女性は『正しさ』を求めていない
『内心、すごく傷ついた。もう一緒にいたくない』。
正しさで言い負かされたとき、女性はこう思っている。
論破が得意な男がいる。
正しいことを言っている。
なのに女性に好かれない。
私はそういう男を何人も見てきた。
私は女性用風俗のセラピストを3年やってきた。
これまで1000人以上の女性と接してきた。
男性セラピストの教育もしてきた。
今回は「正しいことを言う男」がなぜモテないのかを話していく。
正しさで勝つと心は離れる
会話で言い負かす。
正論で黙らせる。
知識でマウントを取る。
その瞬間は気持ちいい。
勝った気になる。
だが一方で、その瞬間に女性に「ないな」と思われてしまう。
なぜなら、正しさで勝ちにいく行為は強さの証明ではなく、弱さの裏返しになるからだ。
モテる男性は論破をしない。
そんなことをしたところで何の意味にもならないからだ。
言い負かされた女性は、正直こう思っている。
「内心すごく傷ついた。その瞬間に、この人と一緒にいたくないなと思った」。
あなたが勝ったと思っているとき、相手はただただ不快な気分になっている。
そして、多くの場合、女性は不快になったことを出さず、そのままフェードアウトする。
一緒にいて不快な人と、一緒にいたいと思う女性はいない。
モテる男は正しくても勝たない
私が見てきたモテる男は、正論を言える場面でも言わない。
相手が間違ったことを言っても、わざわざ訂正しない。
「そうなんだ」と流す。
正しさで上回ることに興味がないのだ。
それでいて、ずっと尊敬されていた。
勝とうとしないことが余裕に見えるからだ。
なぜ正しさを振りかざすのか
正しさで勝とうとすることは、「俺を認めてほしい」という感情から来ていると思っている。
尊敬されたい。
頭がいいと思われたい。
女性はそれを弱さだと感じる。
そしてほとんどの場合、その弱さを一瞬で見抜いてしまう。
心理学に「地位なき権力」という言葉がある。
尊敬されていない人ほど、知識や正論で相手をねじ伏せようとするというものだ。(Fast et al., 2012)。
本当に地位がある男は誇示しない。
誇示しなくても、もう認められているからだ。
あるお客様が言っていた。
「女を下に見る男は、友達のことも下に見る」。
本当にこの通りだと感じた。
あなたが一度マウントを取る姿を見せた時点で、人間性まで見透かされていると思ったほうがいい。
女性が求めているのは、正しさじゃない
ここが、この話のいちばん大事なところだ。
正しさを振りかざすと、相手は寄り添ってもらえなかったように感じる。
むしろ、踏みにじられたように感じることもある。
正しいことを伝えるのは、本当の意味で相手のためになっている気がする。
だが、大事なのは相手の視点で考えることだ。
正しいことなんて、基本的には相手も分かっている。
それでも、ただ共感してほしいとき、寄り添ってほしいときがある。
そのときに、正しさを振りかざされたらどうだろう。
想像してみてほしい。
おそらく「この人は自分の気持ちを分かってくれなかった」、そう感じるのではないだろうか。
私が教えていたセラピストにも、知識が豊富で話も面白いのに指名が伸びない子がいた。
話を聞いていると、お客様の言葉をいちいち訂正していた。
正しさで相手を上回ることに必死だったのだ。
確かに、ビジネスや教育の場では正しさは大切だ。
だが、恋愛において正しさは、ほとんど意味を持たない。
むしろ悪影響になることもある。
そのセラピストに、正しさを振りかざすのをやめさせた。
すると、本指名が圧倒的に伸びた。
負けられるのは、強い男だけ
本当に強い男は、勝てる場面であえて引ける。
相手を立てる。
花を持たせる。
それで自分の価値が下がることはない。
むしろ上がることのほうが多い。
知識を見せびらかす男より、相手が困っているときに何も言わずに手を差し出す男のほうが好かれる、という実験もある(Anderson 2015/Flynn 2006)。
余裕とは、勝てる力を持ったうえで、それを振りかざさないことだ。
ここを間違えないでほしい。
勝てるのに勝たないのが余裕だ。
最初から勝てなくて黙っているのは、ただの弱さだ。
負けられるのは勝てる男だけ。
まず正しさで勝てる力をつける。
そのうえで、振りかざさない。
余裕とただの弱さは違う
ただ、ここは間違えてほしくない。
勝てるのに勝たないのが余裕だ。
最初から勝てなくて黙っているのはただの弱さだ。
この二つは、女性から見ると全然違う。
負けることができるのは勝てる男だけ。
まず勝てる力をつける。
そのうえで戦わない。
力のない人間が「俺は争わない主義だ」と言っても、それは逃げにしか見えない。
何でも譲る男もまた違う
ただし、何でも譲るのは違う。
媚びるのも違う。
それは弱さから出た優しさだ。
女性はそこも見抜く。
女性はすごく鋭い。
男性の弱さに関する鋭さはすさまじい。
取るべき行動はこうだ。
意見を求められたとき以外は、自分の意見を言わない。
そして、相手の感情に共感する。
女性が何か話しているとき、求めているのは正論じゃない。
「わかるよ」、「それは大変だったね」だ。
そこに自分の意見をのせてしまうと、また正しさの勝負になってしまう。
意見は持っていい。
むしろ、持つべきだ。
ただ、聞かれるまで出すべきではない。
正しさを考えない
論破王より、負けられる男が選ばれる。
あなたが選ばれないのは弱いからじゃない。
勝たなくていい場所で、正しさを振りかざしているだけだ。
一度、正しさで勝つことをやめてみてほしい。
そうすると、女性は「気持ちをわかってくれた」と思ってくれる。
以下の内容もすごく参考になると思うので、ぜひ読んでみてほしい。
▽ 女性の本音について、もっと知りたい人へ
・その「可愛い」が気持ち悪い理由
同じ「可愛い」でも、嬉しい時と気持ち悪い時がある。
その差を理解しないと気持ち悪いと思われ続ける。
・女性が言う『普通でいい』の本音
「普通でいい」を真に受けると一生モテない。
その言葉の本当の意味を知っておこう。
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さくら|女性心理の翻訳家
