夏場になると切身の動きが鈍い…そんな時の打開策
あなたの売場、こんなことになっていませんか
夏になると、切身がなかなか動かなくなる。陳列していても売れ残り、閉店間際には値引きシールを貼る羽目になる——そんな経験、一度や二度じゃないはずです。
「骨取り魚が売れる」というのは、もうみんなわかっている。業界紙でも何度も取り上げられているし、実際に力を入れている会社では切身全体の半分以上が骨取り切身になっている。
でも、わかっていてもできない。その理由も、みんな同じです。
「忙しいのに骨なんて抜いてられるか。誰がすんねん。」
そう、これが現実です。毎朝せわしなく加工して、陳列して、鮮度管理して——その中で一本一本骨を抜く時間なんて、そう簡単には取れません。
現場担当者の「あるある」、全部わかります
売場を見渡すと、残っているのはだいたい同じパターンです。肩口の切身と尾の切身。2〜3切れ入りのパックの中に、形の悪いパーツが混ざっているやつ。切身コーナーが値引きの山になっている光景、見覚えありませんか。
それだけじゃない。お客さまから「骨があって食べにくい」と言われたこと、きっとあるはずです。子どもや高齢の方がいる家庭では、小骨のある魚は最初から選択肢に入らないことも多い。そのうえ「魚は調理が面倒」というイメージが根強くて、そもそも手に取ってもらえない。
骨取り魚を展開したい気持ちはある。でも手間は増やしたくない。人手もない。このジレンマ、鮮魚担当者なら誰もが感じていることだと思います。
そもそも、なぜ今「骨取り」なのか
少し背景を整理しておきましょう。
日本人の魚の消費量は減り続けていますが、全部の魚が減っているわけではありません。鮭、マグロ、ブリといった「小骨が少ない魚」はそれほど減っていない。一方で、アジやカレイのような小骨の多い魚はどんどん食べられなくなっています。
※出典:水産庁「令和5年 水産白書 図表1-5」
https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r05_h/trend/1/t1_1_2.html
これは偶然ではありません。高齢化が進み、もともと噛む力・飲み込む力が弱いお年寄りの人口が増え続けています。同時に、子どもも小骨が喉に刺さりやすいもの。「骨が怖い」「食べにくい」という理由で魚を避ける層は、これからも増えていく一方です。
さらに、今の消費者が料理に求めているのは「時短」「簡単」「便利」。
ところが、切身魚の提案は「塩焼き・煮付け」などの提案がほとんどで、
このトレンドワードとはかけ離れています。骨のついた切身が売れなくなったのは、ちゃんと理由があるんです。
そんな逆風の中で唯一好調なのが、骨取り切身です。ある量販店の切身売上ランキングを見ると、トップは「骨取りの生銀鮭切身」で、売上全体の
約52%が骨取り切身で占められていました。
手間をかけずに骨取りを実現する、たったひとつのヒント
「でも骨を抜く時間がない」という現実は変わらない。そこで知ってほしいのが、骨取りの考え方そのものを変えるという発想です。
ヒント①:骨を「抜かなくていい」パーツを使う
実は魚の体には、もともと骨がない部位があります。一般的に、排泄口より後ろ(尾側)の部分は、骨がない魚種が多い。つまり、尾の切身を使えば、骨抜きの作業をしなくても「骨取り」という付加価値がつくんです。

しかもこの尾の部分の切身は、もともと見た目が地味で値引きになりやすいパーツ。それを逆手に取って、小切れとして展開すれば、値引き販売していたものが付加価値商品に変わります。
ヒント②:「小切れ」という形が、時短ニーズを一気に解決する
小切れとは、通常の半分程度(30〜40g)にカットした切身のこと。この
サイズにするだけで、調理時間が大幅に短縮されます。フライなら短時間で揚がる。フライパン調理との相性も抜群で、少量の油で焼くように仕上げられる。生食で食べられる魚であれば、片面1分のレアステーキ風という提案もできます。
現代の消費者の多くはフライパンで魚を調理しています。そのフライパン調理にちょうどいいサイズが、小切れなんです。

骨取り小切れは、難しい技術も特別な仕入れも必要ありません。今ある魚の、今まで値引きにしていたパーツを見直すだけでいい。その答えは、すでにあなたの売場の中にあります。
無料でお使いいただけるPOPをご用意しました
ここまで読んでいただいた方へ。
骨取り小切れを展開するとき、「どうお客さまに伝えるか」で売れ方が大きく変わります。そのための売場POPを1枚、無料でご用意しました。
↓↓ こんなデザインです ↓↓

さらに使えるPOPをご用意しています
上のPOP1枚だけでも十分使えますが、
小切れの特徴を伝えるPOP(フライや揚物・時短・お弁当用)
お弁当向けPOP(切身が小さいのでお弁当にもピッタリ)
これら2枚は、配信している有料記事(¥980)でお渡し予定です。
売場づくりの考え方を解説します。
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