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賞味期限切れ備蓄食を安全に美味しく消費 その3

前回までの記事は↓
賞味期限切れ備蓄食を安全に美味しく消費 その1|風ひかる
賞味期限切れ備蓄食を安全に美味しく消費 その2|風ひかる


基本事項確認

消費期限:安全に食べられる期限
賞味期限:美味しく食べられる期限 

消費期限が定められている生ものなどの食品とは違い、長持ちさせる目的の保存食は賞味期限のほうが記載されている。

賞味期限が切れると、美味しさの保障はなくなるが、しばらくは、安全に食べられる。いつまで安全に食べられるか、という目安は、消費者庁の示す「安全指数」に基づき、計算できる。

計算方法:「賞味期限(月数)×10分の1×2分の1」。

賞味期限が2年なら、1カ月程度。賞味期限が5年なら、3カ月程度は安全。

なので、前回前々回の検証では、期限が切れて1年以上たった、かなり怪しいものを試してみた。そしてまあ、何とかなった・・・

今回は、長期保存アウトドア食品。賞味期限は5年(程度)。登山用品店で購入したもの。もちろん当初は、いつか、アウトドアで美味しくいただければと思って買ったものだが、残念ながら機会なく、避難リュックの中にずっとイン。そのうち、賞味期限切れ。でも、上の計算に基づけば、3カ月位までは、オーバーしてもOKっぽい。

検証するための理想はもともとの用途で、つまり屋外で、消費すべきである、と考えた。前回の記事を書いた頃は、足の手術直後で、アウトドアを楽しめるような状態ではなく、ずっと見合わせていた。それが、養生したり猛暑で屋外自粛している間に、ちょうどいい具合で、前回の条件と同じく、賞味期限切れから1年ぐらい経った。

機が熟したので、ここに検証する。

5年保存食 尾西のドライカレー 賞味期限2024.12

2025.11.24 賞味期限から約11カ月経過。この保存食をいただくために向かった場所は、ここ。

都内の大きな公園、紅葉の名所、石神井公園
秋晴れの中、広い池の周りを、紅葉を愛でつつ、ゆったり散策…

さて、池のほとりのベンチにて、約一年前に賞味期限が切れたこちらをいただく。

尾西のドライカレー。260g。軽ーく茶碗2杯分、とある。「熱湯注いで15分でできあがり」。
袋の中からスプーンと、粉末、乾燥剤を取り出す。

一応、外見と、匂いとに、異常がないことを確認。安全の基本。

注水線まで、サーモボトルの熱湯を注ぐ。良くかき混ぜる。
15分待つ。その間に、公園内の地理を学習。
やばい、カレー粉末を入れるのを忘れてた!!15分経ってから、慌てて混ぜ、さらに15分待つ羽目に。
結局30分放置したあと。下の方は混ざり切らず、色にムラがあるが、うまそうな匂いだ。
紅葉と池の景色を愛でながら、いよいよ、いただく!

アウトドアで食べるごはんって、何でもおいしいってこと、忘れていた。賞味期限切れでもいけるかという実験なのに、うまくて仕方ない。

熱湯を注ぐときに入れるべき粉末を後から混ぜたので、かなりムラがあるのだが、それでも、スプーンが止まらない…どうしよう…

うまっ!!

260gという量は、茶碗に軽く2杯分、と記載されているが、カレー味が食欲をそそり、結構たくさん食べてしまった。3分の2は食べたかな。

チャックがついているので、残りは持ち帰り、おうちで夜食にいただいた。

ちなみに熱湯で15分、水でも60分でいただけます、とあった。

ということで、こちら、賞味期限切れ約1年でも、味は、まったく、問題なし。

The End.


5年半保存食 モンベル サーモンチーズリゾッタ 賞味期限2024.12.19

前回の成功体験に味をしめた、2025.11.27。 賞味期限から約11か月経過のこの保存食をいただくために向かったのは、こちら!

高尾山山頂。朝8:45
この富士山を見たかった!
モンベルの新アウトドア食品シリーズ、リゾッタ。超短時間調理。熱湯で3分。水でも5分。
サーモンチーズ味。富士山を愛でながら、こちらをいただく


一人前、80g。(できあがりで250g)。熱湯でたったの3分は、超便利!ただし、スプーンはついていないので要注意。
袋の中から取り出すものは特にない。注水線が見える。スプーンは自前。

外見・匂い、ともに異常なし。

サーモボトルの熱湯、多分80度くらいには冷めているが、それを注いで、混ぜたところ。
本日の山ごはんはこちら。
3分後、富士山を愛でながら、いただきます!

80gとあったが、出来上がり量は、250g、茶わん大盛り一杯、とある。尾西のドライカレーと、だいたい同じ量&だいたい同じカロリー。それにしては、食べ残すほど大量ではなかった。(尾西のほうは、蒸らし過ぎて、増えたのかな??)サーモンチーズ味ということで、もしかして癖があるかな、と予想したが、適度なチーズ味でくどくなく、さらっと完食。流石、新シリーズ。

そりゃあ、おいしいでしょ!


ふりかえり

5年保存食の安全期限目安は賞味期限切れから3か月。しかし、期限切れ約1年でも、全然問題なかった…

そもそもアウトドアごはんというものは、何を食べても美味しい、ということを、忘れていた…ただただ、美味しかった…

どちらも、お湯(時間をかければ水でも可能)をそそぐだけ。

非常用保存食によくあるのは、封を切るだけで食べられるお粥・雑炊・パン・羊羹など。それよりひと手間かける必要はあるが、その代り、アウトドア感を楽しめる。

現在のお値段を確認… 尾西は約340~450円。モンベルは530円。カロリーや栄養価も記載。

どちらも、5年(モンベルは+半年)保存の非常食。しかも、一年程度の賞味期限切れならば、全く問題なく、おいしく消費できた。その前提での、このお値段。どうだろうか…

今回この二つを使い切り、現在、うちには、この手の保存食を切らしているが、備蓄食の一部に、このような、ちょっと楽しい仕掛けの食品を混ぜておくのも、いいかなと思った。それに実際、アウトドアに行くときに、使えるし。使ったらまた補充すればいいし。

個人的好みとしては、ドライカレーの方がよりおいしく感じたのだが、それはあくまで好み。各メーカーで多様なテイストのものを発売しているので、今度はそれぞれのメーカーの違う味を試してみようと思った。機能的にもいろいろ工夫されているようなので、それを検証するのも、楽しいかも。

ということで、5年保存食キャンプ飯、賞味期限が1年程度切れても、外見やにおいに異常がなければ、気にせずいただくべし。できればアウトドアで!



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