43万個のベースボールキャップ
「神奈川県って横浜DeNAベイスターズファンが多いんですね!」って言われそうな気がする。
2月、神奈川県内の小学生43万人に横浜ベイスターズのキャップがプレゼントされた。横浜市民ではない。神奈川県民である。
相模原市、町田市から川崎市まで。
もちろん、横浜市民じゃないわが家にもそのキャップはやってきた。小学生が2人いるから2つ。

その日以来、横浜DeNAベイスターズのキャップは街中を覆い尽くしているかのように見える(体感)
公園に行けば「うちの子どのベイスターズ?」状態だし、スタバに行っても有隣堂に行っても八景島シーパラダイスに行ってもベイスターズキッズがいる。男子だけでなく、女子もかぶっている。
「そろそろ帰る時間だよー!」と公園で声をかけると「これ俺の」「いや違う俺の」と名前を確認しないといけないぐらいのベイベイベイベイ阪神ベイベイベイスターズ。

2023年には大谷翔平選手が全国の小学校にグローブを6万個寄贈ということで大きな話題になったが、43万個のベースボールキャップもかなりすごい。
兄弟ふたりベイスターズキャップをかぶって歩いているだけで「お、ベイスターズファン?」と思われそうだが、実際は川崎フロンターレ(※サッカー)のサポーターである。でもきっと道ゆく人にはベイスターズファンだと認識されるだろう。
キャップというのがまたいい。
季節問わず被るものだし、どこに行くのにもさっと被れる。小学生ならファッションとの兼ね合いもそこまで拒否感や違和感もなく馴染む。
これは……横浜ベイスターズやるな。と謎に感心してしまう。ビジネス的にいってもなんちゃら効果とか色々ありそう。
街をあげて応援してます!って感じに見えるし、親としては「ふゥん?ベイスターズすごいじゃん、ちょっとそのキャップかぶって試合見に行ってみる?」って気になったりする。テレビをザッピングしていて野球中継になると「見て!同じキャップ!」とついチャンネルをそこで止めちゃうし。
これはきっと、うまくできたマーケティングなんだろう。
そう思いながら今日も、わが家の小学生はベイスターズをかぶって出かけていくし、私は行ってらっしゃいとその頭をキャップごとガシガシと撫でる。
▽この記事をAIに読み込ませたら教えてくれたなんちゃら効果の正体
• 単純接触効果(ザイアンス効果): 何度も見かけるうちに、嫌いじゃない(むしろ好きかも)と思ってしまう。
• フリーミアム戦略: 最初は「無料」で配り、スタジアムへの来場やグッズ購入という「有料」へ繋げる動線。
• シビックプライドの醸成: 「横浜市民」ではなく「神奈川県民」に配ることで、ベイスターズを「県の象徴」に昇格させるブランド戦略。
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