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「人生詰んだ」と感じたときに試してほしい5つのメンタルリセット方法

 はい、早乙女かな子です。
デビューしてから5年経ってるってマジですか?
カレンダーを見て時の流れの早さを感じておりました。


 まずは近況報告から失礼して。 
 ほとんど動かしていないXとか、このnoteのプロフィールでもちろっと書いてるんですけど、『パンツははいておけ 中卒フリーターが大学進学した話 』を出したあとの私といいますと、大学卒業後、京大の大学院に進学し、ストレートで修了して会社に就職しました。ストレートは私史上結構レアなので強調しておきますね。

 つまるところ、10代~20代の激動を乗り越えて、最近は会社員としてなんだか平凡に暮らしております。人並みに転職とかもしちゃって、エンジニアをしています。子どもはいませんが、相変わらず夫氏と飼い猫ズと元気にしていますよ。
 なんだか普通の人になっちゃいましたね、私。というか、自分が30代まで生きていると思ってなかったんでびっくりなんです。自殺未遂をして死にかけた16歳ぐらいのときは、マジで20になる前に死んでんだろうなあとか誰かに殺されてるんだろうなあとか思っていたから。

 こんな人間でも、大学院修了後以降、なんとか正社員としてフルタイムで仕事しており(デキはともかくね)、社会の一員としてそれっぽく擬態ができております。めっちゃギリギリね。

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 有難いことに本を読んだ方から、感想メールや出版社へのはがき、質問をいただきました。良く頂いたのが「人生で立ち直るコツは?」という質問でした。 どうやら立ち直りに定評があるようです。

 人間生きていれば、死にたくなったり、消えてしまいたいぐらいの絶望感や閉塞感に急に襲われる日もあるでしょう。たまたま不運が重なって、「詰み」を感じてしまう夜もあるかもしれません。
 ただ、それも所詮は自分の感じ方次第なんじゃないかなと、年々思うようになってきました。

 気分をリセットして、翌日から何事もなかったかのように生きていくための、私流のコツを書いていこうと思います。自分のコーピングリストも兼ねて。



詰んだ時のメンタルリセット方法5つ

1:とことん他責志向になれ!!!


 真っ先にノーコストでお手軽にできることはこちら。

 会社で働くようになってから特に思ったんですが、この世(というかMaybe日本社会)は「他責志向=悪」の風潮が強い。少しでも他責志向をすると、「未熟な人」というレッテルを貼られますよね。
 確かに、なんでも他人のせいにしてくる人は「精神が子どもだなあずっと一緒にいたくないなあ」と感じるので、それも一理はあると思うんですけど、じゃあ100%自責で生きるのが大人なのかと言われたら、そうでもないような気がするんです。

 だってマジで相手が悪いときもあるから。どんなにすごい人や上司であっても、人間です。神じゃないので、機嫌の悪いときだってあるし、故意でなくてもうっかり通り魔的に人を傷つけてしまうことだってある。

 そういう時に、真面目な人ほど自責思考に陥って、「あの時自分が~すれば、~しなかった」とか「いや、それは自分がこうしたから…」と延々と考えるかもしれないんですが、それは体面上だけで良いと思うんです。

 自分にコントロールできない部分なんて世の中いっぱいあります。というかほとんどそう。自責が究極を行くと、今世の中で戦争が起きているのも米が高いのも待機児童が多いのもあなたのせいということになるが???
 絶対そんなことはないだろう。政治家ならともかく、一般人の影響力はせいぜい自分の知人の範囲の中だけなのです。


 以下は私のゲスライフハックなのだが、何か仕事で問題が起きたときは、自分の手取りの中にその責任は含まれているのかを考えている。
 もし私が手取り100万ぐらい貰ってたら、会社の事業が上手くいかない原因を考え、責任をとるなどのビッグスケール反省をしなければならないかもしれない。が、実際にはそんな訳もないただの一般社員なので、会社の経営のことまで心配するのはどう考えても給料の範疇外である。越権行為だ。
 だから、会社の業績が悪くてドンヨリな管理職でもない人たちを見ると、「なんでそこまで自分事のように?共感性強すぎか??」と正直思ってしまう。
 日々自分の手取りに見合った仕事をしっかりしていれば、自分が必要以上に責任を感じる必要はないと割り切ってます。どうやっても自分の力が及ばない範囲というのは絶対にあるので、そこに自責意識をもってドンヨリするぐらいなら「わり!がんばったけどダメだった!ニカッ😄」みたいに割り切って社食で元気に昼飯をかっ喰らっていたほうが、絶対人生最高じゃん。

 もし一般社員に「もっと責任を感じなさい」と会社が求めるのであれば、それ相応に給料を上げるべきである。労働者サイドだって、会社に月給定額でサブスク使い放題される気はないのだ。
(※私は10代の中卒フリーター時代にアルバイトで大人に搾取された経験があるので、ちょっと歪んでこういう考えになってしまっている節もあります。)


 余談。どっかで聞いた話なんですけど、自責思考の強い性格は、日本企業のマネージャーとして好まれるパーソナリティらしい。だが一方で、当然病む確率も高いそうな。(日本企業の管理職の心が病み病みしやすい原因ってどう考えてもこれだね!!)
 そして自責思考の人間が処理できなくなったストレスは、どんどん最悪の形で周りに伝播していくと思うんです。不機嫌っていう形でね。
 
 私は、「本当の大人」とは、究極自責思考パーソンではなく、世の不機嫌のサイクルを断ち切れる人間のことだと思うんです。並大抵のダークネスには溺れない、元気でハッピーな雰囲気をいつも纏った人。
 過去にこういう若い女性上司がいたんですが、部署が多忙で空気がギスギスしている時でも、ユーモアで周りを鼓舞していて、外面ばかり気にして内輪に不機嫌や嫉妬をまき散らすおじさんたちに比べて、本当に大人だなあと思った。
 なお、その女性は取引先がカスなときは、遠慮なくでけー声で明るく愚痴ってる人だった。それを幼稚だというおじさんたちもいたけれど、その人は少なくとも人前では、何があってもメンタルが安定して明るい人だったので、元気に生きるにはこれぐらいのバランスがちょうどいいのかもしれんと思った。
 
 自責は自分の手の届く範囲の中だけでOK。自分がコントロールできなかった部分に対して無意味に落ち込むぐらいだったら、せめて自分の心の中ぐらいでは思いっきり他人に非をなすりつけて、外に美味いもんでも食いに行こうぜ~。

2:「理想の自分」や「やりたいこと」を妄想しろ!!


 大学院生で就職活動していたときに、アホなノートを書いていました。もはや黒歴史ですが、これを公開することで他人助けに繋がるかもしれないと思って公開しますね。

※会社に入って判明したが、京大院卒に別に圧倒的パワーはない。

 なんやねん。ガラス張りのキラキラオフィスって。でもまあ結局、実際こんな感じの未来に辿り着くことができたんです。髪は長いと朝の支度が大変だったんで早々にショートヘアになったし、その会社はもう転職して辞めたけど。スナイデルは普通に着た。

 なんだか究極にアホっぽい感じですが、少しだけ先の「なりたい自分像」を妄想することで、人生に希望が持てる時ってあると思うんです。特に受験、就職、転職という、ガス欠になりやすい人生の転換期には。
 他人に見られたら恥ずかしいぐらいで書いたほうがいいです。なんなら億万長者になってるとか非現実的なぐらい盛ってもOKです。どうせ自分しか見ないんだ、恥ずかしがったら負けなのだ。
 むしろちょっとオーバーに妄想するぐらいの方が、今の自分が何を欲しているのかが良く分かる。例えば私の就活中のノートで言うと、仕事内容や業界よりも「キラキラ感」=社会的ステータスや外見が重視されている。(当時の私はとにかく周囲にバカにされまいとステータスを上げることに必死になって、本当に中身がなかった)
 
 ともあれ、「なりたい自分像」がはっきりすることで、不安が消えたり、目標が定まったりするので、騙されたと思ってお気に入りのノートを一冊買ってきて試してほしいです。どんどん「次のなりたい自分」を探していったら、人はどこまででも行けると思います。

 あと、これに付随して、これからの人生でやりたいことをたくさん考えるのもおすすめです。世では最近、「バケットリスト」とか「ウィッシュリスト」とか言われてるアレです。
 私はしんどくなった時に、現実逃避がてらスマホのメモにやりたいことリストを書いています。最近書いたやつだとこんな感じ。


iphoneのメモで思いついたときにささっと

 
 「ニュージーランドで温泉に入る」のやつは、会社にニュージーランド人の人がいて、その人から地元温泉の話を聞いてたら入りたくなったので。「ウユニ塩湖に行く」は疲れたときにテレビで偶然見て、これ生で見るまでは死ねんなと思ったため。この二つはワールドワイドで壮大な気もしてしまうが、「ダンガンロンパもう一度プレイする」とか普通に叶いそうなやつもある。(てかこないだやったのでもう叶えた。)
 こんな感じで軽い気持ちでスマホのメモにぽちぽち書き溜めていって、疲れたときにふっとみると「いや~こんなにやりたいことあるのに死ねんわ~~」の気持ちになってきます。

 何も思い浮かばない時は、チャットGPTにやりたいことリストの例を挙げてもらったり、NOLTYの「1年でやりたい100のコト」のランダム生成をおススメします。自分の常識やルーティーンの外側にある事柄は、時に自分を遠くまで連れてってくれます。その究極として、私はチャットGPTにおすすめされた旅程を踏破するミステリーツアーをしました。普通の旅に飽きた方に、ぜひやってほしいエンタメです。

 何にせよ、世の中にはまだまだたくさん自分の未踏の地や知らないモノがあると思うだけで、もうちょっとだけ頑張ってやろうかと思えませんか?


3:人がたくさんいるところに行け!!

 気分が落ち込んでいる時って、どうしても部屋で一人で籠りがちになるんですが、身体が大丈夫ならちょっと無理して外に出た方が良いです。
 それもなるべく人が多い場所。マクド、スタバ、近所のちょっとでかめの公園、渋谷のスクランブル交差点でも道頓堀でも何処でもいいんです。その時の自分の落ち込み度に合わせて、混雑具合を勘案して、人の会話が聞こえてくる場所に行きます。

 だいたい人が二人以上集まると、自分の近況や悩み、共通の知人の話を始めます。すると、「世の中にはこんな人がいるんだな~」とか「こんな悩みがあるんだな~」っていうので一つ視野が広がり、堂々巡りの思考がリセットされます。悩んでる時って言うのは、思考がループしちゃっていますからね。どこかで一旦、強制的に断ち切るきっかけが必要です。
 あと、単純に孤独感が緩和できます。特に一人暮らしの人は、良くも悪くも同居人がいないので、落ち込んだ時に自分で自分を起こさないといけません。それはとっても孤独で辛い作業です。
 そんな時に、人と直接関わらなくても、誰かの会話を聞くだけで、「自分は世界から切り離されていない」と感じることができ、起き上がるためのきっかけをつかみやすくなります。

 私は転職で悩んでいた時に、焼き肉合コンの立ち回りで喧々諤々している大学生たちの話を公園で拾い聞きして、面白さで悩みが吹っ飛びました。世界はあれぐらい楽しくって、くだらなくって、テキトーでいいはずなんだ。
 ありがとう、あの時の大学生たち。

4:昔の知り合いに連絡を取れ!!


 私が行き詰りを感じたときによくやるのは、「昔の知り合いに連絡を取って、ご飯を食べに行く」。ライフハックというか、これの繰り返しが人生なのでは?と思っている。
 まあ別にごはんまで行かなくてもいいのですが、メッセージで連絡するぐらいならハードルが低くておススメです。

 これの何が良いかって、その人が過去の自分を思い出させてくれることによって、新しい発見があるからです。今の自分は自分自身にとって、どんどんアップデートされていったいわば「最新版」なわけですが、その人が知っている自分は、その人と一緒に過ごしたときの過去の自分。最新版の自分が忘れてしまったような、当時の自身の価値観や夢を覚えていてくれています

 私はここ数年、仕事で東京に行ったときに、昔ツイッターのオフ会で出会った友達、大学の友達、大学院で一緒の研究活動をしていた知人など、過去の人生で出会ってきたたくさんの人たちと再会しました。本を出したことも話したし、特にネットでの人間関係は痛い目を見たりしたこともあったので声を掛けるのに勇気が要ったが、話してみたら特に何ともなかった。
 実際に会えたツイッターのネット友達は、10代の時に一緒に同人イベントや花火大会に行くぐらい仲良くしたのに、私がアカウントを消したっきり疎遠になっていたため、10年ぶりぐらいの再会となった。東京の片隅でお互いの仕事終わりに待ち合わせをして、二人で居酒屋で夕飯を食べながらお酒を呑んで、夜遅くまでシーシャを吸って、「なんだか大人になっちゃったね~」と笑い合った。当時の私は、自分にこんな未来があるだろうことなんて想像もつかなかった。
 彼女は昔の私のことを覚えていてくれて(『パンツははいておけ』に書いたようながむしゃらに生きていた10代のときのことを…)、大変だったしあの頃には絶対に戻りたくはないけど、一生懸命自分が生きていてくれたことを記憶してくれている人がいることに感動した。

 今の自分の状態を見られるのが恥ずかしくて連絡できない、、という時もあるかもしれませんが、さほど相手は自分のことを気にしていないのでご安心を。
 相手も、自分が主人公の人生RPGをプレイしている真っ最中だから……。自分はしょせん相手にとっての村人Aぐらい、の感覚でいいのです。
 仮にそいつに恥ずかしいところを見せたとて、地球にはあと80億人ぐらい人がいるので、安心して恥をさらそうね。

5:とにかく体を動かせ!!

 最後はこれ。もうかなり世間一般で認知されている情報ですが、運動はメンタルにポジティブな影響を与えます。だから、人生に「詰み」を感じたときほど、とにかく騙されたと思って体を動かす。これが最適解なのだ。

 ……と、ここまでは頭でわかっていても、なかなか運動に実行できないのが人間なんですよね。私も筋金入りのノー運動部歴人間だからよくわかります。
 だから、今まで運動してこなかった人が、別にわざわざお金を出してジムに通う必要はないです。ジャージもスニーカーもいらない。まずはいつもの服と靴で、とにかく近所を散歩をしてみるのです。
(運動するまでのハードルが高いと、続かないからね)

 私の場合、いつもの服で散歩から始めて、だんだん体を動かすのが楽しくなってきました。そこから、YouTubeで筋トレ動画を見て家でやったり、ヨガに移行したり、最終的に、今、日々の散歩に加えてパーソナルジムとマシンピラティスを掛け持ちする謎のスパルタダイエッター状態になっています。爆笑だね。どこに向かってるんだ私は???
 オススメは、パーソナルや集団レッスンなどの予約制のジムです。マシンが置いてあって勝手に使うだけのジムより割高ですが、予約を取ってしまっている以上、直前でめんどくさくなっても行くしかないので、半強制的に行かざるをえなくなります。

 ただ、最近は夏が殺人級に熱いので、散歩などの屋外運動は決して無理をせず。私は猛暑でも歩きたい衝動を抑えられず、昨年ステッパーを買いました。歩きたい衝動が抑えられない時に、テレビを見ながらふみふみしてます。30分やるだけでも汗がじんわりでてきて、「やるぞー!」って気分になるのでおすすめです。
 ただ、上下するのでふみふみしながらのゲームが非常にやりづらく、今年はエアロバイクを購入するか迷っています。


とにかく体を動かせ。話はそれからだ。


~𝑭𝒊𝒏.~

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