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IllustriousユーザーがAnimaへ移行したらこう変わる -ComfyUIではなくNeoでAIイラスト制作するまで-

はじめに

いつも記事を閲覧いただきありがとうございます。

私はこれまで、Stable Diffusion Web Forge上でIllustrious系モデルを利用してAIイラストを制作していました。

実際に数千枚以上のイラストを生成してきましたし、現在Xへ投稿しているイラストのほとんどもこの環境で作成しています。
最近、AIイラスト界隈では「Anima」という新しい世代のモデルが話題になっています。

Xを見ていると、

  • Anima綺麗すぎる

  • 表現力が段違い

といった声を聞きます
一方で、

  • ComfyUIが難しそう

  • 導入方法がよく分からない

  • 今までのForge環境を捨てたくない

  • 興味はあるけど移行する勇気が出ない

という方も多いのではないでしょうか。
実際、私もそうでした。
私は長い間Illustrious環境でイラストを作ってきましたが、最終的にAnimaへ移行しました。

ただし、

ComfyUIには移行していません。
私が選んだのは、これまでのStable Diffusion Web Forgeとほぼ同じ操作感で利用できる「Stable Diffusion Web Forge - Neo」です。

Stable Diffusion Web Forge - Neoの画面

この記事では、

  • なぜAnimaへ移行したのか

  • なぜComfyUIではなくNeoを選んだのか

  • 実際の導入手順

について解説します。

この記事は、「これまでIllustriousでイラストを作ってきたけど、Animaへの移行方法がよく分からない」という方向けの記事です。


なぜAnimaへ移行したのか

まずはこちらをご覧ください。

(Illustriousで生成した作例)
(Animaで生成した作例)

どちらも同じキャラクターですが、実は一番驚いたのは絵柄そのものではありませんでした。
私がAnimaへ移行して最も衝撃を受けたのは、「モデルが人間の言葉を理解している感覚」です。

これまでのIllustrious系モデルでは、

1girl,
smile,
looking at viewer,
long hair,
outdoors,

のようにタグを並べてプロンプトを書くことが多かったと思います。
もちろんAnimaでもタグ形式は利用できます。
しかしAnimaは、自然言語を非常に強く理解します。例えば、

A cheerful girl with long hair smiling at the viewer in a sunny park.

のような文章でもしっかり意図を汲み取ってくれます。
最初に試したときはかなり驚きました。
まるでChatGPTにイラストの内容を説明しているような感覚です。

さらに、

A shy girl trying to hide her embarrassment while smiling awkwardly.

のような、

  • 恥ずかしそう

  • 気まずそう

  • 少し困っている

といった感情表現も柔軟に解釈してくれます。
これまでタグを組み合わせて苦労していた表現が、文章で伝えられるようになった印象です。

そんな「思い通りのイラストを作りやすかったから」というのを確かめるために試しにAnimaを使ってみましたが、予想以上に良いモデルでした。


ComfyUIじゃないとダメなの?

Animaについて調べると、多くの記事や動画でComfyUIが紹介されています。
そのため、
「Animaを使うにはComfyUIが必須なんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。

結論から言うと、私は「Stable Diffusion Web Forge - Neo」をおすすめします。


なぜNeoを選んだのか

理由は非常にシンプルです。UIがほぼ同じだからです。
今までForgeを使っていた方なら、おそらく数分で慣れると思います。
Forgeであればモデルを選び、プロンプトを書き、Generateを押す。

基本的な流れはほとんど変わりません。

一方でComfyUIはノードベースのUIです。
私はイラストから動画を制作する過程でComfyUIを使っていましたが、正直UIが気に入りませんでした。

ComfyUIの従来画面

慣れれば非常に強力です。
ただし、

  • VAE

  • Text Encoder

  • Loader

  • Sampler

などを自分で接続する必要があります。
私も実際に試しましたが、正直な感想としては、「イラストを描きたいのであって、ノードを組みたいわけではない」でした。

もちろんComfyUIを否定するつもりはありません。
高度なワークフローを組みたい人には素晴らしい環境だと思います。

しかし、

  • 今までForgeを使ってきた

  • とりあえずAnimaを触ってみたい

  • 学習コストを最小限にしたい

という方にはNeoの方が圧倒的におすすめです。


今回使用する環境

今回私が構築した環境はこちらです。

  • Stability Matrix

  • Stable Diffusion Web Forge - Neo

  • Anima

  • Windows 11

  • RTX 5060 Ti 16GB

もちろんGPUが違っても導入可能です。


1. Stability Matrixを準備する

まだ導入していない方は、まずはこちらから導入してください。
Stability Matrix公式サイト
インストール方法については以前の記事で解説していますので、今回は省略します。


2. Forge Neoをインストールする

Stability Matrixを起動します。左側のメニューから
Packagesを開いてください。
続いてAdd Packageをクリックします。

一覧からStable Diffusion Web Forge - Neoを選択してインストールします。

インストールが完了したら起動できることを確認してください。


3. Animaをダウンロードする

続いてAnima本体をダウンロードします。
Stability Matrixの「モデルブラウザ」からダウンロードするのが早いです。
Animaのモデルだったら何でも良いのですが、初めての方はとりあえず下記の「anima_baseV10.safetensors」を選んでおくと良いです。

ダウンロードしたファイルは下記のパスに配置されます
(CiviAIなどから自分でダウンロードした場合は手動で下記のパスに配置してください)

StabilityMatrix\Packages\Stable Diffusion WebUI Forge Neo\models\Stable-diffusion
モデルブラウザ画面

4. qwen_image_vaeを配置する

Neo環境ではVAEも必要になります。私が利用したファイルはこちらです。

qwen_image_vae.safetensors

ダウンロード後、

StabilityMatrix\Packages\Stable Diffusion WebUI Forge Neo\models\VAE

へ配置してください。


5. Text Encoderを配置する

続いてText Encoderを配置します。私が利用したファイルはこちらです。

https://huggingface.co/Qwen/Qwen3-0.6B-Base/blob/refs%2Fpr%2F1/model.safetensors

qwen_3_0.6b_base.safetensors

配置先はこちらです。

StabilityMatrix\Packages\Stable Diffusion WebUI Forge Neo\models\text_encoder

6. Forge Neoを起動する

必要なファイルの配置が終わったらForge Neoを起動します。
Checkpointで先ほどダウンロードしたAnimaのモデルを選択します。
続いてVAEとText Encoderを選択してください。
「qwen_image_vae.safetensors」「qwen_3_0.6b_base.safetensors」を選択して下記の画像のような表示になっていればOKです。


7. とりあえず1枚生成してみる

ここまで来たら、まずは1枚生成してみましょう。
難しいことはまだ考えなくて大丈夫です。
最初はIllustriousの時と同じプロンプトでも良いと思います。
ただし、Illustriousで使用していたLoRAは使用できませんので、タグなどは削除してください。

できたイラストがこれ

Anima最初の1枚

おそらくここで、「なんか今までと違うな」と思うはずです。
私もそうでした。あふれ出るコレジャナイ感…(笑)
そしてここから、

  • Anima向けのプロンプト

  • Anima向けのLoRA

  • 自分の画風の再現

を考える段階に入ります。


次回予告

Animaへ移行した直後の私はこんな感想を持っていました。
「綺麗だけど、自分の絵じゃない」
Animaは確かに高品質です。
しかし、長年Illustriousで育ててきた自分の画風とは少し違いました。

そこで私は、これまで生成してきた約80枚のイラストを学習データとして利用し、自分の画風を再現するためのLoRAを作成しました。
その自作LoRAを使用してできたイラストがこちらです。

かなり良い感じで仕上がりましたね。

次回の記事では、

  • 学習画像の選び方

  • anima-lora-workspaceの導入

  • sd-scriptsの導入

  • 学習設定

  • LoRA作成

  • Neoでの利用方法

について解説します。
Animaの高品質さと、自分の画風。
その両方を手に入れたい方は、ぜひ次回も読んでいただければと思います。


おわりに

AIイラストの世界は、この1年だけでも大きく変化しました。
そして今、また新しい世代へ移行しようとしています。

もちろんIllustrious環境も今なお優秀です。ですが、新しい技術に触れてみることで見える景色もあります。
まずは環境だけでも作ってみてください。
細かい設定や調整は、その後ゆっくり覚えていけば大丈夫です。

この記事を読んで、Animaに移行できた!という方、特にお礼はいらないので、Xをそっとフォローしていただき、他の方にも拡散していただけるだけでも嬉しいです。
では、良きAIイラスト作成ライフを。


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