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無人化時代に○○移民が世界を変える

どうも、ソルト(@saltygelicita)です。

アメリカのラスベガスで、2026年1/7~1/9の期間で、世界最大級のテクノロジー見本市であるCESが開幕しています。

今年もAI関連を中心に多く出展されていて、私は現場に見にはいけませんが、取材された映像を見ているだけで、未来が垣間見れて楽しいです。


人間の“移民”の代わりとなるAIロボット=『AI移民』

そんな中、NVIDIAのCEOジェンセン・フアン(Jensen Huang)は、このCES2026で次のように発言しました。

We need more AI immigrants to help us on manufacturing floors and do work that maybe we’ve decided not to do anymore.

(製造現場で必要なのは、人間の“移民”の代わりとなるAIロボット=『AI移民』だ)

ジェンセン・フアン氏は、高齢化や人口減少よる労働力損失が「数千万人規模」に達していると見積もり、ロボットの導入は労働不足の穴を埋めると発言しました。

フアン氏がロボットを「移民」に例えたのは、人間の不足している物理労働を補うという意味合いで、労働人口の不足が深刻な国で、移民労働者がやっていたような社会的に自国民がやりたがらない現場作業をロボットが代行するという比喩です。

日本だとリアルに実感すると思いますが、高齢化や人口減少が本当に顕著ですよね。

人口減少・高齢化による労働人口底上げの問題は実際に深刻で、日本や欧米・中国でも共通のテーマです。

ヨーロッパでは移民排斥の動きが強いですが、移民を受け入れると、治安が悪化するので嫌だという日本人も急激に増えています。

とはいえども、単純労働、危険作業、3K作業(きつい、汚い、危険)は若年層が敬遠しやすく、日本人だけでは人手確保が困難です。

今このロボットはフィジカルAIという言い方をされていますが、まさにこのフィジカルAIがAI移民として人が足りない部分を賄って、活躍していくと言っています。

アメリカで“人を雇わず・切りながら最高益”が出ている現象


すでにアメリカでは頭脳労働的なものはこの2〜3年で、以下のようなことが同時に起きています

  • 売上・利益は過去最高

  • 従業員数は横ばい、もしくは減少

  • 大規模レイオフをしても株価は上昇

  • 「雇用=成長」という神話が崩壊

ビッグテックのGAFAMは特に顕著ですが、SaaS、製造、物流、金融まで横断的にこの現象は広がっています。

経営において、人を雇うことが一番のリスクになっているからです。

これがこれからPCで作業のホワイトカラー的な部分から、労働集約的なところに浸透していきます。

これからおそらく日本も、株価はどんどん上がっていきますが、人の採用は少なくなっていくでしょう。

昔だったら国内の人件費より安い海外への移転で収益を上げていたのが、人からフィジカルAIへの移転で、収益を上げるという構図にどんどんシフトしていきます。

無人化時代は資本主義のフェーズ転換


いまアメリカで起きている「解雇しているのに最高益」という現象は、景気循環でも経営者の冷酷さでもなく、資本主義そのものがフェーズ転換した結果です。

これまでの資本主義では、人を雇い、組織を大きくし、雇用を増やすことが成長の証明でした。

しかし今はその前提が完全に壊れています。

人は企業にとって固定費であり、社会保障、訴訟、メンタル、離職といった複雑なリスクを内包します。

一方でAIや自動化は可変費であり、使えば使うほど限界費用が下がり、生産性は指数関数的に伸びていく。


生産性の源泉が「人」から「モデル」へ移り無人化、省人化ということです。

優秀な少人数にAIを組み合わせれば、かつて大量の人員が必要だった仕事は十分に回り、平均的な人材を大量に抱える意味は失われました。


株主が企業を評価する基準も変わった


そして株主が企業を評価する基準も変わりました。

もはや雇用人数ではなく、「利益率 × スケーラビリティ」です。

人を増やして成長する企業は旧時代、人を減らしながら利益を最大化できる企業こそが正しいと評価される。

つまり、雇わないこと、抱えないこと、軽くあること自体が経営能力の証明になる。

これは一時的なトレンドではなく、資本主義が次の段階に移行したサインなのです。

投資するスキルとリテラシーが必須に


では、資本主義の形が変わった中で僕らはどうしていったらいいのか?

資本主義の形が変わる過渡期で非常に重要になるのが、

労働収益だけでなく、金融投資で収益を上げるスキルとリテラシーを持つということです。

今からAIの専門家になって、GAFAのようなAIトップ企業で働く難易度はかなり高いと思います。

これは構造の話です。

平均的なスキル、平均的な判断、平均的な努力は、AIと比較された瞬間に価格が崩れます。

結果として、企業は人を雇わず、切りながらも最高益を出せる。
不可逆な構造です。

しかしこういった世界を引っ張っていく企業が、過去最高益を出すのであれば、そこに投資をしていき生活に必要なお金はそこから得ることができます。

いずれはベーシックインカムなどの話をされますが、まだ先の話です。

それまで過渡期が続きます。

しかし労働市場はどんどん変わっていきます。

そんな過渡期を乗り越える中で、一般人は労働ではなく、今すぐできることとして、お金に働いてもらうということの重要性が上がっていきます。

お金に働いてもらうには、知識と経験する時間が大事になるので、今すぐにでも始めていくのが大事です。

労働収入だけでなく金融投資の収入も併せて、ポートフォリオを確保するのが、過渡期においては誰にとっても重要になっていきますね。

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