【副業挑戦】44歳、もう「8823」
こんにちは!ろくろくです。
前回、「夢追い虫」という記事を書きました。

40代になって、夢を諦めることに慣れていた。
それなのに、また夢を持ってしまった。
そんな話です。
今回は、その続きです。
夢を持ったら、次にすることがあります。
「動くこと」です。
大きな一歩じゃなくてもいい。
まずは、自分ができることから始める。動いてみる。
そうやって少しずつ動いていると、不思議なことに、今まで見えていなかったものが見えてきます。
そして、あることに気づきました。
自分の前には、いつの間にか「塀」ができていたのです。
スピッツの「8823」という曲をご存じでしょうか?
この曲を聴くと、私は「あの塀の向こう側」という歌詞に惹かれます。
塀の向こう側。
そこには何があるのでしょうか。
今いる場所からは、見ることができません。
だから、気になります。
私にも、そんな塀があります。
「もう44歳だから」の塀。
「今の仕事があるから」の塀。
「家族がいるから」の塀。
「責任があるから」の塀。
「そんな簡単にはいかない」の塀。
塀はどんどん増えて、どんどん高くなっていきます。
進撃の巨人か。
これまでの人生で、そういった言葉を何度も言ってきました。
どれも現実です。
簡単に無視していいものではありません。
でも、いつの間にか私は、自分自身の可能性まで一緒に閉じ込めていたのかもしれません。
塀の向こう側に何があるのか。
行ってみなければ誰にも分かりません。

「8823」には、「赤い炎の誘惑」という歌詞が出てきます。
かっこいいですねー。
私はこの言葉が好きです。
夢や挑戦には、どこか炎のようなものがあります。
見ているだけでも惹きつけられる。
近づけば熱い。
もしかすると火傷するかもしれない。
それでも、なぜか目を離せない。
見入ってしまう。
私にとって、今がそうなのかもしれません。
「やってみたい」という気持ちが、消えてくれません。
一度は諦めたつもりだったのに。
現実を考えれば考えるほど、
やめておいたほうがいい、という理由はいくらでもあるのに。
それでも、やってみたい。
もう一度だけ。
そう思って、少しずつ動いています。
「8823」には、「誰よりも速く駆け抜け」という歌詞もあります。
この歌詞を聴くと、その勢いに背中を押されるような感覚があります。
もちろん、私が今から誰かと競争するわけではありません。
44歳です。
若い頃のような勢いもありません。
でも、だからといって、立ち止まっていなければならない理由もありません。
昨日より少し前へ。
先月より少し前へ。
去年の自分が想像していなかった場所へ。
速くなくてもいいんです。
自分なりの速度で進めばいい。
そう思っています。
そして、「8823」の中で特に強く残る歌詞が、
「君を自由にできるのは、宇宙でただ1人だけ」
という歌詞です。
サビの最後です。
若いときは、この曲はラブソングだと思っていました。
君を自由にできるのは、「僕」だけだよ、と。
そんな強い愛の歌なんだと。
自信満々の「僕」の歌なんだと。
でも、今聞くとちょっと違って聞こえます。
誰かが自分の人生を変えてくれるわけではありません。
環境が変わるのを待っていても、何も始まりません。
もちろん、周りの人の支えは大切です。
でも、自分で自分をどうするのか。
最後に決めるのは、自分自身です。
だから、
君を自由にできるのは、宇宙でただ一人だけ。
「それは君自身」。
「もう遅い」と決めるのも自分。
「まだやれる」と決めるのも自分。
一歩踏み出すのも自分です。
だから私は、もう少し自分を信じてみようと思います。
夢を持った。
動き始めた。
でも、まだ何も成し遂げていません。
この先どうなるのかも分かりません。
それでも、以前の自分とはちょっと違います。
今までは、塀のこちら側から向こうを眺めているだけでした。
「高いなー」と眺めているだけで、登ろうとも思っていませんでした。
今は、その塀の向こう側へ行ってみようとしています。
もしかすると、そこには何もないのかもしれません。
炎があって火傷するかもしれません。
でも、それでもいい。
自分の目で確かめてみたい。
見ないまま後悔はしたくありません。
44歳になって、もう一度走り始める。
若い頃のように無我夢中ではありません。
いろいろ考えます。
知恵を絞ります。
戦略を練ります。
そして、迷います。
立ち止まることもあります。
足ももつれます。
それでも、また歩き出します。
そしていつか、あの塀の向こう側に立ったとき、
「あのとき、行ってみてよかった」
そう思えたらいいですね。
44歳。
まだ、ここからです。
「8823(ハヤブサ)」はもう羽ばたいています。
今は振り向かず
進んでいきます。
ろくろく


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