都心にもある「止まれ」も信号機もない交差点
市街地の交差点には通常、従道路側に「止まれ」標識がある。これがないと交差点での出会い頭の事故が起こる可能性があるからだ。「止まれ」標識は全国で約170万ヶ所と、全国で約600万本ある道路標識のうち約1/3を占めるという、最も設置数が多い標識のひとつであるのも頷ける。しかし、この設置数をもってしても、日本全国のすべての信号機なし交差点をカバーできない。

交差点の従道路には「止まれ」標識が設置されている。
市街地から離れた郊外や、都心から離れた市街地では、「止まれ」標識がない交差点は多数存在する。交通がほとんど無い交差点であれば、問題ない。

郊外では「停止指導線」または線がない状態の交差点も多い。
しかし、一方で東京都心のど真ん中で、往来が多い交差点でも、信号機も「止まれ」標識も無い場所がそれなりにあるのはご存知だろうか。
たとえば、東京都千代田区駿河台、JR中央線御茶ノ水駅を降りてすぐ南側の路地には、そのような交差点が3箇所ある。うち2箇所は交通量が多い通りと交差している。

青い矢印方向に進むと、従道路にもかかわらず「止まれ」標識も信号機もないまま交差点に入る。

一番左の左向き矢印の交差点。紅梅通りが明大通りに突き当たる交差点。交通や歩行者の往来が激しいにも関わらず、この交差点には信号機も「止まれ」標識もない。

一番上の上向き矢印の交差点。御茶ノ水仲通りが茗渓通りに突き当たる交差点。交通や歩行者の往来が激しいにも関わらず、この交差点にも信号機も「止まれ」標識もない。
東京都心には、他にもこのような交差点がまだまだたくさんある。多くは、古くからある細い生活道路だが、中にはそうでないものもある。

横断歩道標識だけあり国道17号につながっている。

行き止まりの狭い道から出てくる交差点は、指定方向外進行禁止標識のみあり、停止線もない。

バス停に阻まれているが、人形町通りに通じる狭い生活道路にも、指定方向外進行禁止標識のみあり、停止線もない。

皇居のすぐ近くのバス駐車場出口の交差点も
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