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日本でもここまでできる|海外に行かなくても世界は広がる⑤(映画で気づいた違い編)



同じ映画を観ているのに、笑うタイミングが違ったことはありますか?

ALTたちの生活を知る中で、
私は少しずつ、

「同じ日本にいても、見えている世界が違う」

と感じるようになっていました。

そんな中で、
さらに印象に残る出来事がありました。

それは――

映画を一緒に観に行った時のことです。


何気ない約束から始まった

ある日、カナダ人のALTと話していた時のこと。

「今、フランス映画が上映されてるんだけど」

そんな話になりました。

タイトルは、「アメリ」

当時、日本でも話題になっていた映画です。

「一緒に観に行こうか」

そんな軽い流れで、
映画館に行くことになりました。


少し特別だった理由

そのALTは、ただのカナダ人ではありませんでした。

彼は、

フランス語圏出身。

つまり、

・フランス語が分かる
・英語も話せる

そして私は、

・日本語字幕で理解する

同じ映画を観るのに、
まったく違う条件でした。


映画が始まってすぐに感じた違和感

映画が始まり、しばらくすると、
あることに気づきます。

それは――

笑うタイミングが違う

ということでした。


彼だけが笑っている

あるシーンで、

彼が一人でクスッと笑いました。

でも私は、

「え?今のどこが面白かったの?」

と、まったく分かりませんでした。

周りの日本人も、特に反応はありません。

つまり、

彼だけが笑っている状態。


逆のパターンもあった

さらに観ていくと、
今度は逆のことが起きます。

日本人が少し笑っているシーンで、

彼は特に反応していない。

同じ映画を観ているのに、

感じ方がズレている。

その違和感が、ずっと頭に残っていました。


なぜこんなことが起きるのか

映画が終わった後、
その話をしてみました。

すると彼はこう言いました。

「ニュアンスが違うんだと思う」


一人では気づけなかったこと

もし私が一人で映画を観ていたら、

「なんとなく雰囲気が良い映画だった」

そんな印象で終わっていたかもしれません。

でも、一緒に観ていた彼は違いました。

映画の後、彼はこう言いました。

「この映画は、“小さな一歩が必要だ”ってことを伝えようとしているんだと思う」

その言葉を聞いた時、

「そんな見方があるんだ」

と驚きました。

私はストーリーを追うことで精一杯で、
そこまで深く意味を考えていなかったからです。


同じ映画でも、受け取り方は違う

同じ映画を観ているのに、

・感じ取るテーマ
・受け取るメッセージ

がこんなにも違う。

その時初めて、

「言葉が分かる」と「本当に理解する」は違う

と気づきました。


英語だけじゃない“理解力”

この経験で思ったのは、

英語が話せるかどうかだけではなく、

「どう理解するか」も大事

ということでした。

・言葉の背景
・文化
・考え方

それらを知らないと、

本当の意味では理解できない。


だから国際交流は面白い

この時、改めて感じました。

国際交流は、英語を話すことだけじゃない。

同じものを見て、同じ時間を共有しても、
感じ方が違う。

その違いを知ることが、

一番の学びになる。


そして、さらに深い体験へ

こうして少しずつ、
「違い」に慣れてきた頃。

またひとつ、忘れられない体験をすることになります。

それは――

日本の中にある“アメリカ”に行った時のこと。

でした。


次回予告

次は、

・米軍基地のリアル
・日本なのにアメリカな空間
・サイズも文化も全部違う世界

「日本の中の海外体験」

を書いていきます。

⑥へ続く


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④ 日本で働く外国人のリアル(ALT編)

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サンフランシスコ編
ロサンゼルス編
オハイオ編まとめ

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⑥ 日本の中のアメリカ体験


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