【薬膳レシピ】湿気と暑さで体が重だるい日に。おすすめの薬膳ごはん2選
この時期は、湿度と暑さが重なり、体が重だるく感じたり、食欲が落ちたりしやすい季節です。
薬膳では、このような湿気による不調を「湿邪(しつじゃ)」と考えます。
湿邪とは、体の中に余分な水分がたまり、むくみや胃もたれ、体の重だるさなどを引き起こしやすい状態のことです。
そんな季節は、余分な水分を外へ出しながら、胃腸の働きを助ける食材を取り入れるのがおすすめです。
今回は、暑い時期にぴったりの薬膳レシピを2品ご紹介します。
① 冬瓜とはとむぎ、鶏むね肉の湿気対策スープ
料理のポイント
冬瓜とはとむぎは、体にたまった余分な水分を外へ出しやすくすると考えられている食材です。
生姜を加えることで体を冷やしすぎず、暑い季節でも食べやすいスープに仕上がります。
材料(2人分)
冬瓜…300g
鶏むね肉…150g
はとむぎ(乾燥・下ゆで済み)…大さじ3
生姜…1かけ(千切り)
みょうが…1本
昆布だし…600ml
塩…小さじ1/2~
醤油…小さじ1~
作り方
① 冬瓜は皮を厚めにむき、ワタを取り除いて一口大に切ります。
② 鶏むね肉はそぎ切りにし、酒と塩少々(分量外)で下味をつけます。
③ 鍋に昆布だしと生姜を入れて火にかけ、沸騰したら冬瓜を加えます。
④ 冬瓜が透き通るまで約10分煮ます。
⑤ 鶏肉とはとむぎを加え、さらに5分ほど煮ます。
⑥ 塩と醤油で味を調えます。
⑦ 器に盛り付け、千切りのみょうがをのせたら完成です。
材料がそろわないときは
冬瓜 → 大根・ズッキーニ・きゅうり
はとむぎ → もち麦・押し麦
みょうが → 大葉・万能ねぎ
※きゅうりやズッキーニは火が通りやすいため、煮込みすぎないようにしましょう。
② とうもろこしと枝豆、豚肉の湿気対策炒め
料理のポイント
とうもろこしと枝豆は、胃腸の働きを助け、体に余分な水分をため込みにくくすると考えられている食材です。
豚肉を合わせることで、暑さで疲れた体にうるおいを補い、夏バテ対策にもおすすめの一品になります。
材料(2人分)
とうもろこし…1本
枝豆(ゆでてさやから出したもの)…100g
豚こま肉…150g
にんにく…1片(みじん切り)
赤唐辛子(輪切り)…お好みで少々
ごま油…大さじ1
酒…大さじ1~
醤油…大さじ1~
塩・こしょう…少々
作り方
① とうもろこしの実をとります。
② フライパンにごま油、にんにく、赤唐辛子を入れ、弱火で香りを出します。
③ 豚肉を加え、中火で炒めます。
④ 肉の色が変わったら、とうもろこしを加えて炒めます。
⑤ とうもろこしに火が通ったら枝豆を加え、さっと炒め合わせます。
⑥ 酒、醤油、塩・こしょうで味を調えたら完成です。
材料がそろわないときは
とうもろこし → 冷凍コーン
枝豆 → 冷凍枝豆・そら豆・グリーンピース
豚肉 → 鶏むね肉・厚揚げ
※お肉が苦手な方は厚揚げで代用するのもおすすめです。
食べるときの注意点
薬膳は毎日の食事に取り入れやすい健康法ですが、体質や体調によって合う・合わない食材もあります。
安心して楽しむために、次の点に気をつけましょう。
はとむぎは妊娠中の方は食べる量に注意し、心配な場合は医師に相談してください。
冬瓜とはとむぎは体を冷やす性質があるため、冷えが気になる方は生姜を少し多めに入れるのがおすすめです。
持病がある方や治療中の方、体調に不安がある方は、自己判断せず医師や専門家に相談してください。
まとめ
この時期は、湿度と暑さの影響で、体が重だるく感じたり、食欲が落ちたりしやすい季節です。
そんなときは、旬の食材を使った温かい料理を取り入れ、胃腸をいたわりながら過ごしてみましょう。
今回ご紹介したスープと炒め物は、どちらも身近な食材で作りやすく、毎日の食卓にも取り入れやすい薬膳レシピです。
薬膳というと難しく感じるかもしれませんが、旬の食材を選び、その日の体調に合わせて食事を整えることも薬膳の考え方の一つです。
毎日完璧を目指す必要はありません。
できることから少しずつ取り入れて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
夏の暑さで食欲が落ちるときは、食事だけでなく飲み物を工夫するのもおすすめです。
以前ご紹介した「クラフトコーラの作り方」も、ぜひあわせてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
