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「擬態」簡単じゃない。

マスクド★noteにご参加の皆様、本当にありがとうございました。


いやーーー。ね?
難しかったですよね。

せめて擬態してるのかしてないのか、
エッセイか小説か、教えて欲しい!

って思いましたよね。


私の話をします。
私は最初から「擬態します」と宣言していましたので、誰に擬態するか、というところから始まりました。


擬態するなら文体が特徴的な方がいいだろうと思い、4人の誰かにしようと決めました。
・ハスつかさん
・マイトンさん
・ヤスさん
・レオンさん

こちらの4名です。


まずハスつかさんの擬態に挑戦しました。

ご馳走たまでした!
と書けばいいと思った(単純)


うん。バレバレ。
手が明らかに違いますね。あとなんだかおにぎりの形とか、おにぎりに対するリスペクトの無さが全面に出ています。これは擬態にはなっていないと判断し、却下しました。

実際にバスつかさんの作品を読んで、擬態しなくて良かったと思いました。あんなにすごいの絶対書けません!


つづいてレオンさん。

こちらは本物のレオンさんの手


レオンさんの手も挑戦しましたが、この真っ白な背景と、ビールを持つ手がどうしても再現できません。親指の形が私と違うのでこちらも絶対バレるな、と思いました。そして私はビールが飲めません。よって自宅にビールがありませんでした。

コッシーさんがレオンさんに擬態してくださり、しかもものすごい巧妙な擬態に私には出来なかった!とホッとしました。


続いてマイトンさん。
マイトンさんは設定がぶっ飛んでいて、何じゃそらー!って笑えるような、それで関西弁にしたらけっこうイケるんじゃないかと思いました。しかし、ぶっ飛んだ話が何も浮かびませんでした。どうしたって斜め上には思考が飛躍しません。こんなことならショートショートをもっと練習しておけば良かったと反省しました。



となると、ヤスさん。
ヤスさんに擬態してみようと思いました。

アイディアはすでにあって、おにぎりと文章を結びつけようと思いました。そして書いてみたのがこちらです。


が、書いてみて分かったのですが、うっすい!!!!もう、ペラペラのうすうす!おにぎりと文章を無理やり結びつけてみたはいいけれど、尤もそうなこと言いながらも大したこと言ってないな?こいつ。ってもう自分の薄さに辟易するとともに、ヤスさんの凄さを知りました。

ヤスさんは日常の一コマから、深いところをくすぐる。表現して落とし込んでるんですね。見ている奥行きが全然違うことに愕然としました。

どんなに文体を似せても、この奥行きっていうのがどうしても出せません。


あまりにも陳腐で、こりゃダメだ、バレる。と思いました。だから、途中からビール入れました。最初ビールの表現はなかったのですが、差し込みました。レオンさんの影を。


それでもまだ、なんていうか、うーん。パチモン感がすごかったんです最初は。


どうせ擬態するならもっと税関職員騙すぐらいのやつにしないとマズイと思いました。

ちょうどその頃、ヤスさんからヤスさんの作品をいただきました。

『具は中にあるのが粋だよ』


──粋!!!!

脱帽。これは参りました。
こんな作品受け取ったらヤスさんに擬態してる自分が滑稽に見えてきました。全然出来ない擬態は恥ずかしいだけやん!って。

予想の皆様の目線がまた厳しくて!
表現力や句読点とか改行とか指の形とかまで見ていることが分かってからはもう、遊びじゃないような気がしました。笑


なので途中からスーパー擬態タイムに入ります。


改行や句読点などを模写しました。
"ああ" 普段の私なら"あぁ"と打つのですがヤスさんの過去記事に合わせました。

句読点の位置、私より多いです。真似しました。


そして一番違うところがありました。
何より、舞台が違います。


私は普段エッセイを書く時、1人舞台で途中で読んでくださってる方に語りかけたりしないんですね。


読者の方の目線は意識しているけど、一人で喋りきってから最後に良ければ感想聞かせてほしいっていう書き方。


ヤスさんはそうじゃなくて、途中で「君はどう思う?」って語りかける感じ。急に目があって、自分はどうだろう?と考えさせられます。

語尾の(だろう?)という表現がそうです。
私はやったことない書き方でした。


それからここはかなり姑息ですが、「おばあ」という表現をお借りしました。私の祖母も南の人ですが、ばあちゃんと呼ぶので「おばあ」とは呼びません。


この呼び方でヤスさんだろうと予想した方にはすみません。そうでもしないとヤスさんらしさが出ませんでした。


そんなこんなでなんとかヤスさんに擬態したつもりではありましたが、もう本当に……めちゃくちゃ勉強になりました。


1人でもヤスさんだと思ってくれたら万々歳。

擬態っていうのは本当に難しいとともに、同じ日本語を使っていてもこんなに目線から表現まで違うんだということを改めて感じることが出来ました。


ヤスさん、「私はこんな書き方しないぞ」と思ったこと思います。失礼いたしました。勉強させていただきました!!

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