【炭酸】風まかせ文芸部|ふわっとことばあそび
冷たい・・・
が、
心地よい冷たさ。
さほど時間もかからずに身体中がポカポカと温まってくる。
今、私は、湯温32℃の露天風呂に浸かっている。
入った途端、腕から胸から足、身体全体、皮膚全体がシュワシュワ泡に包まれた。
その泡をそっと撫でてみる。
泡は私の身体から惜しげもなく離れる。
が、またぞろ、身体中シュワシュワ小さな泡に包まれる。
ここは、知る人ぞ知る、川の真ん中に石で囲み湯を集めた正真正銘の露天風呂「ガニ湯」のある、長湯温泉。
そこに、建築家・藤森照信氏(タンポポハウス)が赤瀬川原平氏(ニラハウス)や南伸坊氏等と手掛けた、まるでジブリの世界のようなラムネ温泉館がある。

【外湯】ラムネ温泉(炭酸泉)
【泉温】 32度
【遊離炭酸】 1400ppm
【適応症】高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復等
炭酸ガスが含まれた湯は心臓病に効果があるとされているのですが、それは入浴することにより、体内に炭酸ガスが吸収され、それが全身の血管を拡張して血流を促進するためです。血流が促進されることで、血圧が下がり、それによって心臓の負担が減少することで、心臓の働きが改善されると言われています。
また、炭酸イオンの働きによって、皮膚の炎症を抑えたり、関節リウマチ、坐骨神経痛のような痛みや運動障害を伴う疾患などにも効果があります。長湯温泉は、重炭酸イオンとカルシウム、マグネシウムを多量に含み、その上に鉄分も含有していますので、アレルギー性疾患や慢性の皮膚炎、ジンマシンの改善にも効果が期待できます。
体の不調に悩んだら、『ラムネ温泉館』で湯治をお試しください。
自然を取り込んだ藤森照信作品を追いかけていた私は、大分の仕事があった際に、山を越え濃霧に襲われまた山を越え、苦労して遠回りをしてでも訪れたこのラムネ温泉。
今は、病気でたいがいの温泉には入れなくなった私だが、炭酸泉でこんな効用があるなら『入れるな』。
も一度、行きたいな。
オープン過ぎる「ガニ湯」は無理としても、「ラムネ温泉」とここ「長湯温泉」は超絶!オススメ!
ラムネ温泉に宿泊施設はないので長湯温泉に宿をとるといい。
長湯の湯もまたケッコウなモノであるから。
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