【劇的な成長を約束】22年前の初任者の私へ。教員人生を変える4つの習慣
「毎日、目の前の業務をこなすだけで精一杯」
「全然成長できていない。このままでいいのかな」
そんな風に感じる夜、ありませんか。
自分の現在地が見えなくなると、どうしても焦ってしまいますよね。🤔
(実はこれ、22年前の私が毎晩のように抱えていたリアルな焦りです…)
初任者には、教育委員会が主催する『初任者研修』がこれでもかと設定されています。
(忙しいのに、本当にご苦労様です)
しかし、心から感動して明日からの授業で使えるような学びは、残念ながら皆無でした。
次第に研修そのものが苦痛になっていきました。
土日のどちらかは休日出勤をし、もう一日はただ泥のように眠るだけの生活に。
当時は自分の授業に全く自信が持てないまま、子どもたちの前でおろおろする日々でした。
そんな泥沼からもがき出すきっかけになった、4つの小さな習慣を紹介します。
特別な才能は一切不要で、今日からすぐに始められることばかりです。
📚 1. 自腹を切って「超一流」にふれる
現状を打破したいなら、まずは大型書店の教育書コーナーへ足を運んでみてください。
そこには、先人たちが血の滲むような思いで編み出した解決策がずらりと並んでいます。
今の自分に刺さるフレーズを、宝探し感覚で見つけてみてくださいね。
外の世界を見るために、土日を使って自腹で民間の研究会やセミナーに飛び込むこともおすすめです。
研修は「初任者研修」で十分受けたよ…と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、行政の義務で参加する初任者の先生方と、会場に集まる先生方とでは熱量が全く異なります。🔥
(「職場には休日に研修へ参加する方など僅かしかいないのに、これほど多くの人がいるのか」と衝撃を受けたのを昨日のように覚えています)
参加者の中には、貴重な休日に全国各地からその研修を目当てに、自腹で参加される先生方がいらっしゃることにも驚きました。
多くの参加者が集まるのは、講師の力量も実践の経験値も大きく異なったからです。
実際に超一流の先生の授業を見学したときは、あまりの凄さに息を呑みました。
先生が変われば子どもはここまで伸びるのかと、心が激しく震えた瞬間です。
(教育実習の時に出会った「超一流先生」のお話を書いていますので、よければこちらも読んでください。)
🙋♂️ 2. 一番に手を挙げる「アウトプット前提」の思考
ある同僚から、「研修の質疑応答では必ず一番に手を挙げる」と教わりました。
質問内容をまだ思いついていなくても、感想だけでもいいからとにかく手を挙げるのだそうです。
(その同僚の熱量に「私もがんばろう!」と思ったのは16年前。この光景も今でも覚えています…)
しかし、これを真似してみると話を聞く姿勢が根底から覆ります。
絶対に何か質問するぞと前のめりになり、インプットの解像度が跳ね上がるのです。
30代後半では、情報収集と整理のためにX(旧Twitter)での発信もしました。📝
毎日投稿を義務付けていたので、発信のネタを探すため、人の話をスポンジのように吸収していました。
📱 3. 帰り道の車内が最高の研修室になる「録音」
先輩から、授業を録画か録音して見直しなさいと教わりました。
動画で見返すのはなかなか続かなかったので、私はiPhoneの標準アプリ『ボイスメモ』を使って、自分の授業を丸ごと録音することにしました。
これなら、退勤時の電車や駅までの徒歩中に、オーディオ感覚で再生して聴き返すことができます。🎧
初めて自分の授業の録音を聴いたとき、あまりの恥ずかしさに絶望しました。
自分の口癖の多さや不要な指示出し、何よりしゃべりすぎている自分に気づきます。
子どもが算数の本質に迫る大切なつぶやきをしているのに、完全にスルーしていました。
(今思い出すだけでも、恥ずかしさで冷や汗が止まりません…)
録音アプリは、残酷なまでに自分の未熟さを可視化してくれる最強のツールです。
⚾ 4. 三振を恐れず、ひたすら「打席」に立ち続ける
教師にとっての打席とは、自分の授業を他の先生に見てもらうことです。
どれほど良質な本を読み込んでも、打席に立たなければバットの振り方は分かりません。
客観的な指導や助言をもらって初めて、自分の正しい現在地を知ることができます。
校内の研究授業はもちろん、他校や市・府の研究会での授業公開には率先して手を挙げるとよいと思います。
私は教員生活20年を超えた今でも、毎年必ず研究授業や研究発表を行っています。
学校全体での研究授業は年3回と回数が限られているので、他の方と分け合ってする必要があります。
だからこそ本校で根付いている「自己研鑽授業」の制度を使って授業を公開し、若手の先生方に少しでも還元できればと思っています。💡
特別なスキルなんて、最初から持っている人は誰一人としていません。
本屋、研修会、研究会、研究発表会へ行く
一番に手を挙げる
スマホの録音ボタンを押す
授業を見てもらう
どれも、ほんの少しの勇気があれば明日からできることばかりです。
一緒に失敗を恐れず、打席に立ってどんどんバットを振っていきましょう。
盛大に空振り三振したとしても、その経験は必ず明日のあなたの血肉になります。
明日の教室が少しでも楽しくなるように、あなたの挑戦を心から応援しています。
