高校留学で人気急上昇!カナダ・マニトバ州の治安は?"数字"と"暮らし"のリアルな差【全4回シリーズ③】
全4回シリーズの第3回です。
ここまで、カナダ・マニトバ州にスポットを当てて「費用」「英語サポート」とお伝えしてきましたが、今回のテーマは、留学において多くの人が一番気になると言ってもいい「治安」です。
「治安は大丈夫?」―留学相談で必ず聞かれる質問
「カナダの高校留学で費用が安いのは助かるけど、そもそもマニトバ州の治安は大丈夫なんでしょうか?」という質問もよく聞きます。
特にマニトバ州は日本人にとって馴染みの薄い土地なので、「一人で海外に送り出して、本当に安全なのかな…」という不安は、より大きくなりやすいと思います。
ここで大事なのは、漠然とした心配のまま留学をあきらめてしまうことでも、逆に「海外は安全だから大丈夫」と根拠なく思い込むことでもなく、正確な事実を知ったうえで、正しく備えることです。
今回は、数字と実際の暮らしの両方から、マニトバ州の治安についてお伝えしていきます。
マニトバ州のホストファミリーは、全員が審査を通った家庭だけ
まず知っておいていただきたいのが、留学生が生活するホストファミリーについてです。
マニトバ州では、留学生を受け入れるすべてのホストファミリーが、教育委員会による審査を通過しています。
犯罪歴の確認などを含む身元調査をクリアした家庭だけが、留学生を迎え入れることができる仕組みです。
「知らない土地で、知らない家族と暮らす」という状況そのものに不安を感じる方もいると思いますが、家庭という一番身近な生活環境については、こうした形でしっかりとした安全網が用意されています。
誰でも簡単にホストファミリーになれるわけではない、という点は、まず知っておいていただきたい事実です。

留学生が実際に配置されるのは、落ち着いた住宅街エリア
次に、留学生が実際にどこで暮らすのかという点です。
マニトバ州・ウィニペグ市内には複数の教育委員会がありますが、留学生の多くが配置されるのは、南部の「Pembina Trails」や、閑静な住宅街が広がる「Louis Riel」といった、落ち着いたエリアです。
さらに、ドーフィン周辺のMountain View学区や、南西部の農村エリアを管轄するStudy Manitobaのような郊外・ルーラルエリアになると、都市型の犯罪とはほぼ無縁の、のどかな環境が広がっています。
「マニトバ州の治安」とひとくくりに考える前に、まずは留学生が実際に暮らす場所を知っておくことが大切です。
どのエリアに配置されるかによって、日々の生活で感じる安心感はかなり変わってきます。

犯罪発生率は全国平均の2倍。でも集中しているのは、留学生とは無縁のエリア
一方で、正直にお伝えしておきたい数字もあります。
ある犯罪統計調査によると、ウィニペグ市の暴力犯罪発生率は、カナダ全国平均のおよそ2倍で、調査対象となった37の主要都市の中でも高い水準にあります。
この数字だけを見ると、不安になるのも当然だと思います。
ただ、こうした事件の多くは、ウィニペグ中心部のダウンタウン周辺にある特定のエリアや、夜間の特定のコミュニティで局地的に発生している傾向が強いこともデータから分かっています。
つまり、都市全体の平均データと、留学生が実際に生活する場所とのあいだには、はっきりとした距離があるということです。
ニュースで見かける「物騒な数字」と、留学生の日常とは、切り離して考える必要があります。

唯一気をつけたいのは、夜のダウンタウンに近づかないこと
とはいえ、備えが一切いらないわけではありません。
留学生自身が、北米で暮らすうえでの基本的な防犯意識を持っておくことは大切です。
具体的には、夜間にダウンタウンに出歩かない、危険と言われる特定のエリアには近づかない、といったシンプルな心がけです。
これはバンクーバーやトロントのような大都市でも同じことが言えて、どの都市にも治安の面で注意が必要なエリアは存在します。
都市全体の統計だけでその土地を「危険」と決めつけるのではなく、基本的な備えを持ったうえで暮らすことが、どこの国・地域であっても大切だと思います。

統計の数字が語らない、留学生の実際の生活
数字だけを見れば、不安になる要素があるのは事実です。
ですが、審査を通ったホストファミリーのもとで、落ち着いた住宅街から通学し、基本的な防犯意識を持って生活する留学生の日常は、統計の数字が示すイメージとはかなり違うものになります。
大切なのは、怖がりすぎることでも、根拠なく安心しきることでもなく、事実を知ったうえで「正しく怖がる」ことだと僕は思っています。
次回はいよいよ最終回です。
ここまでお伝えしてきた費用・学び・暮らしのメリットを踏まえたうえで、正直にお伝えしておきたい留意点についてお話しします。
僕自身、娘のエリンを送り出すときも、治安については人一倍調べました。
海外生活のリスクとの向き合い方については、留学パパが書き下ろした書籍『中高生の海外留学 知るたび、自分と未来が広がる本』でも詳しくお伝えしているので、よければ参考にしてみてください。
留学の基礎知識から、英語力、生活の不安、そして親御さんの疑問まで、包み隠さず本音で語っています。

そして、「実際のところ、マニトバ州のどのエリアなら安心なんだろう」「うちの子にはどんな環境が合っているんだろう」と具体的に知りたくなったら、ぜひ無料相談・無料カウンセリングでご相談ください。
アメリカの大学留学経験者であり、娘の高校留学を応援してきた親の立場の留学パパと、15歳で英語力ゼロからカナダの高校に留学したエリンが、皆さんの不安や疑問について、一緒に考えていきます。
無理な「押し付け」や「留学ありき」の話は一切しません。
ぜひお気軽にメッセージくださいね。

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