入門書は知的な刺激で満ちている。『ここちよさの建築』他
入門書は面白い
入門書には、独特の魅力があると思う。
「○○入門」と題されているだけで、
思わず手に取ってしまう方も多いのではないだろうか。
新しい知識は常に刺激的だ。
だから入門書は大好きである。
しかも、そうした本には良書が少なくない。
『現代思想入門』
『哲学史入門』
『ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門』
枚挙に暇がない。(ページ下にリンクを張っておく)
パラパラとめくるだけで、
気づけば世界の見え方そのものが変わっている。
そんな一冊に出会うことがある。
『ここちよさの建築』
さて、今回読んだのは、『ここちよさの建築』。
NHK出版の「学びのきほん」シリーズらしく、
手に取りやすい価格、気軽に読める一冊だ。
「建築って、なんか知ってたらカッコいいよなぁ」
そんな邪な気持ちで読み始めたが、
これが実に興味深い。
というのも、
この本は建築を解説する書籍でありながら、
実際には「社会をどう見るか」を教えてくれる本だったからだ。
建築というレンズを通して、社会を見る。
考えたこともなかった。
読み終えたあと、
街の風景が少し違って見えるようになるだろう。
要所を一言で言うと
この世の建物は、
単に人を雨風から守るための箱ではない。というところ。
それぞれが、ある目的を実現するための「舞台装置」なのだと考えると、見え方が変わる。
オフィスは働くための舞台。
学校は学ぶための舞台。
ショッピングモールは消費するための舞台。
病院は治療を受けるための舞台。
そして家でさえ、
休息し、英気を養い、
再び社会へ向かうための舞台として捉えることができる。
そしていまや、家は消費の大きな大きな舞台装置でもある。
そう考えると、ひとつの疑問が浮かぶ。
家の機能は、なんだ?
社会によって「消費」と「仕事の準備」の
舞台装置にさせられてやしないか?
ただ、本来そこにあったはずの
「何気なく考えごとをする時間」や、
「何もしないことの心地よさ」は、
少しずつ居場所を失っているのかもしれない。
この本は、建築の入門書だ。
しかし、読み終えたあとに残るのは、
建築に関する知識ではありません。
「わたしはどう生きていこうか。」
そんな問いを与えてくれる一冊だ。
【その他のおすすめの入門書】
『ここちよさの建築』のように、
入門書には新たな視点を授けてくれるような面白さがある。
私の好きな入門書を、いくつか紹介する。
いずれも知的な刺激に満ちた一冊である。
アウトライナー実践入門
タスク管理、執筆、発想法
全てが完結するツールの入門書。
これがなければ私はnoteを書いていないと思う。
現代思想入門
難解な現代思想を分かりやすく説明した一冊。
とにかく売れた一冊。
千葉先生の本は「センスの哲学」も面白いのでおすすめ。
ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門
noteをやり始めた初期に読んだ一冊。
誰かに自分の好きなものを届けたいと思ったら、読むといい。
哲学史入門
哲学の入門は何回やっても難しいけれど、
何回読んでも面白い。
これは近年出た入門で読みやすくユーモア溢れる解説者が多いのでいいと思う。箸休め的にどうぞ
この投稿はAmazonアソシエイトに参加しています
【私の読書スタイル】
KindleUnlimited
3ヶ月無料キャンペーン中なので、
ガンガン本を読みましょう。まず損はないです。
KindlePaperwhite
KindlePaperwhiteを買ってから、
読書時間がかなり増えました。不思議だ、、、。
【自己紹介】はじめての方はこちらもどうぞ
【本紹介】マガジンもフォローお願いします!
