4枚ありました。
そして、個人的には写真にプラスに働いていると思います。
その他は、会場も暗かったので気づきませんでした。
なので、そんなに問題ないと思いますが、フリッカーの検証は次回へと続きます。




今回の結果を見る限り、機材をいたわり、長く付き合っていくためのこの選択は、Zfをあと最低5年は使うという目標を達成できそうだ。
20万回、30万回。
これからも、このZfと共にオアハカの今を残して行こうと思う。
▼私のカメラの話はこちら
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