23年ぶりのラオス再訪記 #4 |「カオサンで数日ビザ待ち」はもう昔話。激変したラオス国境越えのリアル
1. バスターミナルの静寂の中で(2025年12月27日)

ホテルからバスターミナルまでは歩いて直ぐ。
「かつて、ラオスは『遠い国』だった。
2025年、ウドンターニーのバスターミナルに立つ私は、そのあまりの『軽やかさ』に戸惑っている。
窓口で確認すると、どの時間帯も出発の1時間前からチケット販売開始。料金はわずか80バーツ。

チケット一枚で、翌朝には隣国へ行ける。そのあまりの「簡単さ」に、ふと23年前の記憶が蘇る。
2. 2002年、ビザを待っていたあの日
2002年1月、私はシンガポール航空の世界一周チケットを手に、バックパックを背負って旅に出た。
8月後半、バンコクに到着。当時のラオスは今ほど近い国ではなかった。
カオサンの日本人宿。じりじりとラオスビザの発行を待った数日間。
スマホもWi-Fiもなかったあの頃、安宿の独特な匂いの中で「待つ時間」さえもが、旅の大切な儀式だった。
3. 23年後の「国境越え」の正体

デジタル化され、便利になった2025年。ビザも不要になり、スマホ一つで国境を越える準備は整った。でも、明日の国境の先にあるのは、あの時と同じ「ラオス」なのだろうか?
4. 結び:明日の自分へ

23年前の私が、今の私を見たら何と言うだろう。期待と、ほんの少しの怖さを抱えて、明日の朝、国際バスに乗り込む。
ラオス再訪記を読んでくださった皆様、実はラオスのうどん『カオピアックセン』を徹底解剖した『麺類学入門・第7講』も公開しています!
